ネポス ねぽす Cornelius Nepos (前99ころ―前24ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ローマの伝記作家。主著はローマ最古の伝記集『著名人伝記集』。これはもとかなりな大著で、王、政治家、将軍、文人などに人物を類別し、さらに…
フッ素樹脂 フッそじゅし fluoro-resin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フッ素を含む熱可塑性樹脂をさす。代表的なものとして,ポリテトラフルオロエチレン,ポリクロロトリフルオロエチレン,および,それらとパーフルオ…
サトゥラ Satura
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ローマ文学の一様式。通常「風刺詩」と訳されるが,本来は「寄せ皿」の意味の語で,さまざまなテーマ,さまざまな韻律と形式を織り交ぜた詩のこと。…
ピナコール pinacol
- 改訂新版 世界大百科事典
- ピナコンpinaconeともいう。一般式RR′C(OH)C(OH)R″Rで表される二価アルコールの総称。R,R′,R″,Rがアルキル基,アリール基のもの,またRとR″と…
水俣(みなまた)病 ミナマタビョウ Minamata disease
- 化学辞典 第2版
- 1953年ごろから,熊本県水俣湾周辺の漁民を中心に発生した特異な中枢神経障害を特徴とした公害病.手足のしびれや麻ひのほか,視力,言語,聴力,運…
クラフツ クラフツ Crafts, James Mason
- 化学辞典 第2版
- アメリカの化学者.アメリカのハーバード大学とドイツのフライベルク鉱山アカデミーで工学と鉱山学を学んだ.1860年ハイデルベルク大学のR.W.E. Buns…
ピナコール pinacol
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 1,2-グリコールで,その1,2位の炭素原子がいずれも第三級炭素原子であるもの。この両炭素原子はアルキル基またはアリール基を結合し,あるいは…
カルベン carbene
- 改訂新版 世界大百科事典
- 2個の非共有電子対をもった2価の炭素原子を含む中性の反応性中間体をいう。上式のR1,R2として,水素,ハロゲン,アルキル基,アリール基,アルコキ…
クメン法 クメンホウ cumene process
- 化学辞典 第2版
- ベンゼンとプロペンを原料として,フェノールとアセトンを同時に生産する石油化学プロセス.まず,ベンゼンをゼオライト(固体酸)触媒によりプロペン…
モスタル旧市街の古橋地区【モスタルきゅうしがいのふるはしちく】
- 百科事典マイペディア
- ボスニア・ヘルツェゴビナの南部に位置する都市モスタルを流れるネレトバ川にかかる石橋と周辺地区。スタリ・モストと呼ばれる長さ30m,幅8mのアー…
セイラン せいらん / 青鸞 great argus argus pheasant [学] Argusianus argus
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鳥綱キジ目キジ科の鳥。マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島の海抜1200メートル以上の人間の入らない熱帯林にすむ。雌雄二型。雄は、全長約180センチ…
求電子芳香核置換 キュウデンシホウコウカクチカン electrophilic aromatic substitution
- 化学辞典 第2版
- 芳香環炭素原子上での置換反応.多くの場合,水素原子が置換されてほかの原子あるいは原子団が導入される.カチオン性の反応種が芳香環のπ電子に対し…
マルターゼ まるたーぜ maltase
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- マルトース(麦芽糖)を加水分解して2分子のグルコースにする酵素であるが、マルトースに特異的に作用するものではなく、α(アルファ)-D-グルコシド結…
不飽和化合物 ふほうわかごうぶつ unsaturated compound
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 有機化合物のなかで炭素‐炭素原子間に二重結合(C=C)や三重結合(C≡C)をもつ化合物をいう。環状構造にこれらの多重結合をもつものも不飽和化合物に…
ベタイン betaine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) (CH3)3N+CH2COO- の化学式で表わされる化合物。広く動植物界に分布する。潮解性の鱗片晶または角柱晶。水のほかにアルコールにもよく溶けるが,…
ムガール宮の密室
- デジタル大辞泉プラス
- 小森健太朗の長編ミステリー。2002年刊行。
ケトン ketone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 ケトンの製法カルボニル基C=Oをもつ化合物の総称。一般式RCOR′(R,R′はアルキル基,アリール基あるいは不飽和炭化水素基)。RとR′が同じと…
イアンボス Iambos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア詩歌の韻律の一種,2シラブルの短長格 (∪-) 。近世ヨーロッパの詩では弱強格。イアンボス詩や悲劇,喜劇の会話などではこれを2つ重ねたもの…
ホスフィン ほすふぃん phosphine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水素化リン(リン化水素)PH3とその誘導体の総称。ホスフィンPH3は、無水のホスホン酸H2PHO3を200℃に熱するか、あるいはヨウ化ホスホニウムPH4Iをア…
アルタクセルクセス[2世] Artaxerxēs Ⅱ
- 改訂新版 世界大百科事典
- アケメネス朝ペルシア帝国の王。在位,前404-前359年。ダレイオス2世の子。〈ムネモン(記憶力よき人)〉の名で知られる。前401年弟キュロスの反乱を…
アミノ安息香酸 (アミノあんそくこうさん) aminobenzoic acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 o-アミノ安息香酸 m-アミノ安息香酸 p-アミノ安息香酸最も簡単な芳香族アミノカルボン酸。o-,m-,p-の3種の異性体がある。o-アミノ安…
ガウス Gauss, Carl Friedrich
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1777.4.30. ブラウンシュワイク[没]1855.2.23. ゲッティンゲンドイツの数学者。アルキメデス,アイザック・ニュートンと並び称される学者で,近…
ウィティヒ反応 (ウィティヒはんのう) Wittig reaction
- 改訂新版 世界大百科事典
- リン化合物(ホスホランまたはホスホニウム)のイリドを用いて,アルデヒドまたはケトンのカルボニル(C=O)をメチレン(C=CHR,Rは種々の置換基)…
里山歩き・下呂温泉へのみち
- 事典・日本の観光資源
- (岐阜県下呂市)「美しい日本の歩きたくなるみち500選」指定の観光名所。
リュシマコス Lysimachos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前355頃[没]前281頃古代マケドニアの将軍,王。アレクサンドロス3世 (大王) のアジア遠征に側近として武勲を立て,前 323年の大王死後のサトラッ…
トラック[諸島] Truk Islands
- 改訂新版 世界大百科事典
- 西太平洋,ミクロネシアのカロリン諸島に位置する火山島群。現地ではチュウックChuukと呼ぶ。直径65kmの大環礁内の約50の島よりなり,面積約100km2,…
サキソホン(saxophone)
- デジタル大辞泉
- 木管楽器の一。金属製で、1枚のリードの振動により発音し、木管楽器と金管楽器の中間のつやのある柔らかな音色をもつ。音域によりアルト・テナーなど…
穂高ビール
- デジタル大辞泉プラス
- 長野県、株式会社エイワが製造する地ビール。アルト、ケルシュタイプなどがある。
JR九州 ジェーアールきゅうしゅう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
じぇーあーるきゅうしゅう【JR 九州】
- 改訂新版 世界大百科事典
JR九州 じぇーあーるきゅうしゅう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →九州旅客鉄道(株)
ステファヌス1世 ステファヌスいっせい Stephanus I
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?. ローマ[没]257.8.2. ローマローマ出身の第23代教皇(在位 254~257)。聖人。司祭だった 254年5月,教皇ルキウス1世の後継者として登位した。…
ツィーグラー‐ナッタ触媒 つぃーぐらーなったしょくばい Ziegler-Natta catalyst
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 重合反応に用いられる触媒。塩化チタンとトリアルキルアルミニウムとからなる系のものが代表的である。 歴史的にはドイツのK・ツィーグラーらが1953…
ホウ酸エステル ホウサンエステル boric acid ester
- 化学辞典 第2版
- 一般式B(OR)3(Rはアルキル,アリル).ボランBH3の水素置換体としてトリアルコキシボランのようによぶこともある.硫酸共存下でホウ酸とアルコールを…
合成洗剤 ごうせいせんざい synthetic detergent
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 工業的に化学合成された界面活性剤を用いた洗剤の総称。動植物油脂の脂肪酸アルカリ塩であるせっけんに対し、合成界面活性剤が主要成分であるが、洗…
『アガメムノン』 Agamemnon
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ギリシア悲劇。アイスキュロスの作で前458年の上演。トロヤ戦争の総大将アガメムノンの王妃クリュタイムネストラによる殺害を主題とする。王子オレス…
無水フタル酸 むすいふたるさん phthalic anhydride
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 酸無水物の一つで、フタル酸の二つのカルボキシ基(カルボキシル基)から1分子の水がとれた構造をもつ。 フタル酸を加熱して脱水すると得られるが、…
ボフィル Bofill, Ricardo
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1939.12.5. バルセロナスペインの建築家。バルセロナ建築学校,ジュネーブ建築大学に学ぶ。 1960年タリエル・デ・アルキテクトゥラを結成。以後…
アミン amine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アンモニアの水素原子が炭化水素残基で置換された形の化合物の総称。置換される水素原子の数により,第一アミン RNH2 ,第二アミン RR'NH ,第三アミ…
カルベン錯体 カルベンサクタイ carbene complex
- 化学辞典 第2版
- 二価の炭素化合物であるカルベン R2C:が,形式的に低い酸化状態の金属原子に結合または配位した錯体.発見者E.O. Fischer(フィッシャー)の名前をとっ…
バルビツル酸 バルビツルサン barbituric acid
- 化学辞典 第2版
- 2,4,6-trioxohexahydropyrimidine.C4H4N2O3(128.09).マロニル尿素ともいう.マロン酸ジエチルと尿素とをナトリウムエトキシドを用いて縮合させて合…
シュロック Schrock, Richard R.
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1945.1.4. インディアナ,バーンアメリカ合衆国の有機化学者。1967年カリフォルニア大学リバーサイド校を卒業,1971年ハーバード大学で化学の博…
殺菌剤【さっきんざい】
- 百科事典マイペディア
- 微生物を死滅させる効果をもつ薬剤の総称。殺菌剤には,環境や器具器材が汚染されたときに使用するものと,創傷などに際して感染を防ぐものとがあり…
キューバ‐とう〔‐タウ〕【キューバ島】
- デジタル大辞泉
- 西インド諸島西部の島。同諸島が属するカリブ海最大の島。キューバ共和国の主島であり、大部分を占める。1492年にコロンブスが到達し、フアナ島と命…
ほわいとほーるきゅうでん【ホワイトホール宮殿】
- 改訂新版 世界大百科事典
脂肪族化合物 しぼうぞくかごうぶつ aliphatic compound
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鎖式有機化合物の別名。直鎖あるいは枝分れを含む鎖式の炭素骨格をもつ有機化合物をいう。いいかえれば、分子内に環式構造を含まず鎖式の構造のみか…
トール油 とーるゆ tall oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- クラフト法でパルプを製造する際、パルプ原料を水酸化ナトリウムなどで蒸解し、繊維を分別するとき、副生する脂肪酸(45~50%)、樹脂酸(ロジン、3…
こ‐てつ【古哲】
- デジタル大辞泉
- 《「哲」は道理に明るい人の意》昔のすぐれた思想家や賢人。いにしえの哲人。
炭酸カリウム (たんさんカリウム) potassium carbonate
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 性質 製法 用途化学式K2CO3。俗に炭酸カリまたは単にカリ(加里)ともいう。植物灰の主成分をなす。タバコの煙にも相当量含まれる。性…
ザルツカンマーグート(Salzkammergut)
- デジタル大辞泉
- オーストリア中部、オーバーエスターライヒ州とザルツブルク州にまたがる地方。アルプスの山々と数多くの湖沼が織り成す自然景観で知られ、数多くの…