どら
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 感動詞 〙 何かを決心したり思い立った時などに発することば。「どらどら」と重ねていうこともある。さて。どれ。[初出の実例]「どらどら真(ほん)…
よ‐こうしゃく(‥カウシャク)【夜講釈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「よごうしゃく」とも ) 四辻、または空屋・寺子屋、後には寄席で、夜興行した講釈。よこう。[初出の実例]「夜講釈(ヨカウシャク)をき…
めん‐ばれ【面晴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「めんぱれ」とも ) 疑いを晴らすこと。恥をそそいで面目を立てること。また、そのための証拠となるもの。[初出の実例]「保名が家名は…
だんのうらかぶとぐんき【壇浦兜軍記】
- 精選版 日本国語大辞典
- 浄瑠璃。時代物。五段。文耕堂・長谷川千四合作。享保一七年(一七三二)大坂竹本座初演。近松門左衛門作「出世景清」の改作。三段目の口で、畠山重…
はなれ‐や【離家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人里から離れて建っている家。ひとつや。一軒家。[初出の実例]「谷みつ越てはなれ屋が有 月水の月の水上たづね見ん〈宗因〉」(出典:俳…
芳村 伊千三郎 ヨシムラ イチサブロウ
- 新撰 芸能人物事典 明治~平成
- 肩書長唄協会参与 本名鈴木 文喜智(スズキ ブンキチ) 出身地静岡県 島田市 経歴60年近く歌舞伎長唄立唄の唄方を務め、「勧進帳」「大薩摩」などを得…
大和フーヅ
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「大和フーヅ株式会社」。英文社名「YAMATO FOODS CO., LTD.」。小売業。昭和47年(1972)設立。本社は東京都港区港南。ゼンショー子会社。外…
あら‐や【新屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 新築の家。新宅。② 処女。[初出の実例]「酌に出た小女童(こめろ)とらへて、ぬしめはたしかにあら屋じゃ」(出典:洒落本・浪花色八卦(17…
こん‐ろう(‥ラウ)【軒廊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 屋根つきの渡り廊。多く宮殿と対の屋とのつなぎに敷設する。特に、宮中の紫宸殿東面の階下から宜陽殿に続く吹きさらしの廊をいう。[初出…
じ‐かり(ヂ‥)【地借】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、主として家屋を建てるために、土地を借りること。また、その人。[初出の実例]「一 町中にて借屋店借り地かり之者欠落仕候はば…
した‐お(‥を)【下夫・前夫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 前につれそっていた夫。先夫。ぜんぷ。⇔後夫(うわお)。〔二十巻本和名抄(934頃)〕[初出の実例]「さればこなたの縁組の印に参り候が、し…
せけん‐でら【世間寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 戒律を守らない世間僧の住む寺。俗気を離れない寺。浮世寺(うきよでら)。生臭寺(なまぐさでら)。[初出の実例]「寝屋の月或は情かまほこも…
しゅじん‐もち【主人持】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仕えている主人があること。また、主人に仕えている人。しゅうもち。[初出の実例]「抑々此の夜叉五郎と言ふは、主人持(シュジンモチ)にて…
くじゃく‐ながや【孔雀長屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸時代、浅草田町から日本堤にかかるところにあった長屋の名称。孔雀の尾のように、この長屋のはずれに美人がいたから(随・墨水消夏録(1805))…
きりくみ‐え(‥ヱ)【切組絵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 錦絵(にしきえ)の一つ。切り抜いて組み合わせや細工ができるようにしたもの。[初出の実例]「江戸以来の東みやげ、極彩色の武者画や似顔絵…
こうべ【頭】 を=割((わ))る[=割((わ))らす]
- 精選版 日本国語大辞典
- ① あたまを、わって砕く。② あれこれと、心を砕いて考える。思案をこらす。思案にふける。[初出の実例]「染物屋の夫婦、渡世を大事に、正直の頭(カウ…
小柳酒造
- 事典 日本の地域遺産
- (佐賀県小城市小城町903-1)「佐賀県遺産」指定の地域遺産〔第2005-9号〕。明治から昭和にかけて建てられた酒造工程の一連の建物群が現存し、町屋建築…
あくしょ‐やど【悪所宿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 遊女、陰間などを呼んで遊興する家。揚げ屋、野郎宿など。あくしょうやど。[初出の実例]「昼の月見夜の花見世のつねをはなれ、人のせぬ事…
うぶや‐そうぞく(‥サウゾク)【産屋装束】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 産屋にいるときに着る白装束。産屋ではすべて白色を用いる習わしとなっていた。[初出の実例]「母屋(もや)の御簾(みす)の内にぞうぶ屋さう…
かし‐かし
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 ( 副詞「かし」を重ねた語 )① =かし〔副〕[初出の実例]「クギ、クサビナドヲ caxicaxito(カシカシト) シムル」(出典:ロドリゲス日本大…
おはなはんしち【お花半七】
- 精選版 日本国語大辞典
- 刀屋の手代半七が、遊女お花と情死した事件を題材とした作品の通称。主なものに近松門左衛門作「長町女腹切(ながまちおんなのはらきり)」、近松半二…
オールド‐ボーイ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] old boy )① =オービー(OB)② いつまでも、若かった学生時代の気分でいる男の老人をからかい半分にいうことば。[初出の実例]…
人形佐七捕物帳〔松方弘樹:1977年〕
- デジタル大辞泉プラス
- 日本のテレビドラマ。放映はテレビ朝日系列(1977年4月~12月)。原作:横溝正史。神田お玉が池に住む岡っ引き・人形佐七を主人公とする時代劇。佐七…
旧堀田邸
- デジタル大辞泉プラス
- 千葉県佐倉市にある佐倉藩藩主、堀田正倫の邸宅。明治時代に建てられた主屋5棟、土蔵、門番所は「旧堀田家住宅」として国の重要文化財に、庭園は「旧…
吹田文化創造交流館
- デジタル大辞泉プラス
- 大阪府吹田市にある文化施設。仙洞御料庄屋を務めた西尾家の屋敷で一般公開されている。主屋、茶室の積翠庵などは「旧西尾家住宅」として国指定重要…
おんばしら【御柱】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 長野の日本酒。酒名は、諏訪大社の奇祭「御柱祭り」にちなみ命名。冷やでも熱燗でも飲める本醸造酒。原料米はしらかば錦、ヨネシロ。仕込み水は鉢伏…
春秋軒一葉(3代) (しゅんじゅうけん-いちよう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1854 江戸時代後期の華道家。江戸下谷で酒舗巴屋をいとなむ。2代春秋軒一葉に遠州流をまなび,春松軒と号し,のち3代をつぐ。隠居後,松軒一星とあ…
如棗亭栗洞 (じょそうてい-りつどう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1720-1791 江戸時代中期の狂歌師。享保(きょうほう)5年生まれ。大坂の人。栗柯亭木端(りっかてい-ぼくたん)の門人。寛政3年10月17日死去。72歳。通…
千鶴庵万亀 (せんかくあん-ばんき)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代後期の戯作(げさく)者,狂歌師。江戸桜田久保町にすみ,狂歌は七珍万宝(しっちん-まんぽう)の社中。文化(1804-18)ごろの人。通称は松井…
マインドアップ
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「株式会社マインドアップ」。英文社名「MINDUP Corp.」。製造業。平成3年(1991)設立。本社は甲府市中村町。日用品メーカー。口腔衛生製品の…
今昔操年代記 いまむかしあやつりねんだいき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 浮世草子体の浄瑠璃史書。正本屋九左衛門 (→西沢一風 ) 著。上下2巻。享保 12 (1727) 年刊。古浄瑠璃末期から義太夫節成立期までの事情や近松門左衛…
【患毒】かん(くわん)どく
- 普及版 字通
- 甚だにくむ。〔宋書、思話伝〕思話十許(ばかり)の、未だ書を知らず。遨を以て事と爲す。好んで屋棟に騎(の)り、細鼓を打ち、鄰曲を暴す。之れを患毒…
【廚冷】ちゆうれい
- 普及版 字通
- 台所がわびしい。貧しい生活。唐・白居易〔(劉)夢得の貧居詠懐~に酬ゆ〕詩 廚冷やかにして、烏を留めて屋に止まらしむることく 門閑にして、雀…
かきがら‐やね【牡蠣殻屋根】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 牡蠣殻ぶきの屋根。かきやね。[初出の実例]「五月雨に石花(かき)がら屋根を海辺哉〈重信〉」(出典:俳諧・玉手箱(1679)二)「此浦の蠣が…
き‐もくぞう(‥モクザウ)【木木像】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =もくぞう(木像)〔男重宝記(元祿六年)(1693)〕② 木像のように、人情を解しない堅苦しい人のたとえ。堅物。[初出の実例]「わいら…
じつ‐いき(‥ヰキ)【日域】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =じちいき(日域)[初出の実例]「日域 ジツイキ」(出典:饅頭屋本節用集(室町末))[その他の文献]〔いろは字(1559)〕日域の補助注記…
えいとこ‐な
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 感動詞 〙 力を入れるときの掛け声。また、疲れた時や老人などが、体を動かすときに発することば。どっこいしょ。[初出の実例]「あぶら屋をとって…
なめ‐みそ【嘗味噌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 調味用の味噌に対して、副食用の味噌。野菜・魚獣肉などを入れてつくったもの。金山寺味噌の類。なめものみそ。[初出の実例]「新茶屋の炉…
て‐あぶり【手焙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手をあぶるのに用いる小さい火鉢。《 季語・冬 》[初出の実例]「手あふり」(出典:俳諧・誹諧通俗志(1716)時令)「手あぶりは昼夜さすら…
しん‐しょ【深所・深処】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 奥深いところ。深部。[初出の実例]「九重深処得レ知否、比屋黎元掩レ泣娯」(出典:本朝麗藻(1010か)下・減諸国今年調庸及租税〈源為憲…
歌川豊国 うたがわとよくに
- 旺文社日本史事典 三訂版
- (初代)1769〜1825江戸後期の浮世絵師江戸の木彫人形師の子。初め美人画を描き,のちに役者の似顔絵にすぐれた作品を残し,歌川派を確立。晩年は芸…
あわざ(あはザ)【阿波座】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 近世に阿波の商人が多く住みついたことから ) 大阪市西区東部の地名。西横堀川、阿波堀川、立売堀(いたちぼり)川、薩摩堀川の運河に囲まれ、水上交…
三笑亭可楽(5代) (さんしょうてい-からく)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 明治時代の落語家。東京の人。仕立屋から4代三笑亭可楽の門にはいり,三笑亭芝楽(しばらく)を名のり,明治22年(1889)5代を襲名。人情噺(ばなし),…
太田玉巌 (おおた-ぎょくがん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代後期の書店主,儒者。江戸両国で書店をひらくかたわら,「唐土歴代名家著述目録」などをあらわした。海量の日記(文化6年4月-5月)にその…
宝山文蔵(11代) (ほうざん-ぶんぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1769 江戸時代中期の陶工。京都粟田(あわた)焼。名工として知られた。弟子に青木木米(もくべい),2代高橋道八らがいる。上田秋成にも陶法を指導し…
午前3時の危険地帯
- デジタル大辞泉プラス
- ねむようこによる漫画作品。恋愛経験のない地味な女の子がくせもの揃いの同僚や出向先のパチンコ屋店員にもまれて成長する姿を描く。『FEEL YOUNG』2…
むぎたいしょう【むぎ大将】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 大分の麦焼酎。酒名は、「王者の風格を備えた焼酎」という意味を込めて命名。原料は大麦、大麦麹。アルコール度数25%。蔵元の「大分銘醸」は昭和59…
旧吉松家住宅
- デジタル大辞泉プラス
- 宮崎県串間市にある住宅。吉松家は江戸時代は武士格の家柄で、幕末期には庄屋、その後山林経営などで財を成した。大正時代に建てられた主屋、内蔵、…
賀美郷かみごう
- 日本歴史地名大系
- 三重県:伊勢国河曲郡賀美郷「和名抄」高山寺本・東急本は「加美」の訓を付す。郷域は「布留屋草紙」「大日本地名辞書」などは現鈴鹿市林崎(はやざ…
ちょうめい‐がん〔チヤウメイグワン〕【長命丸】
- デジタル大辞泉
- 1 室町時代、疲労回復に効果があるとされた丸薬。〈運歩色葉〉2 江戸時代の強精・催淫用の塗布剤。両国の四つ目屋で売っていたものが有名。「―の看…