武家法 ぶけほう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 武家政権時代,武家社会に発達した法制武士の成長に伴い武家社会に独自の慣習法が発達。1232(貞永元)年鎌倉幕府の制定した御成敗式目は武家最初の…
みっ‐ぽう【密法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙[ 一 ] ( :ポフ ) 真言密教で行なう修法。秘法。[初出の実例]「求二密法一者至レ之」(出典:本朝文粋(1060頃)一四・為覚運僧都四十九日…
てがた‐ほう(‥ハフ)【手形法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手形の性質や手形取引に関して定めた私法法規の総称。狭義では昭和七年(一九三二)制定の手形法を意味する。
ちゃ‐ほう(‥ハフ)【茶法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 茶の湯の作法。茶道の方式。さほう。[初出の実例]「受二茶法於真能一」(出典:茶人大系譜(1826)空海)
ほう‐い(ホフヰ)【法威】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。仏法の威力。教法の勢威。[初出の実例]「皇威も法威もめでたかりけるかな」(出典:古今著聞集(1254)一)
ほう‐う(ホフ‥)【法宇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 てら。寺院。[初出の実例]「法宇伝経久、深山乞食難」(出典:文華秀麗集(818)中・和光法師遊東山之作〈嵯峨天皇〉)[その他の文献]〔梁…
ほう‐き(ホフ‥)【法諱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ほうごう(法号)①[初出の実例]「故大広智三蔵、付法弟子、青龍寺法諱恵果阿闍梨」(出典:性霊集‐九(1079)奉勧諸有縁衆、応奉写秘密…
ほう‐きょう【法教】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙[ 一 ] ( ハフケウ ) 法と教え。法律と教導。また、法律による教導。[初出の実例]「法教国政の大切なること知るべし」(出典:漂流記(1863…
ほう‐けん(ハフ‥)【法権】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 国際法上、ある国が外国人に対してもつ民事・刑事の裁判権。〔哲学字彙(1881)〕
ほう‐さんぎ(ホフ‥)【法参議】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天平神護二年(七六六)称徳天皇が道鏡に法王を授けた時、山階寺の基真に与えられた異例の官職。参議に準じて月料を給せられた。[初出の…
ほう‐しゃ(ホフ‥)【法社】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏道修行の集団。禅林。[初出の実例]「法社蓍亀、宗門冠冕」(出典:宝覚真空禅師録(1346)坤・祭虎関和尚)[その他の文献]〔元璟‐会稽山…
ほう‐じょう【法場】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( ホフヂャウ ) 仏語。仏法を修行する場所。仏事の場所。のりのにわ。[初出の実例]「自二在府一有二御消息一。仍参会伝法場」(出典:権…
ほう‐せき(ホフ‥)【法席】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 法師の座席。また、仏法を説く集まりの席。法座。[初出の実例]「兼就二神護寺一、聊肆二法席一、講二大日経一」(出典:性霊集‐八(1079…
ほうそう‐ほう(ハウソウハフ)【放送法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 放送を公共の福祉に適合するよう規律し、その健全な発達を図るための法律。昭和二五年(一九五〇)制定。日本放送協会、一般放送事業者な…
ほう‐てつがく(ハフ‥)【法哲学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 法および法現象の哲学的考察を行なう学問。法の基礎概念の分析や法の存立の根拠、法世界の構造・性質、他の文化領域との関連、法の究極価…
ほう‐どう(ホフダウ)【法幢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「幢」は儀式・指図に用いる旗ぼこの意 ) 仏語。① 説法の標幟とした旗じるしの意で、仏法のことをいう。また、仏法を、高くそびえる幢(…
ほう‐やく(ホフ‥)【法薬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。仏法を衆生の苦患を救う妙薬にたとえていう語。教えという薬。[初出の実例]「太上天皇沙彌勝満、諸仏擁護、法薬薫質」(出典:平田…
ほっ‐く【法鼓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① ( 「く」は「鼓」の呉音。下に「うつ」「鳴らす」などの語を伴って用いる ) 仏の説法のこと。仏の説法が衆生の煩悩をうちやぶる…
ほっ‐ちゅう【法中】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ほうじゅう(法中)[初出の実例]「法中(ホッチウ)は檀家へいひわけもなきしあはせ」(出典:談義本・華鳥百談(1748)二)
へいじゅん‐ほう(‥ハフ)【平準法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国、前漢武帝の紀元前一一〇年に施行された財政政策の一つ。政府が全国の物資を事前に購入して貯蔵、物価が騰貴すると売却、下落すると…
経済法 (けいざいほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 日本の経済法 競争法 カルテル法 経済統制法 行政指導 産業政策〈経済法Wirtschaftsrecht〉という用語は,第1次大戦ごろからド…
航空法 (こうくうほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 国際民間航空条約の規定ならびに同条約の付属書として採択された標準・方式および手続に準拠して,航空機の航行の安全および航空機の航行に起因する…
口語法 (こうごほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 国語調査委員会(1902年文部省に設置)編纂の文法書。大槻文彦が立案起草し,委員会の審議および上田万年以下の特別委員の整理を経て,1907年に成り1…
工場法 (こうじょうほう) factory acts
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 イギリス 日本工場労働者の保護を目的とした法律。1911年制定の日本のものを特に指していうこともある。イギリス産業革命が生んだ工場制…
座法 (ざほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 座のメンバーである座衆が,座の維持を目的に自主的に定めた規約。座中法度,衆中式目などともいう。座は基本的には自律的集団としての性格をもち,…
樹法 (じゅほう) shù fǎ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 東洋画において,樹木をかく技法。樹木は人物・山水・花鳥画の重要な構成要素であり,古来多くの画法が発明された。唐の韋偃(いえん)は竜をかたど…
少年法 (しょうねんほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 少年の健全な育成を期し,非行のある少年に対して性格の矯正および環境の調整に関する保護処分を行うための〈少年審判〉の手続を定めるとともに,少…
消防法 (しょうぼうほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 第2次大戦前,国の事務として警察の一部に組み込まれていた消防行政は,戦後の改革により警察行政から切り離され,原則として市町村が行うこととされ…
訴訟法 (そしょうほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 訴訟の手続の進め方や,判決や上訴のやり方を定める法規をいう。手続法ともいわれ,実体法に対する。訴訟法も実体法もともに訴訟を規律する法である…
代田法 (だいでんほう) Dài tián fǎ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,前漢武帝の末年,捜粟都尉趙過が普及させた農法。華北とくに河東,弘農,三輔の地,および居延その他の辺境が対象となった。その内容は,戸1頃…
中国法 (ちゅうごくほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 古代 中世 近世数千年の古い歴史をもつ中国の法制は,刑法たる律を中心とし,社会とともに変遷してきたので,その経過の大体をとくに…
とく‐ほう〔‐ホフ〕【得法】
- デジタル大辞泉
- 仏法の真理を会得すること。転じて、物事の奥義をきわめること。「天下に許され、能に―したりとも」〈花伝・一〉
どく‐ほう〔‐ハフ〕【独法】
- デジタル大辞泉
- 「独立行政法人」の略称。
とっきょ‐ほう〔トクキヨハフ〕【特許法】
- デジタル大辞泉
- 発明者に特許権を付与して発明の保護・利用を図ることにより、産業の発展に資することを目的とする法律。昭和35年(1960)施行。
わせい‐ほう〔‐ハフ〕【和声法】
- デジタル大辞泉
- 和声を基とした作曲技法。
ゴルトシュミット‐ほう〔‐ハフ〕【ゴルトシュミット法】
- デジタル大辞泉
- ⇒テルミット法
とうけい‐ほう〔‐ハフ〕【統計法】
- デジタル大辞泉
- 国民にとって合理的な意思決定の重要な基盤情報となる公的統計の作成・提供に関する基本事項について定めた法律。昭和22年(1947)に公布された旧法…
オキソ‐ほう〔‐ホフ〕【オキソ法】
- デジタル大辞泉
- ⇒オキソ合成
トランセンド‐ほう〔‐ハフ〕【トランセンド法】
- デジタル大辞泉
- 紛争を解決するための手法の一つ。当事者間の妥協点を探るのではなく、対話を通じて双方の目標・心情を理解し共感したうえで、対立や矛盾を非暴力的…
ほう‐はく〔ハフ‐〕【法博】
- デジタル大辞泉
- 「法学博士」の略。
ヤッペ‐ほう〔‐ハフ〕【ヤッペ法】
- デジタル大辞泉
- 緊急避妊法の一つ。性行為後に72時間以内およびその12時間後に一定量のホルモン配合剤を服用する。医師の処方が必要。[補説]1974年にカナダの婦人科…
ほう‐しょく〔ハウ‐〕【法職】
- デジタル大辞泉
- 法律にたずさわる職業。法曹三者(裁判官・検察官・弁護士)のほか、司法書士・行政書士・裁判所事務官・検察事務官など。
ろうくみ‐ほう〔ラウくみハフ〕【労組法】
- デジタル大辞泉
- 「労働組合法」の略。
ほっ‐しょう〔‐シヤウ〕【法性】
- デジタル大辞泉
- 仏語。すべての存在や現象の真の本性。万有の本体。真如。実相。法界。ほうしょう。
ほっ‐すう【法数】
- デジタル大辞泉
- 仏教の教義を、数によって分類・解説したもの。四諦したい・六波羅蜜ろくはらみつ・十二因縁など。
もんどう‐ほう〔モンダフハフ〕【問答法】
- デジタル大辞泉
- 《〈ギリシャ〉dialektikē》対話を重ね、相手の答えに含まれる矛盾を指摘して相手に無知を自覚させることにより、真理の認識に導く方法。ソクラテス…
みずさき‐ほう〔みづさきハフ〕【水先法】
- デジタル大辞泉
- 水先人の資格・業務・監督および水先区などを定めている法律。明治32年(1899)制定、昭和24年(1949)旧法を廃して新たに制定。
はっせい‐ほう〔‐ハフ〕【発声法】
- デジタル大辞泉
- 1 声の出し方。2 声楽の基礎的訓練としての声の出し方。
ピューレックス‐ほう〔‐ハフ〕【ピューレックス法】
- デジタル大辞泉
- 《Purex process》原子炉の使用済み核燃料を硝酸で溶かし、溶媒に燐酸りんさんトリブチルを用いてウラン・プルトニウムなどを抽出・回収する再処理の…
ひゆ‐ほう〔‐ハフ〕【比喩法】
- デジタル大辞泉
- 物事を直接に描写・叙述・形容などしないで、たとえを用いて理解を容易にし、表現に味わいを加える修辞法。直喩(シミリ)・隠喩(メタファー)・諷…