「石」の検索結果

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いしだん‐いし【石段石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 茶室の庇(ひさし)の下、出入口の所にすえられる高低の段のある二つの自然石。沓脱(くつぬぎ)石と踏段石(二番石)のこと。② 庭にすえら…

いし‐づたい(‥づたひ)【石伝】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 石から石へと伝って行くこと。敷石、飛び石や、川の浅瀬の石などを順に踏んで渡ること。[初出の実例]「かた山のいささ小川のいしづたひ心…

いし‐ぶぎょう(‥ブギャウ)【石奉行】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 戦国武将に仕えて砦(とりで)や城の石積み工事を宰領し、また、その石の切り出しにあたった奉行人。[初出の実例]「石奉行、西尾小左衛門…

いし‐も【石藻】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =せっかいそう(石灰藻)

バデレイ石 ばでれいせき baddeleyite

日本大百科全書(ニッポニカ)
二酸化ジルコニウムの鉱物。ジルコニウムの鉱石鉱物の一つ。純粋な二酸化ジルコニウムZrO2は原子炉の中性子遮蔽(しゃへい)材として優れた性質を示す…

三笠石 みかさいし mikasaite

日本大百科全書(ニッポニカ)
無水硫酸第二鉄の鉱物。1994年(平成6)三浦裕行(ひろゆき)(1950― )らによって報告された新鉱物。北海道三笠市幾峻別(いくしゅんべつ)炭坑におい…

脈石 みゃくせき gangue

日本大百科全書(ニッポニカ)
鉱床の中に産する鉱物のうち、採掘されても利用されない鉱物をいう。一般には金属鉱床に産する石英、方解石、蛍石(ほたるいし)、石膏(せっこう)など…

ロッカ石 ろっかせき lokkaite-(Y)

日本大百科全書(ニッポニカ)
カルシウムとイットリウム族希土の含水炭酸塩。1970年フィンランドから新鉱物として記載されたが、化学式が正確でなく、1986年(昭和61)に鉱物学者…

石槍 いしやり

旺文社日本史事典 三訂版
打製石器の一つ先端をとがらせ,長い柄につけ,槍として用いる。旧石器時代のポイントもその一つであり,縄文時代にもみられる。

ギブス石 ぎぶすせき gibbsite

日本大百科全書(ニッポニカ)
ボーキサイトの主成分鉱物。土壌鉱物あるいは低温熱水生成鉱物として産し、六角板状の自形結晶をなす。また塊状、皮膜状の団塊を形成する。バイエル…

凹石 くぼみいし

日本大百科全書(ニッポニカ)
石の面に1、2か所または多数の凹みのある縄文時代の石器。1、2か所凹みのある石は円形、楕円(だえん)形の礫(れき)の両面あるいは片面に浅い凹みがあ…

クランダル石 くらんだるせき crandallite

日本大百科全書(ニッポニカ)
カルシウムとアルミニウムの含水リン酸塩。クランダル石系鉱物の一員。明礬石(みょうばんせき)と同構造。自形は立方体に近い菱面体(りょうめんたい)…

グローバー石 ぐろーばーせき glauberite

日本大百科全書(ニッポニカ)
ナトリウムとカルシウムの無水硫酸塩鉱物。岩塩鉱床のもっとも普通の随伴鉱物。自形は斜めに切れた菱柱(りょうちゅう)状。あるいは菱形(ひしがた)の…

ザイベリー石 ざいべりーせき szaibélyite

日本大百科全書(ニッポニカ)
ホウ素(B)の鉱石鉱物の一つ。苦灰岩の接触帯や超塩基性岩中に生成されるほか、蒸発岩のような低温条件でも生成される。斜方相を含むいくつかの多型…

車輪石 しゃりんせき

日本大百科全書(ニッポニカ)
日本の古墳時代前期につくられた腕輪形宝器の一種。オオツタノハを加工してつくった貝輪を碧玉(へきぎょく)や緑色凝灰岩などの石材で模したもので、…

スコロド石 すころどせき scorodite

日本大百科全書(ニッポニカ)
硫砒(りゅうひ)鉄鉱、砒鉄鉱などの酸化分解によって生成される二次鉱物の一つ。これらを含む各種金属鉱床の酸化帯中に産する。パラスコロド石parasco…

石棉 せきめん / シーミエン

日本大百科全書(ニッポニカ)
中国、四川(しせん)省中西部の県。雅安(があん)市に属する。人口12万4400(2013)。揚子江(ようすこう)支流岷江(びんこう)の支流大渡河(だいとが)下…

天草石 あまくさいし

日本大百科全書(ニッポニカ)
熊本県天草下島(しもしま)の西海岸で、陶磁器製造用の原料として、17世紀末以来採掘されている陶石。日本でもっとも良質のものといわれ、天草陶石と…

石鑿 いしのみ

日本大百科全書(ニッポニカ)
磨製石斧(せきふ)の一種。鑿形石斧。全体の形は柱状、板状。断面形は正方形、長方形、台形を呈し、刃は側方からみて左右非相称(片刃(かたは))のも…

岩代石 いわしろいし iwashiroite-(Y)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イットリウム族希土とタンタルの複酸化物。2005年(平成17)に堀秀道(1934― )らによって福島県伊達(だて)郡川俣(かわまた)町水晶山から記載された…

印南石 いんなみいし

日本大百科全書(ニッポニカ)
兵庫県高砂(たかさご)市伊保(いほ)町竜山(たつやま)付近でとれる石材。竜山石(たつやまいし)、宝殿石(ほうでんいし)の名でも知られる。濃灰色の石英…

大阪石 おおさかせき osakaite

日本大百科全書(ニッポニカ)
亜鉛の含水塩基性硫酸塩。2007年(平成19)当時岡山大学大学院生であった大西政之(まさゆき)(1980― )らによって大阪府箕面(みのお)市平尾鉱山(閉…

斧石 おのいし axinite

日本大百科全書(ニッポニカ)
一般的に斧石とよばれる鉱物は、化学組成の違いから現在では4種類に細分されている。鉄斧石は褐紫色のものが多く、石灰岩の接触帯、石英閃緑岩(せん…

加茂川石 かもがわいし

日本大百科全書(ニッポニカ)
代表的水石の一つ。京都の北山を水源とする清流が高野(たかの)川や賀茂(かも)川に合流するあたり一帯から産するもので、古くから最高の質を備えた雅…

ベルリン石 べるりんせき berlinite

日本大百科全書(ニッポニカ)
リン酸塩鉱物。無水リン酸塩鉱物としてもっとも単純な化学組成のものの一つ。ベルリン石系を構成する。Al[PO4]の化学組成が暗示するように、石英とほ…

ベータフェルグソン石 べーたふぇるぐそんせき β-fergusonite-(Y)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イットリウムとニオブの複酸化物。フェルグソン石と同質異像関係にあり、その高温型に相当する。ベータフェルグソン石群を構成し、その構成物には、(…

ガドリン石 がどりんせき gadolinite-(Y)

日本大百科全書(ニッポニカ)
おもに花崗(かこう)岩ペグマタイト中に産する鉱物。まれにアプライトや花崗岩中にも産し、蛍石、褐簾(かつれん)石、ゼノタイム、ジルコンなどと産す…

魔法石

知恵蔵mini
スマートフォン向けパズルロールプレイングゲーム「パズル&ドラゴンズ」のアイテムの一つ。ゲーム内で通貨のような役割を果たし、レアガチャ(モンス…

けい石 ケイセキ silica rock

化学辞典 第2版
SiO2の成分をもつ石英,りんけい石,クリストバライト,SiO2・nH2Oの成分をもつオパールなどを主成分とした岩石.窯業用語.

蛍石 ホタルイシ fluorite

化学辞典 第2版
CaF2.ペグマタイト中の副成分鉱物,金属鉱床の脈石鉱物,気成鉱床中の鉱物などとして広く産出し,立方体または正八面体などの結晶として産出する.…

モナズ石 モナズイシ monazite

化学辞典 第2版
(Ce,La,Y,Th)(PO4).基本はリン酸セリウムであるが,各種ランタノイド元素またウラン,トリウムなどを含み,放射能をもつ鉱物.ジルコンとともに花こ…

緑泥石 リョクデイセキ chlorite

化学辞典 第2版
Mg3(Si2O5)(OH)4(蛇紋岩)と(Mg2Al2)(SiAl)O5(OH)4(アメサイト)を端成分とし,Mg2+ が Fe2+ で置き換えられた複雑な固溶体.低温変成岩,たい積岩,…

石刃 せきじん

旺文社日本史事典 三訂版
石器時代,剝片石器の一種刃器 (じんき) ともいう。Bladeの訳語。両側に刃があって,切ったり削ったりするのに用いる。

石塁 せきるい

旺文社日本史事典 三訂版
石のとりで急斜面で防御に適し,7世紀の大野城など古代の山城で作られ,13世紀後半の元寇の際の防塁も多くは石塁である。

石芋 (イシイモ)

動植物名よみかた辞典 普及版
植物。サトイモ科の多年草,薬用植物。クワズイモの別称

石梨 (イシナシ)

動植物名よみかた辞典 普及版
植物。バラ科の落葉高木。アオナシの別称

石絡 (イシカラミ)

動植物名よみかた辞典 普及版
植物。ユキノシタ科の半常緑多年草,園芸植物,薬用植物。ユキノシタの別称

石葦 (イワカシワ)

動植物名よみかた辞典 普及版
植物。一葉の古名

石櫧 (イチイガシ・イチイ;イチガシ)

動植物名よみかた辞典 普及版
学名:Quercus gilva植物。ブナ科の常緑大高木

えん‐せき【燕石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 燕山から出る、玉(ぎょく)に似て玉でない石。まがいもの。[初出の実例]「併楚雞之交二丹鳳一。燕石之比二趙壁一体也」(出典:異制庭訓往…

おうむ‐せき(アウム‥)【鸚鵡石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 山肌にあらわになった大岩などで、音をよく反響させるもの。言葉石。響き石。ものいい石。おうむいし。[初出の実例]「一の大岩石山の半…

おがみ‐いし(をがみ‥)【拝石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 歴史上著名な人物が、そこから遙拝したという伝承をもつ石。また、その伝説。② 氏神の境内などにあり、大昔、その石の上に神を勧請(かん…

おや‐いし【親石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 石造家屋の礎石のうち、隅に置く重要な石。転じて、もとになるもの。基礎。[初出の実例]「悲運は家の首石(オヤイシ)を震ひたり」(出典:…

いず‐いし(いづ‥)【伊豆石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 静岡県、神奈川県の海岸から産出する安山岩。色が青黒く、江戸時代以来、庭石、石碑、建築に用いる。小松石。[初出の実例]「伊豆石で押へ…

おじま‐いし(をじま‥)【尾島石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 山口県萩市の海上にある尾島から採石される玄武岩。土木用材にする。

【陵石】りようせき

普及版 字通
稜石。字通「陵」の項目を見る。

【標石】ひようせき

普及版 字通
道標の石。字通「標」の項目を見る。

【拊石】ふせき

普及版 字通
磬(けい)をうつ。字通「拊」の項目を見る。

【負石】ふせき

普及版 字通
石を負う。水に身を投げる。〔子、不〕石をひて河に赴くは、是れ行の爲しきなり。而して申徒狄(しんとてき)之れを能くす。然れども君子貴ばざるは、…

【乳石】にゆうせき

普及版 字通
鍾乳石。字通「乳」の項目を見る。