かん‐じ〔クワン‐〕【官寺】
- デジタル大辞泉
- 1 律令制下、寺を維持していく費用をすべて官から支給され、かつ監督された寺。国分寺・勅願寺・定額寺など。2 幕府の保護を受けていた寺。中世、…
かん‐じ〔クワン‐〕【官事】
- デジタル大辞泉
- 官府の勤め。役所の仕事。「―の暇あるごとに」〈鴎外・舞姫〉
かん‐じん〔クワン‐〕【官人】
- デジタル大辞泉
- ⇒かんにん(官人)1
かん‐そう〔クワン‐〕【官僧】
- デジタル大辞泉
- 1 国家から度牒どちょうを得て、公に出家を認められた僧。私度しど僧に対していう。2 僧正そうじょう・僧都そうずなどの官位を授けられた僧。3 勅…
かん‐ぶつ〔クワン‐〕【官物】
- デジタル大辞泉
- 1 政府所有のもの。官有物。かんもつ。2 ⇒かんもつ(官物)2
けんえき‐かん〔‐クワン〕【検疫官】
- デジタル大辞泉
- 港湾や空港の検疫所で検疫を行う厚生労働省の技官。検疫感染症に関する情報の収集・提供、感染患者の隔離収容、感染が疑われる物件の消毒、港湾区域…
官戸【かんこ】
- 百科事典マイペディア
- 中国,日本の前近代の身分呼称。(1)中国,唐代の法律で奴隷または半奴隷身分の官庁所有の賤民。官有賤民には官奴婢・官戸・雑戸の区別があった。…
官宣旨【かんせんじ】
- 百科事典マイペディア
- 平安時代以来,太政官の弁官局から諸国・寺社に下した下文(くだしぶみ)形式の公文書。弁官下文ともいう。→宣旨→関連項目新制|弁官
ひにょう‐きかん〔ヒネウキクワン〕【泌尿器官】
- デジタル大辞泉
- 「泌尿器」に同じ。
やどり‐の‐つかさ【宿▽官】
- デジタル大辞泉
- 「しゅっかん(宿官)」に同じ。「―の権の守は」〈春曙抄本枕・一五六〉
てん‐かん〔‐クワン〕【天官】
- デジタル大辞泉
- 古代中国の官名。周の六官の一つで、国政を総轄し、宮中事務をつかさどった。
ほあん‐かん〔‐クワン〕【保安官】
- デジタル大辞泉
- ⇒シェリフ
ちほう‐かん〔チハウクワン〕【地方官】
- デジタル大辞泉
- 地方行政官の旧称。
ぼくみん‐かん〔‐クワン〕【牧民官】
- デジタル大辞泉
- 地方長官。
ちょうじょう‐かん〔チヤウジヤウクワン〕【長上官】
- デジタル大辞泉
- 1 上役。長官。2 「長上2」に同じ。
どくさいかん【独裁官】
- 改訂新版 世界大百科事典
ないかん【内官】
- 改訂新版 世界大百科事典
外交官 がいこうかん diplomat, diplomatic agent
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一国を代表し,他国または国際機関に派遣される公務員。特に外交使節団の長 (大使) および外交職員 (参事官,書記官など) をさす。任地国で外交特権…
こうかん【侯官】
- 改訂新版 世界大百科事典
きゅうかん【宮官】
- 改訂新版 世界大百科事典
がいかん【外官】
- 改訂新版 世界大百科事典
かんし【官司】
- 改訂新版 世界大百科事典
かんじん【官人】
- 改訂新版 世界大百科事典
かんどう【官道】
- 改訂新版 世界大百科事典
かんひん【官品】
- 改訂新版 世界大百科事典
かんぷ【官符】
- 改訂新版 世界大百科事典
かんぼく【官牧】
- 改訂新版 世界大百科事典
ちょうぜいかん【徴税官】
- 改訂新版 世界大百科事典
すいかん【水官】
- 改訂新版 世界大百科事典
自衛官 じえいかん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
内官 ないかん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 京官ともいう。『大宝令』による中央諸官庁所属の官人 (在京諸司) 。これに対し地方の官人を外官 (げかん) という。
法務官 ほうむかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →プラエトル
じんぎ‐かん(‥クヮン)【神祇官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令制で、朝廷の祭祀を執行し、大嘗祭、鎮魂祭、卜兆などの神事を取り扱い、官社の祝部・神戸を監督する官司。伯、大・少副、大・少祐な…
しゃ‐かん(‥クヮン)【社官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 伊勢神宮に奉仕する「神官」と区別するための語か ) 一般神職の旧称。かんぬし。[初出の実例]「彼院宇者社官累代之氏寺」(出典:円照上…
しき‐かん(‥クヮン)【指揮官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 指揮にあたる官職。また、その官職にある人。人々の指揮をする人。特に軍隊で指揮をする人をいう。[初出の実例]「指揮官ヒトケールンをし…
ししょ‐かん(‥クヮン)【司書官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旧制の官吏の名で、帝国大学付属図書館または官立図書館において、図書、記録および閲覧に関する事務をつかさどった高等官。
こさく‐かん(‥クヮン)【小作官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 小作争議の発生に際して、当事者間の和解調停を成立させることを任務とした行政官。大正一三年(一九二四)各府県に設置。[初出の実例]「…
ぐんむ‐かん(‥クヮン)【軍務官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 軍事に関する事務を行なう役人。〔漢語便覧(1871)〕② 慶応四年(一八六八)、京都に設置された軍政機関。明治二年(一八六九)、兵部…
けい‐かん(‥クヮン)【京官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒きょうかん(京官)
ぎょうせい‐かん(ギャウセイクヮン)【行政官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 明治元年(一八六八)に設けられた行政をつかさどる機関。同二年太政官と改称。〔太政官日誌‐慶応四年(1868)〕② 国家の行政事務を行な…
こ‐かん(‥クヮン)【瞽官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 盲人の官位。検校(けんぎょう)、別当、勾当(こうとう)、座頭の四階を基本にして、一六官七三刻に区分したもの。原初の官位は中世前期には…
たっ‐かん(‥クヮン)【達官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 重い官職。高い位。高位。高官。[初出の実例]「通儒達官早懸レ車、五百年生八十余」(出典:田氏家集(892頃)下・奉傷致仕藤御史)[その他…
そうとう‐かん(サウタウクヮン)【相当官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 その階級がある本官に相当するもの。[初出の実例]「第一種帽〈略〉少将及相当官」(出典:風俗画報‐五四号(1893)陸軍将校服制図)
ちょう‐がん(チャウグヮン)【庁官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 院の庁、女院の庁、後院の庁などの主典以上の役職者を除く一般職員で、召次所などの諸部局に分属しないもの。六位相当。[初出の実例]「…
おお‐ともい(おほともひ)【弁官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おおどもい」とも ) 令制で、太政官事務局の職員。左右に分かれ、それぞれ大・中・少弁がある。左は中務(なかつかさ)、式部、治部、…
がっ‐かん(ガククヮン)【学官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 学事にたずさわる官吏。[初出の実例]「余館官学官及諸学生、雅楽工人、皆清二斎於学館一一宿」(出典:延喜式(927)二〇)[その他の文献]…
がっ‐かん(ガククヮン)【楽官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 朝廷の音楽に関することをつかさどる官吏。伶官(れいかん)。[初出の実例]「三作といふそなたの連子(つれこ)、元は秦(はた)の益勝といふ楽…
か‐かん(‥クヮン)【加官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官職を授けること。[初出の実例]「加官 カクハン」(出典:書言字考節用集(1717)三)[その他の文献]〔漢書‐百官公卿表〕
ぎじゅつ‐かん(‥クヮン)【技術官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 工芸技術に関する事務を取り扱う官吏の旧称。旧判任官を技手、旧高等官を技師と称した。技官。[初出の実例]「此図は地質調査所にて曩に傭…
かん‐か(クヮン‥)【官暇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 朝廷や役所からもらう休暇。[初出の実例]「伝聞官暇楽二幽期一。簾幕昼閑花満レ枝」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)三・次韻八木長川居士試…