「アウグスティヌス」の検索結果

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しゅい‐しゅぎ【主意主義】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] voluntarism の訳語 ) 哲学で、意志的なものを究極の原理に据えて考える立場。倫理学では、人間の意志が良心や理性を越えてすべ…

預定【よてい】

百科事典マイペディア
英語predestinationなどの訳で,〈予定〉とも書く。人間の救済は神によってあらかじめ定められているとするキリスト教の思想。恩寵と自由意志という…

ボナベントゥラ

百科事典マイペディア
イタリアのスコラ学者,神秘思想家。俗名ジョバンニ・ディ・フィダンツァGiovanni di Fidanza。〈熾天使的博士Doctor seraphicus〉と尊称される。124…

ジャンセニスム

百科事典マイペディア
〈ヤンセン主義〉とも。オランダの神学者ヤンセンの恩寵論,およびその影響下に17,18世紀のフランスで展開された宗教運動。ポール・ロアイヤル修道…

原罪 げんざい peccatum originale ラテン語 original sin 英語 Erbsünde ドイツ語 péché originel フランス語

日本大百科全書(ニッポニカ)
キリスト教の教理の一つ。人類の初めから罪と死が人間をとらえたので、キリストの十字架の死と復活によって贖(あがな)い、回復されなければならない…

グティエレス

367日誕生日大事典
生年月日:1580年8月24日スペインのアウグスティノ会宣教師1632年没

しょさいのせいヒエロニムス【書斎の聖ヒエロニムス】

デジタル大辞泉
《原題、〈イタリア〉San Girolamo nello studio》ギルランダイヨの絵画。フィレンツェにあるオニサンティ教会内壁のフレスコ画。西方教会の教父でラ…

アンブロージョ カレピーノ

367日誕生日大事典
生年月日:1435年6月2日イタリアの辞書編集者,アウグスティノ会修道士1511年没

ラクタンティウス Lucius Caelius(Caecilius) Firmianus Lactantius

改訂新版 世界大百科事典
3世紀後半から4世紀初めのキリスト教神学者。生没年不詳。北アフリカ,ヌミディア地方のシッカという小都市で異教徒の家庭に生まれ,修辞学の教育を…

自由意志【じゆういし】

百科事典マイペディア
ラテン語liberum arbitrium voluntatis,英語free will,ドイツ語Willensfreiheitなどの訳。一般に,外的な強制なく自発的になされる行為の原因とな…

エンカルナシオン‐しゅうどういん〔‐シウダウヰン〕【エンカルナシオン修道院】

デジタル大辞泉
《Real Monasterio de la Encarnación》スペインの首都マドリードにあるアウグスティヌス会の修道院。1611年にスペイン王フェリペ3世の妃マルガリー…

カンパネッラ かんぱねっら Tommaso Campanella (1568―1639)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イタリア・ルネサンス期の代表的な哲学者。カラブリアのスティロに貧しい農家の子として生まれる。若くしてドミニコ会に入るが、とくにテレジオの自…

ウィンケンティウス(サラゴサの) Vincentius 生没年:?-304ころ

改訂新版 世界大百科事典
スペインの殉教聖人。スペイン語ではビセンテVicente。〈バレンシアのウィンケンティウス〉ともいう。サラゴサで助祭となり,ディオクレティアヌス帝…

ギヨーム

精選版 日本国語大辞典
[ 一 ] ( Guillaume de Champeaux ━ド=シャンポー ) フランスのスコラ学者。アウグスティヌスの影響を受け、普遍論争では極端な実念論の立場をとった…

ヒラリウス ひらりうす Hilarius (310ころ―367)

日本大百科全書(ニッポニカ)
初代キリスト教の有力なラテン教父。フランスのポワチエの高貴な異教徒の家庭に生まれる。当時の修辞学、哲学に通暁していたが、人生の意味を問い求…

ce・les・ti・no, na, [θe.les.tí.no, -.na/se.-]

小学館 西和中辞典 第2版
[形] 〖カト〗 (教皇ケレスティヌス Celestino5世が創設した隠者の教団)ケレスティヌス派の.━[男] [女] 〖カト〗 ケレスティヌス派の修道士[修道…

ウィクトリア Victoria

改訂新版 世界大百科事典
ローマ神話の勝利の女神。ギリシア神話のニケに相応する。起源は不詳だが共和政期からローマの象徴としてあがめられ,ユピテル,マルスなどと並んで…

共同生活兄弟会 きょうどうせいかつきょうだいかい Brothers (Brethren) of Common Life

日本大百科全書(ニッポニカ)
オランダ中部のデベンテルに1370年代、ゲラルト・フローテやフローレント・ラーデベインスらによって創設された宗教団体。そこでは司祭も一般信者も…

煉獄 れんごく purgatorium ラテン語

日本大百科全書(ニッポニカ)
カトリックの教義で、小罪を犯した死者の魂がその浄(きよ)めを受けるために赴く場所。パラダイス、地獄、幼児の辺獄、父祖たちの辺獄などと並ぶ五つ…

スコラ哲学(スコラてつがく) scholasticism

山川 世界史小辞典 改訂新版
中世キリスト教神学・哲学の諸体系。スコラは「学校」の意で,大学発生前の諸神学校をさす。その発展は4期に分かれ,第1期は新プラトン主義とアウグ…

マニ教【マニきょう】

百科事典マイペディア
イラン人マニ(216年―276/77年)を開祖とする宗教。英語でManichaeism,漢語で摩尼教。後期ゾロアスター教,ユダヤ教,キリスト教,仏教,土着信仰…

ギヤ・ド・ペカドル ぎやどぺかどる Gvia do Pecador

日本大百科全書(ニッポニカ)
「罪人の導き」の意で、キリシタン版の一種。「ぎやどぺかどる」とも書く。スペインのドミニコ会司祭ルイス・デ・グラナダの原著(1555刊)の抄訳本…

シュタウピッツ Johann von Staupitz 生没年:1469ころ-1524

改訂新版 世界大百科事典
ドイツのアウグスティヌス隠修修道会士。宗教改革者ルターの師。ザクセンの貴族の出で,ケルンとライプチヒで学び,1490年ころミュンヘンで修道士と…

ルイ・M.É. ベルトラン Louis-Marie-Émile Bertrand

20世紀西洋人名事典
1866 - 1941 作家。 スパンクール生まれ。 1897年文学博士。1899年小説家として「民族の血」でデビューし、写実的で雄弁な文体をフローベルから受…

三位一体説(さんみいったいせつ) trinitas[ラテン],Trinity[英]

山川 世界史小辞典 改訂新版
キリスト教の根本教理の一つで,父なる神,イエス・キリストとして世に現れた子なる神,聖霊である神が三つの位格(persona)と一つの実体(substantia)…

ペラギウス派 ぺらぎうすは Pelagianist

日本大百科全書(ニッポニカ)
救いの問題について、神の恩寵(おんちょう)とは別に人間の固有な力を強調するペラギウスを指導者とする神学的立場をいう。イギリスあるいはアイルラ…

せいアウグスティヌス‐しゅうどういん〔‐シウダウヰン〕【聖アウグスティヌス修道院】

デジタル大辞泉
《St. Augustine's Abbey》⇒聖オーガスティン大修道院

ローマの平和 (ローマのへいわ) Pax Romana[ラテン]

改訂新版 世界大百科事典
ローマ時代に樹立された地中海世界の平和を〈パクス・ローマーナ〉,すなわち〈ローマの平和〉と呼ぶ。パクスとは平和を意味するギリシア語エイレネe…

ズウォレ ずうぉれ Zwolle

日本大百科全書(ニッポニカ)
オランダ中部、オーフェルアイセル州の州都。人口10万7373(2001)。ズワルテ・ワーテル川に沿い、運河と鉄道、高速道路の結節点であるため商業都市…

ぷらとんあうぐすてぃぬしゅぎ【プラトン=アウグスティヌス主義】

改訂新版 世界大百科事典

修道会【しゅうどうかい】

百科事典マイペディア
キリスト教会において,教会の正当な権威によって認可され,一定の戒律(会則)にのっとり,三修道誓願(清貧,貞潔,従順)を立てて共同生活を営む…

ロマ書 ろましょ The Letter of Paul to the Romans

日本大百科全書(ニッポニカ)
『新約聖書』六番目の書で、「ローマ人への手紙」とよばれる。パウロが晩年近く(55ころ)コリントからローマのキリスト教会あてに書いた手紙である…

パウロ Paulus

山川 世界史小辞典 改訂新版
?~60以後原始キリスト教の伝道者,使徒。小アジア,キリキアのタルソス出身のユダヤ人でローマ市民権を持つ。初め熱心なパリサイ派のユダヤ教徒で…

カンタベリーだいせいどう【カンタベリー大聖堂】

世界の観光地名がわかる事典
イギリスのイングランド南東部のケント州カンタベリー(Canterbury)にある、イギリス国教会の総本山。聖堂内部にある礼拝堂の「聖書の窓」と呼ばれ…

あうぐすてぃぬすしゅうどうさんじかい【アウグスティヌス修道参事会】

改訂新版 世界大百科事典

ヨハネ騎士団 (ヨハネきしだん) Ordo Equitum Sancti Johannis[ラテン]

改訂新版 世界大百科事典
西欧中世の三大騎士団の一つ。正式名は〈エルサレム・聖ヨハネ救護騎士修道会〉。11世紀末南フランス出身の修道士ジェラールGérardが聖地巡礼用救護…

オットー Otto von Freising 生没年:1111か14-58

改訂新版 世界大百科事典
ドイツの貴族バーベンベルク家出身の聖職者,歴史記述者。国王コンラート3世の異父弟,フリードリヒ1世の伯父。1138年いらいフライジング司教となり…

石原謙(いしはらけん) いしはらけん (1882―1976)

日本大百科全書(ニッポニカ)
キリスト教史家。東北帝国大学教授、東京女子大学学長、青山学院大学教授を歴任。日本基督(キリスト)教学会理事長、中世哲学会委員長(会長)、日本…

歴史哲学(れきしてつがく)

山川 世界史小辞典 改訂新版
歴史の意味,目的についての哲学的省察。アウグスティヌスやヴィーコにすでにみられるが,「歴史哲学」の語はヴォルテールに由来する。近代では特に…

アンブロシウス あんぶろしうす Ambrosius (339ころ―397)

日本大百科全書(ニッポニカ)
ミラノの司教。4世紀後期の西方ローマ教会四博士の一人。ローマ貴族の子としてドイツのトリエルに生まれた。ローマで修辞学を修めたのち、370年北イ…

オットー(Otto von Freising) おっとー Otto von Freising (1111/1115―1158)

日本大百科全書(ニッポニカ)
南ドイツ、フライジンクの司教。ホーエンシュタウフェン朝の年代記作者。オーストリア辺境伯と皇帝ハインリヒ4世の娘アグネスとの間に生まれる。ホー…

ジャンセニスム Jansénisme

改訂新版 世界大百科事典
17,18世紀フランスの宗教,政治,社会に大きな影響を及ぼした宗教運動。字義どおりには神学者ヤンセン(フランス名ジャンセニウス)が主張し,ロー…

レオン Luís de León 生没年:1527-91

改訂新版 世界大百科事典
スペインのルネサンス詩人,聖書学者。アウグスティヌス会士。サラマンカ大学教授となるが,異端審問にかけられ(1572),5年間獄中にあった。その一…

長沢信寿 (ながさわ-のぶひさ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1897-1972 大正-昭和時代の哲学者,宗教学者。明治30年2月24日生まれ。竜谷大,京都帝大などをへて九大教授。聖書を基とする哲学研究をとなえ,「アウ…

フランシスコ会【フランシスコかい】

百科事典マイペディア
アッシジのフランチェスコを中心に発足(1209年ころ)した托鉢(たくはつ)修道会。正称〈小さき兄弟たちの修道会Ordo Fratrum Minorum〉,英語ではFra…

ヒュギヌス Gaius Julius Hyginus

改訂新版 世界大百科事典
前1世紀後半,アウグストゥス帝治世下のローマの学者。生没年不詳。出身地はスペイン,あるいはエジプトのアレクサンドリアとも伝えられる。アウグス…

テオドラ ておどら Theodora (500ころ―548)

日本大百科全書(ニッポニカ)
東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世(在位527~565)の妃。コンスタンティノープルの競技団体「緑組」の獣番を父とし、女優となって数年間エジプト、シ…

パウリヌス(ノラの) Paulinus 生没年:353ころ-431

改訂新版 世界大百科事典
キリスト教司教,詩人,聖人。ガリアの元老院貴族層の出身。同階層の年長の詩人アウソニウスの指導と親交を得,イタリアのカンパニア州総督となる(3…

ピーター・ロバート・ラモント ブラウン Peter Robert Lamont Brown

現代外国人名録2016
職業・肩書歴史学者 プリンストン大学教授国籍アイルランド生年月日1935年7月6日出生地ダブリン学歴オックスフォード大学ニュー・カレッジ〔1956年〕…

ルター Martin Luther

山川 世界史小辞典 改訂新版
1483~1546ドイツの宗教改革者,プロテスタンティズムの始祖。中部ドイツ,テューリンゲンの鉱夫の家に生まれ,エルフルト大学での学業半ばにしてア…

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