いず‐いし〔いづ‐〕【×伊豆石】
- デジタル大辞泉
- 神奈川県の湯河原町・真鶴町から産する輝石安山岩。色は青黒く、庭石・建築などに用いる。小松石が有名。
うろこ‐いし【×鱗石】
- デジタル大辞泉
- 三角形に切った石。うろこ形の石。敷石などに用いる。
はったい‐いし【×糗石】
- デジタル大辞泉
- ⇒子持ち石2
ばてい‐せき【馬×蹄石】
- デジタル大辞泉
- 表面に馬蹄のような形のある蒼黒色の石。庭石などに用いる。
ねぶか‐いし【根府▽川石】
- デジタル大辞泉
- ⇒ねぶかわいし
きく‐いし【菊石】
- デジタル大辞泉
- ⇒アンモナイト
くるま‐いし【車石】
- デジタル大辞泉
- 北海道根室市花咲はなさきにみられる粗粒玄武岩。枕状溶岩の一で放射状節理を示す。天然記念物。
漂石【ひょうせき】
- 百科事典マイペディア
- (1)モレーンの岩塊などが氷河の流下で遠くまで運ばれ,氷河の消失によってとり残されたもの。付近の地質とは異質で孤立して存在する。(2)岩石…
沸石【ふっせき】
- 百科事典マイペディア
- 三次元的網目構造をもったアルカリ金属の含水ケイ酸塩鉱物の一群。ゼオライトとも。組成は(Na2,K2,Ca,Ba)[(Al,Si)O2](/n)・xH2O。沸石族に…
石刃【せきじん】
- 百科事典マイペディア
- ブレードともいう。細長く,両側にほぼ平行の刃をもつ剥片(はくへん)石器。原石を適当な大きさに加工し,そこから縦長の剥片を連続して剥ぎとってい…
石化【せっか】
- 百科事典マイペディア
- 帯化とも。植物の奇形の一つで,茎,葉,花序などが平たい帯状や扇状になること。これは本来円錐形の生長点が異常に横に広がるためで,多くの場合,…
菊花石【きっかせき】
- 百科事典マイペディア
- 菊の花弁状の紋理をもつ石。輝緑(きりょく)岩または輝緑凝灰岩の中に,放射状に集合した方解石やアラレ石の結晶が分解したのち,石英やドロマイトが…
凹石【くぼみいし】
- 百科事典マイペディア
- 片面または両面にくぼみのある小型の扁平な石と,多数の小穴をつけた不規則な形の石とがあり,いずれも縄文(じょうもん)時代の石器。凹みは打撃や研…
飾石【かざりいし】
- 百科事典マイペディア
- →飾石(しょくせき)
唾石【だせき】
- 百科事典マイペディア
- 唾液腺の導管内にできる結石で,唾液中の石灰分が沈着したもの。顎下(がっか)腺に最も多く見られる。唾液の流出障害,唾液腺のはれ,痛みなどをきた…
とらふ‐いし【虎▽斑石】
- デジタル大辞泉
- 虎の毛のような模様のある黄色の石英粗面岩。兵庫県豊岡市産の石材。かつては滋賀県高島産のものが、虎斑石硯すずりとして著名であった。
トルコ‐いし【トルコ石】
- デジタル大辞泉
- 銅・アルミニウムの燐酸塩りんさんえん鉱物。空色ないし青緑色を呈する。三斜晶系。飾り石にする。ターコイズ。トルコ玉。[類語]宝石・玉たま・玉ぎ…
隕石【いんせき】
- 百科事典マイペディア
- 惑星空間に存在する固体物質が燃え尽きないで惑星表面に達したもの。大気との衝突によって多数の破片になることもあり,このときには広い範囲に多数…
大谷石【おおやいし】
- 百科事典マイペディア
- 宇都宮市大谷町(もと荒針村)一帯で産出する石材。石垣,門塀,擁壁などに利用。グリーンタフに属する流紋岩質軽石凝灰岩で,多孔質で柔らかく,つ…
モアッサン‐せき【モアッサン石】
- デジタル大辞泉
- ⇒モアッサナイト
ひる‐いし【×蛭石】
- デジタル大辞泉
- 熱するとヒルが伸びるように膨張する鉱物。黒雲母くろうんもが風化したもので、多量の水分を含んでいる。断熱・防音材や園芸用土などに使用。バーミ…
ふん‐せき【×糞石】
- デジタル大辞泉
- 1 大腸の内容物が固結して石状となったもの。また、腸管、特に虫垂にできる結石。腸石。2 動物の糞が化石となったもの。生痕化石の一種。糞化石。…
や‐いし【矢石/×箭石】
- デジタル大辞泉
- ⇒べレムナイト
おかやま‐せき〔をかやま‐〕【岡山石】
- デジタル大辞泉
- 平成10年(1998)、岡山県高梁たかはし市布賀で、松原聰さとしらが発見した鉱物。ケイ酸塩鉱物の一種。白色。正方晶系。結晶質石灰岩中に産する。学…
しが‐せき【滋賀石】
- デジタル大辞泉
- 昭和60年(1985)、滋賀県栗東りっとう市の廃鉱で、米国のピーコーらが発見した鉱物。硫酸塩鉱物の一種。三方晶系。六角板状で、可撓性かとうせいを…
めい‐せき【名石】
- デジタル大辞泉
- 由緒のある石。
ほとけ‐いし【仏石】
- デジタル大辞泉
- 中国・九州地方の一部で、墓碑または埋葬地の上に置いておく石。
ロゼッタ‐いし【ロゼッタ石】
- デジタル大辞泉
- 1799年ナポレオンのエジプト遠征の際、ナイル河口のロゼッタで発見された石碑。前196年建立のプトレマイオス5世の頌徳碑で、ヒエログリフ(聖刻文字…
ぶどう‐せき〔ブダウ‐〕【×葡×萄石】
- デジタル大辞泉
- カルシウム・アルミニウムの含水珪酸塩けいさんえん鉱物。淡緑色・灰色ないし白色で、斜方晶系に属し、ふつう塊状、まれに板状結晶。多く、弱い変成…
石鎌 (いしがま)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 先史時代および古代の農耕社会で用いられた石製の収穫具。その起源はオリエント地方の中石器時代以降にみられ,木や骨で作った柄の側面に溝を彫り,…
石蹴り (いしけり)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 石を蹴って行う遊びの総称。時代,地方により遊び方を異にし,それに応じて名称もさまざまである。例えば〈うさぎとかめ〉〈おんせん〉〈くらとり〉…
石鋸 (いしのこぎり)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 考古学の用語で,機能を類推して付けられたため,2種類のまったく異なった石器に対して用いられる。ひとつは,半月形ないしは長方形の平面形をなし,…
石庖丁 (いしぼうちょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 磨製石器の一種。長方形,紡錘形または半月形を呈する扁平な石器で,一方の長辺に刃がついている。刃は両面から研ぎだしたものと,片面からつけたも…
男鹿石
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。秋田県男鹿半島にある寒風山麓で産出される淡灰褐色の安山岩。「寒風石(かんぷせき)」とも呼ばれる。
椿石
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。佐賀県産の花崗岩。
蛭川石
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。岐阜県中津川市で産出される花崗岩。「蛭川御影」「恵那御影」「恵那錆石」などとも呼ばれる。
サルセン石
- 岩石学辞典
- サルセン石は英国中南部に多数見られる砂岩の大きな塊をいい,浸食された第三紀層の遺物と推定されている[ランダムハウス : 1994].この語は英国南…
山猫石
- 岩石学辞典
- →琥珀
紫石
- 岩石学辞典
- 紅簾片岩の俗名.主に紅簾石(piedmontite)と石英からなる結晶片岩.紅簾片岩は上記以外に緑簾石,白雲母,石榴石,金紅石,曹長石,赤鉄鉱などを含…
ミルメカイトペルト石
- 岩石学辞典
- ミルメカイトで石英の代わりにマイクロクリンで置換したもの[Geiger : 1912].
石人形
- デジタル大辞泉プラス
- 山口県岩国市、錦川などに生息する水中昆虫、ニンギョウトビケラの巣。川の砂や小石を使ったもので、人の形に見えることからこう呼ばれる。古くから…
鸚鵡石 (おうむせき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 歌舞伎の名ぜりふ集。役者の声色(こわいろ)をするのに便利なようにせりふを抜粋して載せた小冊子。古くは寛文・延宝(1661-81)ころからはじまるが…
天井石
- 防府市歴史用語集
- 横穴式石室[よこあなしきせきしつ]の天井をつくるために上からのせた大きな石のことです。
いしごろも【石衣】
- 和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典
- 和菓子の一種。あんに水あめを加えて練り、小さくまるめ、すりみつで白い衣をかけたもの。◇関西では「松露(しょうろ)」ともいう。
石合戦
- デジタル大辞泉プラス
- 1955年公開の日本映画。監督:若杉光夫、原作:上司小剣、脚色:松丸青史ほか、撮影:仲沢半次郎。出演:小沢栄、山田五十鈴、浜田光曠、内藤武敏、…
石蔵
- デジタル大辞泉プラス
- 鹿児島県、白金酒造株式会社が製造・販売する芋焼酎。木樽蒸留器で蒸留。
コレステロール石
- 栄養・生化学辞典
- ⇒胆石
谷水石 (たに-すいせき)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1801-1877 江戸後期-明治時代の武士,発明家。享和元年生まれ。丹波柏原(かいばら)藩(兵庫県)藩士。安政のころ,独力で外国製の元込(もとごめ)銃とお…
燕石 (えんせき)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒富永燕石(とみなが-えんせき)
オットレ石 オットレせき ottrelite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- オットレライトともいう。マンガンに富む硬緑泥石類似の鉱物でクロリトイド族 (Fe,Mn,Mg)Al2SiO5(OH)2 の一種。緑灰色ないし黒色の六角板状結晶で…