み‐のき【三軒】
- デジタル大辞泉
- 垂木たるきが三重に突き出ている軒。内側から地垂木じだるき、一の飛檐垂木ひえんだるき、二の飛檐垂木とよぶ。紫宸殿・興福寺北円堂などにみられる。
三方 (みかた)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →若狭[町]
三石 (みついし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →新ひだか[町]
三具足 (みつぐそく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 仏前の供養具である花瓶,燭台,香炉の三つ道具を総称していう。しかし,室町時代には供養具の性格から離れ,鑑賞具として扱う考えが生まれる。《室…
三遠 (さんえん) Sān yuǎn
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国山水画の構図理論。高遠・深遠・平遠をいい,視点の位置によって異なる三つの構図形式を,北宋中期の郭煕が《林泉高致》の中で理論的にまとめた…
三韓 (さんかん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代朝鮮半島の南部に割拠した韓族の総称。転じて朝鮮民族一般をさすばあいにも用いる。古代朝鮮の北西部にはいわゆる衛氏朝鮮と称する国家が存在し…
三貨【さんか】
- 百科事典マイペディア
- 金・銀・銭(ぜに)の3種類の貨幣。古くは銭が用いられていたが,安土・桃山時代に金・銀貨が加わった。江戸時代,金・銀・銭を発行したが金銀貨中心…
三曲【さんきょく】
- 百科事典マイペディア
- 日本音楽用語。(1)3種類の楽器による合奏。現代では箏と三味線と尺八の合奏が最も標準的。江戸時代には尺八ではなく胡弓を用いた例が多い。〈三…
三家【さんけ】
- 百科事典マイペディア
- 御三家ともいい,徳川家康直系一門のうち尾張,紀伊,水戸の3家をいう。尾張(名古屋藩)は家康の第9子義直,紀伊(和歌山藩)は10子頼宣,水戸(…
三弦【さんげん】
- 百科事典マイペディア
- 中国の長い棹をもつリュート属撥弦楽器。中国語ではサンシエン。3本の弦。大小二つのタイプがある。小三弦(シヤオサンシエン)の方が古く,19世紀半…
三冊子【さんぞうし】
- 百科事典マイペディア
- 江戸中期の俳論集。土芳著。土芳の没後40余年を経て1776年高桑闌更により刊行された。〈白さうし〉〈赤さうし〉〈黒さうし(忘れ水)〉の3部よりな…
三部会【さんぶかい】
- 百科事典マイペディア
- フランスの身分制議会。高級聖職者と貴族の代表よりなる封建的王政諮問会議に,有力都市の市民階級(第三身分)代表を加えた3部で構成。1302年教皇…
三密【さんみつ】
- 百科事典マイペディア
- 仏教用語。密教で仏の身・口・意の三つの働きが衆生の思慮の及ばざるものであることを示す言葉。また衆生の三業(身口意(しんくい))もそれと相応す…
三方 みかた
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 福井県南西部,若狭町北部の旧町域。若狭地方の中央に位置し,若狭湾に面する。1953年八村,西田村が合体し三方町が成立。1954年十村を編入。2005年…
三徳山 みとくさん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鳥取県中部,三朝町にある山。標高 900m。安山岩質溶岩と集塊岩から成り,浸食の抵抗差によって急崖,洞窟などの奇勝が形成され,その洞内に古代建築…
三仏寺 さんぶつじ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鳥取県東伯(とうはく)郡三朝(みささ)町三徳(みとく)にある天台宗の寺。三徳山浄土院(じょうどいん)と号する。本尊は釈迦(しゃか)・阿弥陀(あみだ)・…
三阿弥 さんあみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 室町時代の水墨画家、能阿弥(のうあみ)(真能(しんのう))、芸阿弥(げいあみ)(真芸(しんげい))、相阿弥(そうあみ)(真相(しんそう))の父子孫3代の…
三貨 さんか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金、銀、銭の3種の貨幣。江戸幕府はこれを正貨とし、交換比率を金1両=銀50匁(のち60匁)=銭4貫文と定めた。[編集部][参照項目] | 貨幣
三峡 さんきょう / サンシヤ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、長江(ちょうこう)(揚子江(ようすこう))上流部にある大峡谷。四川(しせん)省東部の奉節(ほうせつ)県白帝城から湖北(こほく)省西部の宜昌(ぎし…
三弦 さんげん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、日本のリュート型撥弦(はつげん)楽器。三絃とも書く。中国の三弦は弦子ともいい、全長約90~120センチメートルで、丸みを帯びた胴と長い棹(さ…
三線 さんしん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 沖縄、奄美(あまみ)など南西諸島のリュート型撥弦(はつげん)楽器。蛇皮線(じゃびせん)は本土での俗称である。三味線(しゃみせん)と同系の楽器だが、…
三竦 さんすくみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国周代の道学者関尹子(かんいんし)の著書とされる『関尹子』「三極」のなかに記されるたとえ。ヘビ(蛇)はナメクジ(蛞蝓)を恐れ、ナメクジはカ…
三聖 さんせい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 3人の聖人。世界の三聖として孔子(こうし)、釈迦(しゃか)、キリストを数えるが、中国では古来、老子、孔子、釈迦をあげるほか、孔子、老子、顔回や文…
三陟 さんちょく / サムチョク
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 韓国(大韓民国)、江原道(こうげんどう/カンウォンド)南部東海岸の小都市。面積1185.8平方キロメートル、人口7万5592(2000)。1986年、市に昇格。…
みとくさん【三徳山】
- 国指定史跡ガイド
- 鳥取県東伯郡三朝町三徳と鳥取市との境にある山。三徳山は、三徳山安山岩類と呼ばれる溶岩と安山岩質凝灰角礫(かくれき)岩からなり、標高は約900m。…
さんいっち【三一致】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんいん【三陰】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんがい【三繫】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんがっか【三学科】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんかば【三河馬】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんこう【三校】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんざ【山三】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんしきし【三色紙】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんしょう【三焦】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんすう【三数】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんだい【《三代》】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんたな【三棚】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんたん【三炭】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんたんいつ【三単一】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんどう【《三道》】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんぼういん【三法印】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんよみもの【三読物】
- 改訂新版 世界大百科事典
三繋 さんがい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 面繋 (おもがい) ,胸繋,尻繋の総称。掛馬具 (かけばぐ) の一部分。革紐または裂紐で,馬具を馬体に装着させるもの。ウマの頭部につけて轡 (くつわ)…
三曲 さんきょく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 日本音楽の用語。 (1) 伝承上の重要な格式の高い曲を3つ並べた楽曲分類名称。 (a) 平安時代の雅楽の琵琶独奏曲『流泉』『啄木』『楊真藻 (ようしんそ…
三晋 さんしん San-jin; San-chin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,戦国の七雄 (しちゆう) 中の韓,魏,趙の3国をいう。晋の哀公5 (前 453) 年,晋の大夫であった韓,魏,趙3家が執政荀瑤 (知伯) を滅ぼして自立…
三線 さんしん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 日本の弦楽器の一種。沖縄および奄美地方で用いられる。「蛇皮線」「さむしる」ともいい,現在では三味線と呼ばれることも少くない。日本本土の三味…
三神山 さんしんざん San-shen-shan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国古代において,海上にあると信じられた伝説上の3つの山。『史記』封禅書などによれば,蓬莱 (蓬莱山 ) ,方丈,瀛州 (えいしゅう) の三山をさし…
三諦 さんだい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国天台宗で唱えられた説。空,仮,中の三諦のこと。諦とはサンスクリット語 satyaの訳語で「真理」という意味。空諦とはあらゆる物事にはおよそ実…
三毒 さんどく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
三七草 (サンシチソウ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Gynura japonica植物。キク科の多年草,園芸植物,薬用植物