きゅうせいちょうかんまくどうみゃくへいそくしょう【急性腸間膜動脈閉塞症】
- 家庭医学館
- 腸間膜動脈(ちょうかんまくどうみゃく)というのは、腸の血流をあずかる血管です。これが急につまる(閉塞(へいそく))と腸の血流が停止します…
剤 常用漢字 10画 (旧字)劑 16画
- 普及版 字通
- [字音] ザイ・サイ[字訓] わりふ・くすり[説文解字] [その他] [字形] 会意旧字は劑に作り、齊(斉)(せい)+刀。齊はの省文。は方鼎。劑はの側面に銘…
印刷インキ いんさついんき printing ink
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 印刷に使われるインキの総称。顔料(がんりょう)をビヒクル(ビークル)vehicle(媒質または展色料(てんしきりょう)ともいう)といっしょに十分練り合…
染料工業 せんりょうこうぎょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 染料は天然染料と合成染料に二大別されるが、今日染料工業という場合は合成染料を製造する工業をさしている。染料工業は典型的な多品種少量生産で、…
高炉 こうろ blast furnace
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 製鉄用溶鉱炉。高炉はドイツ語 Hochofenの直訳で巨大な竪形炉の特長をよく示している。 15世紀ライン地方に始り,短期間に全ヨーロッパ,イギリスに…
無煙火薬 むえんかやく smokeless powder
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 発射薬のうちニトロセルロース、ニトログリセリンなどを主剤とする火薬をいう。黒色火薬と異なり、発砲の際に煙が少ないので無煙火薬とよばれるよう…
ブタンジオール ブタンジオール butanediol
- 化学辞典 第2版
- C4H10O2(90.12).ブチレングリコールともいう.ブタンの二価アルコールで,ヒドロキシ基の位置により4種類の異性体がある.【Ⅰ】1,4-ブタンジオール…
水素化脱硫 (すいそかだつりゅう) hydrodesulfurization
- 改訂新版 世界大百科事典
- 硫黄化合物を水素化分解して除去するプロセス,とくに石油中の硫黄分の除去のためのプロセスをいう。石油中の硫黄化合物は,石油製品の臭気や色相安…
薬物依存 やくぶついぞん Drug addiction (こころの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 薬物依存を引き起こす薬物は表7に示すように、中枢神経系を興奮させたり抑制したりして、「こころ」のあり方を変える作用をもっていま…
フーゼル油 (フーゼルゆ) fusel oil
- 改訂新版 世界大百科事典
- アルコール発酵の際,酵母によりエチルアルコールに随伴して微量に生成される炭素数3~5のアルコール類およびそのエステルを主成分とする混合物の総…
香料植物 こうりょうしょくぶつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 揮発性の芳香成分を多量に含み、香料の原料となる植物をいうが、食品・菓子・飲料に加えて味覚を刺激する香辛料植物とは区別される。また、よい香り…
メントール めんとーる menthol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 単環性モノテルペンアルコールの代表的なもの。一般に、メントールといえば、はっか油から得られるl-メントール(はっか脳)をさすが、化学的には12…
やくぶつらんようによるこころのびょうきやくぶついぞん【薬物乱用による心の病気(薬物依存) Drug Dependence】
- 家庭医学館
- [どんな病気か] 薬物をくり返し乱用してやめられなくなる場合を薬物依存(やくぶついぞん)といいます。薬物依存は、依存する薬物の種類により、…
ナイロン nylon
- 改訂新版 世界大百科事典
- ナイロンは人類が最初に工業生産した合成繊維である。1930年代初頭,高分子説が認められたが,それを合成面から確立したのがアメリカのW.H.カロザー…
感圧複写紙 かんあつふくしゃし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広義には筆記圧によって複写をとることが可能な加工紙で、カーボン紙とノーカーボン紙をさすが、狭義にはノーカーボン紙をさす。ノーカーボン紙は、…
マニキュア manicure
- 改訂新版 世界大百科事典
- 手の指のつめを美しくみせる化粧。本来,マニはラテン語manusで手,キュアは同じくcuraで手入れの意味である。つめの外皮(甘皮)を軟らかくして取り…
セルロイド celluloid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ニトロセルロースとショウノウ(カンファー)から生成された,史上初のプラスチック素材。1860~70年代に開発され,水や油,希酸に強く,彩色でき,…
爪甲剥離症 そうこうはくりしょう Onycholysis (皮膚の病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 爪甲が爪床(そうしょう)から離れて浮き上がった状態ですが、爪甲は脱落しません。なお、本項では爪の解剖用語を用いるので、図104を参…
シックハウス症候群 (中毒と環境因子による病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- 室内の微量な汚染化学物質に敏感に反応して、集中力の低下、不眠、視力障害、だるさ、頭痛、関節痛、咽頭痛、筋肉痛、微熱、腹痛など極めて多くの…
石炭化学 せきたんかがく coal chemistry
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石炭の化学的な性質、化学構造、物理化学的特性を研究し、さらにその成果を石炭の有効利用技術開発に応用するための学問領域をいう。すなわち、石炭…
フロン
- 百科事典マイペディア
- 冷媒,溶剤,噴霧剤などに使われるメタン,エタンなどのフッ素置換体の総称で,日本における慣用名。最初米国デュポン社からフレオンの商品名で製品…
カゼイン casein
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 種類 製法 用途乳に含まれている主要なタンパク質でリン酸を結合している。牛乳は約2.5%のカゼインを含んでいる(乳中タンパク質の約8…
脱硫 ダツリュウ desulfurization
- 化学辞典 第2版
- 一般に,種々の物質から硫黄原子または硫黄化合物を脱離,除去することをいうが,狭義には,気体または液体燃料,とくに大気汚染の防止を主目的とし…
石油 せきゆ petroleum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 天然に産する炭化水素を主成分とする可燃性物質の総称。広義には,可燃性天然ガスや液体の原油,固体のアスファルトを含むが,狭義には原油だけをさ…
フロン Flon
- 改訂新版 世界大百科事典
- 炭化水素のフルオロ置換体であるフルオロカーボン類fluorocarbonに対する日本でのみ用いられている総称名。フレオンFreoon(デュポン社の商品名)と…
ピリジン ぴりじん pyridine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 6員環内に窒素原子1個を含む複素環式化合物の代表的なものの一つ。ベンゼンC6H6の一つの炭素原子を窒素で置き換えた構造であるので、ベンゼンと同じ…
メタノール めたのーる methanol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- もっとも簡単な構造のアルコール。メチルアルコールともいう。古くは木材の乾留によって得られる木酢(もくさく)液から得ていたので木精(もくせい)と…
変性アルコール へんせいあるこーる denatured alcohol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 少量の変性剤を加えたエタノール(エチルアルコール)をいう。変性剤を加えることで飲用できないようにして酒税(アルコール事業法の加算額)の対象…
絵の具 えのぐ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 絵を描くための彩色材料。有彩色、無彩色を問わず、彩色しようとする物(板、布、紙などの基底材)の表面に塗ると、そこに定着し、色をもつ物質の層…
液化石油ガス (えきかせきゆガス) liquefied petroleum gas
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 製法 用途略称LPG。俗にプロパンガスともいう。炭素数3あるいは4の脂肪族炭化水素であるプロパンC3H8,プロピレンC3H6,ブタンC4H10,ブ…
ヘキサフルオロケイ酸(塩) ヘキサフルオロケイサンエン hexafluorosilicic acid(hexafluorosilicate)
- 化学辞典 第2版
- 酸:H2SiF6(144.09).ケイフッ化水素酸(hydrosilicofluoric acid),フッ化ケイ酸(fluorosilicic acid)ということもある.SiO2とHFとの反応や,SiF4と…
薬物依存症 やくぶついぞんしょう drug dependence
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 特定の薬物を常用している結果として習慣性、嗜癖(しへき)性を生ずるものを一括して依存性薬物といい、それらによっておこる精神的、身体的変化に伴…
かんきょうとけんこうのかかわり【環境と健康のかかわり】
- 家庭医学館
- ◎環境起因性健康障害(かんきょうきいんせいけんこうしょうがい)とは 人間は、生活のために環境に影響を与え、同時に周囲の環境に適応しながら生…
塩化硫黄 エンカイオウ sulfur chloride
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】二塩化二硫黄(disulfur dichloride):S2Cl2(135.04).普通,塩化硫黄という場合は,S2Cl2をさすことがある.溶融硫黄に塩素を反応させると得ら…
セルロイド celluloid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 製法 日本のセルロイド工業ニトロセルロースにショウノウを混合し,熱可塑性を与えた樹脂。人類が開発した最初のプラスチックである。186…
ろう ろう / 蝋 wax
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一価アルコール(ときには二価アルコール)の脂肪酸エステルで、ワックスともいう。しかし名称では、習慣上、この化学的な区別に準拠しないものがあ…
リン酸ジルコニウム リンサンジルコニウム zirconium phosphate
- 化学辞典 第2版
- オルトリン酸ジルコニウムZrⅣ3(PO4)4はアルミニウム缶を六フッ化ジルコニウム酸H2ZrF6-リン酸混合溶液で処理すると得られる皮膜の成分で,アルミ飲料…
金属の製錬 きんぞくのせいれん extractive metallurgy
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 金属は,砂金のように自然に単体として産出するものもあるが,多くは酸化物,硫化物その他種々の化合物の形で地中に存在する。これを鉱石として採取…
中毒性視神経症 ちゅうどくせいししんけいしょう Toxic optic neuropathy (眼の病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か さまざまな薬物による視神経障害に基づいた中心視力低下を起こす病気です。多くは薬物の中止で回復するので、元にもどらないような変…
コルク cork
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 コルク組織 cork tissue(phellem)樹皮からとりだされる軽くて弾力のある物質。瓶の栓などに使われる。ヨーロッパ南部,北アフリカに生え…
合成紙 (ごうせいし) synthetic paper
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 合成パルプ紙 合成フィルム紙 合成プラスチック板紙合成高分子を主原料として作られる紙的性質をもったシート状物をいう。石油がきわ…
ピリジン pyridine
- 改訂新版 世界大百科事典
- ベンゼンの-CH=単位一つを窒素原子で置換した構造をもつ化合物。イギリスのアンダーソンThomas Andersonは,1846年にコールタールからピリジンの同…
油脂 ゆし fats and fatty oils
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脂肪酸とグリセリンのエステル、すなわちトリグリセリドを主成分とする物質の総称。タンパク質、炭水化物とともに脂質として生物体を構成する三大要…
フェノール樹脂 (フェノールじゅし) phenol resin
- 改訂新版 世界大百科事典
- フェノール類(フェノール,クレゾール,キシレノールなど)とホルムアルデヒドとの縮合反応によって得られる熱硬化性樹脂。フェノール・ホルマリン…
ロジン rosin
- 改訂新版 世界大百科事典
- コロホニウムcolophonium,コロホニーcolophonyともいう。マツ属樹木の根,木部,やにから得られる無色ないし茶褐色の樹脂。松やにと呼ばれるものに…
プロトン性溶媒 (プロトンせいようばい) protic solvent
- 改訂新版 世界大百科事典
- O-H,N-H,F-Hなどのプロトン供与性(水素原子をプロトンとして放つ性質)の基を含む溶媒。これに対し,プロトン供与性をもたない溶媒は非プロト…
衛生管理 えいせいかんり occupational health management
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 労働者の健康の保持と増進を目的として実施される方策の総体をいい、健康管理、作業管理、環境管理、衛生教育などからなる。健康管理は、疾病の早期…
エンジニアリングプラスチック engineering plastic
- 改訂新版 世界大百科事典
- 機械部品,自動車用部品,電子・電気機器部品として,それぞれの機能を生かして使用される100℃以上の耐熱性を有する樹脂の総称。エンプラと略称され…
匙型爪甲(スプーン爪) さじがたそうこう(スプーンつめ) Spoon nails (皮膚の病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 爪甲の先端に近い部分が陥凹(かんおう)するか、または、爪甲全体がスプーン状にへこむ状態を匙型爪甲(あるいはスプーン爪)といいま…
香料 こうりょう perfume
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香を有し、人間の日常生活に役だつ有益な有香物質を香料という。芳香と悪臭の境界はあいまいであり、また個人差も大きいため、香料の定義も不完全…