「化合物」の検索結果

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電子受容体 デンシジュヨウタイ electron acceptor

化学辞典 第2版
R.S. Mullikenの理論では,分子間化合物の形成に際しては,電子を供与する分子と電子を受けとる分子との間の電子移動が重要な因子であり,前者の分子…

ピリジン pyridine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
窒素原子1個を含む複素環式化合物。コールタールや石油クラッキング副産物中に,他の同族体とともに存在する。以前はこれらを分留したのち,酸との塩…

ジアゾ化 ジアゾか diazotization

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
芳香族第一アミンと亜硝酸との反応によってジアゾニウム塩をつくる反応。ジアゾ化合物は反応性に富み,これを仲介にしてアミノ基の代りに種々の置換…

ニトロソ化 (ニトロソか) nitrosation

改訂新版 世界大百科事典
有機化合物にニトロソ基-NOを導入する反応。代表的な四つの方法を以下に述べる。(1)ジメチルアニリン,フェノールなどの活性化されたベンゼン環を…

窒化ウラン ちっかウラン uranium nitride

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
窒素とウランの化合物で,確定された化合物としては UN ,U2N3 ,UN2 がある。古くから知られている U3N4 はX線研究の結果,存在が否定されている。…

高エネルギー結合 (こうエネルギーけつごう) high-energy bond

改訂新版 世界大百科事典
ある化合物の特定の結合が加水分解される際に,多量の自由エネルギーが放出される性質があるとき,そのような物質を高エネルギー化合物,その結合を…

アセチル化 アセチルか acetylation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
有機化合物の酸素,窒素原子に結合している水素原子をアセチル基 CH3CO- で置換する反応。この反応に用いる試薬をアセチル化剤といい,普通は塩化ア…

アルキル‐すいぎん【アルキル水銀】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 水銀のアルキル化合物。脂溶性のため人体組織に蓄積され水銀中毒の原因となる。

炭化水素

栄養・生化学辞典
 炭素と水素だけからなる化合物.直鎖のもの,分枝のあるもの,環状の構造のものなどがある.

mercuriale2

伊和中辞典 2版
[形] 1 水銀の, 水銀(化合物)を含む. 2 〘天〙水星の(=mercuriano).

だんせい‐ゴム【弾性ゴム】

デジタル大辞泉
生ゴムに硫黄または硫黄化合物を加えて、適度の弾性をもたせたゴム。普通のゴム。

アミド窒素

栄養・生化学辞典
 アミド態窒素ともいう.化合物の中で酸アミド結合(アミド結合)している窒素.

ワックス‐エステル(wax ester)

デジタル大辞泉
「蝋(ワックス)」に同じ。特に、化合物としての化学的な呼称として用いられる。

スピロ‐げんし【スピロ原子】

デジタル大辞泉
スピロ化合物において、2個の環に共有される原子。炭素、ケイ素などが知られる。

イミド(imide)

デジタル大辞泉
アンモニアNH3の水素原子2個をアシル基RCO-で置換した化合物。酸イミド。

メチルリチウム methyllithium

改訂新版 世界大百科事典
化学式CH3Liで表される有機金属化合物。ブロモメタンまたはヨードメタンにエーテル中で金属リチウムを作用させて得られる。無色の結晶性粉末。空気中…

アレン allene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 CH2=C=CH2 。 2,3 -ジブロム-1-プロペンを亜鉛粉末で脱臭化水素させて得られる比較的不安定な化合物。エーテル中でナトリウムと熱するとメ…

野崎一 (のざき-ひとし)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1922- 昭和後期-平成時代の合成化学者。大正11年1月1日生まれ。昭和38年京大教授となる。60年岡山理大教授。珪素,錫(すず),ゲルマニウムなどの有機…

コバルト‐か〔‐クワ〕【コバルト華】

デジタル大辞泉
コバルトの鉱物。砒素ひそを含む化合物で、赤色・桃色・灰白色を呈する。単斜晶系の結晶。

しょうあん‐ばくやく〔セウアン‐〕【硝安爆薬】

デジタル大辞泉
硝酸アンモニウムを基剤とする爆薬。ふつうは少量のニトロ化合物を加えた炭鉱用爆薬をいう。

デシル デシル decyl

化学辞典 第2版
有機化合物中のC原子10個の直鎖基CH3(CH2)9-あるいはC10H21-の名称.

側鎖 ソクサ side chain

化学辞典 第2版
鎖式化合物において,もっとも炭素数の多い炭素鎖,または主官能基のある炭素鎖を主鎖といい,それから枝分れしている炭素鎖を側鎖という.また,環…

アニリド アニリド anilide

化学辞典 第2版
アニリンのアミノ基の水素をアシル基で置換した形の化合物C6H5NHCORの総称.アセトアニリド(R=CH3)は代表的なアニリドである.一般に,カルボン酸の…

油性向上剤 ユセイコウジョウザイ oiliness improver

化学辞典 第2版
潤滑油の油性を向上させるために用いられる添加剤.低荷重下における摩擦面に吸着膜を形成し,境界摩擦および摩耗を減少させる.ときには焼付き防止…

日宝化学

日本の企業がわかる事典2014-2015
正式社名「日宝化学株式会社」。英文社名「NIPPOH CHEMICALS CO., LTD.」。化学工業。昭和23年(1948)設立。本社は東京都中央区日本橋本町。日本触媒…

むえん‐ガソリン【無鉛ガソリン】

デジタル大辞泉
アンチノック剤に、大気汚染の原因となるテトラエチル鉛などの鉛化合物を加えていないガソリン。

はっせいき‐じょうたい〔‐ジヤウタイ〕【発生期状態】

デジタル大辞泉
ある元素が化合物から遊離した瞬間に、化学的に大きな活性を示すこと。水素や酸素でみられる。

たんじゅん‐ししつ【単純脂質】

デジタル大辞泉
脂肪酸とアルコールのみからなる脂質。燐酸・糖類・窒素化合物などを含む複合脂質に対していう。

ふっ‐か(‥クヮ)【弗化】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 弗素原子を化合物中に含んでいることを示す語。たとえば、弗化ナトリウムなど。

polymère

ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
[男]〚化〛ポリマー,(高)重合体,高分子(化合物).━[形]〚昆〛多くの体節から成る.

de•hyd・rie・ren, [dehydríːrən]

プログレッシブ 独和辞典
[動] (00ge) (他) (h) 〔化学〕 ((et4))(化合物4から)水素を除く.

じゅん‐ぶっしつ【純物質】

デジタル大辞泉
単一の成分からなる物質。単体や化合物のように化学的に均質で一定の組成をもつものを指す。2種以上のものがまざった混合物に対比される。純粋物質。

希土類磁石

知恵蔵
希土類元素と鉄族元素の金属間化合物。従来の磁石とは桁違いの保磁力を持つ強力永久磁石。最初はサマリウム‐コバルト系化合物磁石が開発され、1983年…

無機酸 (むきさん) inorganic acid

改訂新版 世界大百科事典
有機酸に対する語で,無機化合物の酸をいう。鉱酸mineral acidともいう。硫酸H2SO4,リン酸H3PO4,ホウ酸H3BO3などのオキソ酸,塩酸HCl,シアン化水…

硝酸セリウムアンモニウム ショウサンセリウムアンモニウム cerium(Ⅳ) ammonium nitrate

化学辞典 第2版
Ce(NH4)2(NO3)6(548.2).略称CAN.硝酸溶液中で硝酸セリウム(Ⅲ)を電解酸化し,硝酸セリウム(Ⅳ)溶液と硝酸アンモニウム溶液を混合することにより結晶…

イソシアナート系接着剤 イソシアナートケイセッチャクザイ isocyanate adhesive

化学辞典 第2版
イソシアナート(イソシアン酸エステル)を主剤とする接着剤.ジフェニルメタンジイソシアナートなど,2個以上のイソシアナート基をもつ化合物が用いら…

ヒドロペルオキシド

栄養・生化学辞典
 -O-O-H の構造をもつ化合物.生体内では脂肪酸のヒドロペルオキシドが生成する.

極性分子

栄養・生化学辞典
 無極性分子に対する語で,電場のない状態で電気双極子(双極子モーメント)のある化合物.

かいり‐ねつ【解離熱】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 一つの化合物一モルをその構成元素の分子や原子に分解するときに要する熱量。

ハロ ハロ halo

化学辞典 第2版
有機化合物中に置換しているハロゲン原子を接頭語でよぶときの一般名.ハロゲノの短縮名.

chelato

伊和中辞典 2版
[名](男)〘化〙キレート化合物. [形](カニ, サソリのように)はさみを持った.

生成熱 (せいせいねつ) heat of formation

改訂新版 世界大百科事典
ある化合物1molをその構成元素の単体から合成する際に発生または吸収される熱量をその化合物の生成熱と呼ぶ。とくに標準状態(1気圧)のもとで天然に…

水酸化物 すいさんかぶつ hydroxide

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
元素と水酸基だけで構成される化合物。一般式 M(OH)m で表わされる (Mは m 価の金属) 。金属の水酸化物が最も普通で,水酸化ナトリウム NaOH ,水酸…

高分子金属錯体 コウブンシキンゾクサクタイ polymer metal complex

化学辞典 第2版
金属イオンを含む高分子化合物のこと.広義には,金属錯体単位を含む高分子化合物をさすこともある.高分子金属錯体は,その形態から次の4通りに大別…

化学発がん剤 カガクハツガンザイ chemical carcinogen

化学辞典 第2版
発がん性を有する化学物質.ベンゾピレン,ニトロソ化合物,微生物由来の毒素アフラトキシンなど多数知られる.化学発がんは二段階を経て起こる.化…

不斉合成【ふせいごうせい】

百科事典マイペディア
不斉炭素原子をもつ有機化合物を合成する場合,ふつう右旋性のものと左旋性のものの等量混合物(ラセミ体)ができる。しかし,光学活性の反応試剤や…

フリースの法則【Fries rule】

法則の辞典
多環有機化合物の最も安定な形は,ベンゼノイド環をできるだけ多く含んだものであるという規則.

げんそ‐ぶんせき【元素分析】

デジタル大辞泉
有機化合物を作っている元素、炭素・水素・窒素などの種類や割合を調べるために行う化学分析。

ハロクロミー(halochromy)

デジタル大辞泉
無色または淡黄色の有機化合物に、濃い酸や金属塩を多量に加えたときに発色する現象。造塩発色。

ふく‐えん【複塩】

デジタル大辞泉
2種以上の塩えんが結合した形式で表される化合物で、水に溶かすと成分イオンに解離するもの。

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