ヒ化物 ひかぶつ arsenide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヒ素より電気陽性な金属とヒ素との化合物の総称。元素どうしの直接結合またはヒ化物を熱分解して一部のヒ素を放出させる。アルカリ金属やアルカリ土…
メタクリル酸メチル めたくりるさんめちる methyl methacrylate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 不飽和脂肪酸エステルの一つ。工業的には、アセトンシアノヒドリン法(図の(1))によりアセトンとシアン化水素から製造されていた。現在では、モリブ…
硫酸水銀 りゅうさんすいぎん mercury sulfate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水銀の硫酸塩で、一価および二価水銀の化合物が知られている。(1)硫酸水銀(Ⅰ) 化学式Hg2S04、式量497.6。無色ないし淡黄色の単斜晶系結晶。硝酸水銀…
カルボキシ基 かるぼきしき carboxy group
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1価の原子団-COOHをいう。以前はカルボキシル基carboxyl groupともよばれていたが、IUPAC命名法の1993年の勧告で遊離基名と置換基名は区別されること…
アクリル酸 あくりるさん acrylic acid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 代表的な不飽和カルボン酸。プロペン酸ともいう。 クロロプロピオン酸の脱塩化水素、ヒドロキシプロピオン酸の脱水により調製できる。工業的には、…
エチレンジアミン えちれんじあみん ethylenediamine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脂肪族アミンの一つ。1,2-ジアミノエタンともいう。アンモニア臭をもつ無色の液体。 1,2-ジクロロエタンとアンモニアから合成される。強い塩基性を…
煉瓦 れんが brick
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 粘土を主原料とした建築材料の一種。鉄やカルシウムなどの化合物を含む粘土に脱粘材として砂を加えて調合し,直方体塊に成形し,乾燥させたのち,焼…
アルコール【酒精】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [オランダ語] alcohol [英語] alcohol )[ 異表記 ] アルコホル① 炭化水素の水素原子を水酸基(-OH)で置換した化合物の総称(ただしフ…
フェオドール リネン Feodor Lynen
- 20世紀西洋人名事典
- 1911.4.6 - 1979.8.8 ドイツの生化学者。 元・ミュンヘン大学教授,元・マックス・プランク細胞化学研究所所長。 ミュンヘン生まれ。 別名Feidir Ly…
re・du・zie・ren, [redutsíːrən]
- プログレッシブ 独和辞典
- [動] (00ge:reduzierte/ reduziert)1 (他) (h) ((et4))❶ ((英)reduce)(数量・金額など4を)減らす,引き下げる,縮小する,切り詰めるdie A…
超合金 ちょうごうきん super alloy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 耐熱鋼やステンレス鋼においては850℃付近が使用温度限界であり、これ以上の高温では強度が急速に低下する。この耐熱限界を超える温度領域で使用され…
ヒ化ガリウム ヒカガリウム gallium arsenide
- 化学辞典 第2版
- GaAs(144.65).ガリウムヒ素ともいう.H2 とAsの混合気体を約600 ℃ でGa2O3上を通すか,真空中でGaとAsとを反応させると得られる.帯溶融法やチョク…
ポリウレタン ポリウレタン polyurethane
- 化学辞典 第2版
- 主鎖にウレタン結合(次の構造式)をもつポリマー.この構造は,カルバミン酸のエステル,あるいは炭酸のアミドエステルと考えることができる.もっと…
sulfate [sulphate]
- 英和 用語・用例辞典
- (名)硫酸塩sulfate [sulphate]の関連語句calcium sulfate硫酸カルシウムsulfate compound硫酸塩化合物sulfate of potash硫酸カリsulfate of soda硫酸…
窒素肥料 チッソヒリョウ nitrogenous fertilizer
- 化学辞典 第2版
- 窒素分を含む肥料の総称.肥料用窒素化合物は,アンモニウム塩,硝酸塩,尿素,石灰窒素,各種アミノ化合物,タンパク質類などである.いわゆる各種…
ビスマス bismuth
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 性質 製法 用途周期表第ⅤB族,窒素族に属する金属元素。蒼鉛(そうえん)ともいう。15世紀ころから文献に記載されているが,しばしば…
そら‐ものづ・く【空物憑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 もののけなどのついたようなふりをする。狐つきなどのまねをする。[初出の実例]「此女の、しとぎほしかりければ、そらも…
カルコゲン chalcogens
- 改訂新版 世界大百科事典
- 周期表第Ⅵ族(第ⅤIB族)に属する,酸素O,硫黄S,セレンSe,テルルTe,ポロニウムPoの5元素の総称。酸素族元素element of oxygen familyともいう。ポ…
ジオキサン dioxane
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 1 ,4-ジオキサン 1 ,3-ジオキサンシクロヘキサンの2個のメチレン結合-CH2-を酸素で置換した型の化合物。2個の酸素の位置によって1 ,…
グルタチオン ぐるたちおん glutathione
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生体内から取り出された最初の結晶性ペプチドで、動植物および微生物中に存在する主要な低分子チオール化合物。酵母、肝臓、筋肉などに多く含まれ、…
ルドイヒ石 るどいひせき ludwigite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本でもっともよく知られたホウ酸塩鉱物の一つ。石灰岩あるいは苦灰岩の接触帯に産し、花崗(かこう)岩体からのホウ素化合物などの供給によって生成…
可鍛鋳鉄 かたんちゅうてつ malleable cast iron
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鋳鉄の一種で、とくに粘さを大きくしたもの。鋳鉄鋳物は薄片状の黒鉛結晶を10%程度含むので、もろいという欠点がある。そこで、鋳鉄が凝固するとき…
メタン発酵 メタンはっこう methane fermentation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- メタン細菌と呼ばれる嫌気性微生物によって行われるメタンの生成。メタン細菌は水素ガスを酸化することによってエネルギーを獲得し,この過程で炭酸…
ヨウ(沃)化銅 (ようかどう) copper iodide
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式CuI。酸化数Ⅰの化合物のみ知られている。無色固体,比重5.63,融点605℃,沸点1290℃。2価銅イオン水溶液にヨウ化アルカリを加えるとヨウ化銅(Ⅰ…
ジョージ オラー George Andrew Olah
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書化学者 南カリフォルニア大学名誉教授国籍米国生年月日1927年5月22日出生地ハンガリー・ブダペスト専門有機化学学歴ブダペスト工科大学学…
三酸化ニオブ(Ⅴ)リチウム サンサンカニオブチリウム lithium niobium(Ⅴ) oxide
- 化学辞典 第2版
- LiNbO3(147.85).構造が複酸化物でIUPAC規則ではこのように命名する.ニオブ酸リチウムともいう.Nb2O5とLi2O,またはLi2CO3の計算量とを混合,加熱…
テトラチオアンチモン(Ⅴ)酸塩 テトラチオアンチモンサンエン tetrathioantimonate(Ⅴ)
- 化学辞典 第2版
- MⅠ3SbⅤ S4で示される化合物.Na3[SbS4]・9H2OはSchilippe's saltともいわれる.アルカリ金属,アルカリ土類金属塩は,Sb2S5を硫化アルカリ(またはアル…
ダイバース ダイバース Divers, Edward
- 化学辞典 第2版
- イギリスの無機化学者.ロンドンに生まれる.1853年王立化学カレッジで,A.W. Hofmann(ホフマン),W. Crookes(クルックス)に化学を学んだ.1854年ア…
ジベンゾアントラセン ジベンゾアントラセン dibenzoanthracene
- 化学辞典 第2版
- C32H14(278.35).次に示す種々の異性体がある.(1)ジベンゾ[a,c]アントラセン:o-トルオイルフェナントレンを加熱閉環させると得られる.淡黄色の結…
*or・gá・ni・co, ca, [or.ǥá.ni.ko, -.ka]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形]1 生命をもっている.seres orgánicos|生命体.2 有機の,有機生物の;有機農法の.verduras orgánicas|有機野菜.cultivo org&…
喧嘩けんかは降ふり物もの
- デジタル大辞泉
- けんかは、雨や雪のように、いつどんなはずみで起こるかわからない。[類語]喧嘩にかぶる笠かさはなし
よう‐か〔エウクワ〕【▽沃化】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)沃素と化合すること。また、沃化物であること。
よくした‐もの【善くした物/▽能くした物】
- デジタル大辞泉
- [連語]「善くする3」に同じ。「人生とは―だ」
融点 ゆうてん melting point
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 固体が液体に変わる融解のおこる温度。一定圧力のもとでは一定温度でおこる。液体が固体に変わる温度、凝固点に等しい。厳密にいえば一定の圧力のも…
スルホン酸 するほんさん sulfonic acid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 炭素原子にスルホ基-SO3Hの結合した化合物の総称。名称は、母体の炭化水素名にスルホン酸をつける。 芳香族スルホン酸ArSO3H(Arはアリール基)は、…
ラジカル反応 (ラジカルはんのう) free radical reaction
- 改訂新版 世界大百科事典
- フリーラジカル(遊離基)が関与する反応。遊離基反応ともいう。一般に化学結合の開裂は,結合していた2個の原子に電子対が割り当てられる仕方に応じ…
もの‐めずらし・い(‥めづらしい)【物珍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]ものめづらし 〘 形容詞シク活用 〙 物事が何かにつけてめずらしい。いかにもめずらしい。[初出の実例]「しらざり…
元素
- 知恵蔵
- 原子は物質要素の実体を指す呼び名で、「これ以上分けることができないもの」という意味。元素は同種の原子を包括する呼び名。原子の種類は全宇宙を…
かぶり‐もの【▽被り物/▽冠り物】
- デジタル大辞泉
- 1 頭にかぶるものの総称。帽子・笠・頭巾ずきんや手ぬぐいなど。2 人物、動物、怪物など、さまざまなものに似せて作り、ハロウィーンやパーティー…
さしあげ‐もの【差上物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人にさしあげる品物。ささげもの。献上品。献上物。[初出の実例]「汝等がさしあげ物によそへて、こぞことしを折入、歌を一首づつよめと仰…
ひょうげ‐もの(ヘウゲ‥)【剽者・剽物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ひょうきんな人。おどけた言動をする人。また、比喩的に、おもしろい形の物。[初出の実例]「せと茶椀、ひつみ候也、へうけもの也」(出典…
住友電気工業[株]【すみともでんきこうぎょう】
- 百科事典マイペディア
- 住友系の電線メーカー。1897年住友総本店(住友財閥参照)が日本製銅を買収して住友伸銅場を創業し,銅電線などを製造。1911年住友伸銅場から電線製…
富田久三郎
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:昭和12.12.31(1937) 生年:嘉永5.2.22(1852.3.12) 明治期の化学者,事業家。海水から塩をとった残液(苦汁)から様々な海塩成分を取り出す苦汁工…
ラドン
- 百科事典マイペディア
- 元素記号はRn。原子番号86。融点−71℃,沸点−61.8℃。希ガス元素の一つ。エマネーションとも。無色の放射性気体。天然にはラドン219(アクチノン),ラ…
MOCVD エムオーシーブイディー metal organic chemical vapor deposition
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 有機金属原料を用いた気相成長法で,GaAs (ガリウムヒ素) や AlGaAs (アルミニウムガリウムヒ素) などのエピタキシャル結晶を成長させる量産性に優れ…
非金属介在物 (ひきんぞくかいざいぶつ) nonmetallic inclusion
- 改訂新版 世界大百科事典
- 金属材料の内部に存在する酸化物,硫化物などの非金属物質を意味する。とくに鉄鋼材料では製造条件に応じて多種多様の介在物を生ずるので,その種類…
フェノバルビタール ふぇのばるびたーる phenobarbital
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 長時間作用型のバルビツール酸系化合物。催眠鎮静剤、抗てんかん剤として繁用されている。1912年にドイツのバイエル社から「ルミナール」の商品名で…
脱水素反応 だっすいそはんのう dehydrogenation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 酸化反応の一種で,分子内もしくは分子間の脱水素によって水素を取去る反応の総称。狭義には飽和炭化水素に二重結合を生成する反応をさす。工業…
ニオブ niobium
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元素記号 Nb ,原子番号 41,原子量 92.90638。周期表5族,バナジウム族元素の1つ。天然にはニオブ石,コルンブ石などとして産出する。地殻には平均 …
バンブレック Van Vleck, John Hasbrouck
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1899.3.13. コネティカット,ミドルタウン[没]1980.10.27. ケンブリッジアメリカの物理学者。ウィスコンシン大学卒業 (1920) 。 1922年ハーバー…