チオクロム チオクロム thiochrome
- 化学辞典 第2版
- C12H14N4OS(262.34).イースト中の着色物質.チアミンのアルカリ性フェリシアン化カリウムまたは臭化シアン酸化により生成する蛍光物質.淡黄色の結…
シクロオクタテトラエン シクロオクタテトラエン cyclooctatetraene
- 化学辞典 第2版
- C8H8(104.15).工業的には,アセチレンからシアン化ニッケルを触媒とするレッペ反応により合成される.常温では黄色の液体.融点-7 ℃,沸点142~143…
エボジアミン エボジアミン evodiamine
- 化学辞典 第2版
- C19H17N3O(303.36).ミカン科カワハジカミ(漢薬ゴシュユ)Evodia rutaecarpaの果実およびZanthoxylum rhetsaの樹皮に含まれるインドールアルカロイド…
コリン choline
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 副腎皮質,腸粘膜,肝臓などに遊離の状態で存在する化学物質。 [CH2(OH)CH2N(CH3)3]+OH- の構造をもつ。無色,強アルカリ性,粘稠,魚臭のある液体で…
酸化オスミウム さんかオスミウム osmium oxide
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 酸化数2,3,4,6,8のものがあり,なかでも酸化オスミウム (VIII) OsO4 がよく知られている。酸化オスミウム (VIII) はオスミウム金属の微粉を空気…
ダビドフ分裂 ダビドフぶんれつ Davydov splitting; factor group splitting
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 因子群分裂ともいう。気体や液体で観測される1本の電子準位間の遷移に対する吸収線が,同じ物質から成る固体 (分子結晶) では2本以上に分れる現象を…
炎色反応【えんしょくはんのう】
- 百科事典マイペディア
- 単体または化合物を炎の中に入れたとき,炎がそれらの元素特有の色を示す反応。元素の定性分析に利用される。一般にきれいにした白金線の先に塩酸で…
ピセン ピセン picene
- 化学辞典 第2版
- 1,2,7,8-dibenzphenanthrene.C22H14(278.35).ベンゾ[a]クリセンともいう.褐炭ピッチあるいは石油残留物中に存在するが,合成的には,ナフタレン2…
あんぜん‐ばくやく【安全爆薬】
- デジタル大辞泉
- 硝安爆薬の食塩分を増やした爆薬。炭坑内のメタンガス・炭塵の爆発を誘発しないよう、爆発温度を低くし、火炎の出ないようにしたもの。検定爆薬。
かんぜん‐どうたい〔クワンゼンダウタイ〕【完全導体】
- デジタル大辞泉
- 電気伝導率または熱伝導率が無限大である理想的な導体。
かんぜん‐へんたい〔クワンゼン‐〕【完全変態】
- デジタル大辞泉
- 昆虫が卵・幼生のほかにさなぎの段階を経てから成虫になること。チョウなどにみられる。→不完全変態[類語]変態・不完全変態
しんぜん‐けっこん【神前結婚】
- デジタル大辞泉
- 神前で結婚式を行うこと。また、その結婚式。明治中期以降に行われるようになった。
せいじん‐ぜんそく【成人喘息】
- デジタル大辞泉
- 成人に起こる気管支喘息。→小児喘息[補説]大人になってから初めて症状が出る成人発症喘息が7~8割を占める。2~3割は小児喘息からの移行・再発。小児…
まんぜん‐うんてん【漫然運転】
- デジタル大辞泉
- ぼんやりしたり、他のことを考えたりしながら車両などを運転すること。前方不注意となる原因が本人自身の内的状態にあるものをさす。内在的前方不注…
かんぜん‐りっぽう〔クワンゼンリツパウ〕【完全立方】
- デジタル大辞泉
- ある整数または整式の立方になっている整数または整式。23になっている8や(x-1)3になっているx3-3x2+3x-1など。
うんぜん‐おんせん〔‐ヲンセン〕【雲仙温泉】
- デジタル大辞泉
- 長崎県雲仙市の温泉。雲仙岳の南麓にあり、泉質は硫酸塩泉・硫黄泉。地獄の名をもつ多くの硫気孔や間欠泉がある。
かんぜん‐しんくう〔クワンゼン‐〕【完全真空】
- デジタル大辞泉
- 物質が全く存在しない空間。絶対真空。理想真空。→真空
けんぜん‐ぎんこう〔‐ギンカウ〕【健全銀行】
- デジタル大辞泉
- ⇒健全行
せいてき‐あんぜん【静的安全】
- デジタル大辞泉
- 取引の当事者の利益と取引に関与しない第三者の利益とが対立する場合、第三者の利益が保護されること。⇔動的安全。
ナフタレン なふたれん naphthalene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベンゼンとともに、代表的な芳香族炭化水素の一つ。ナフタリンともいう。室温でも揮発性に富み、特有のにおいを有し防虫剤として用いられる。無色の…
斧石 おのいし axinite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般的に斧石とよばれる鉱物は、化学組成の違いから現在では4種類に細分されている。鉄斧石は褐紫色のものが多く、石灰岩の接触帯、石英閃緑岩(せん…
ベンゾピレン べんぞぴれん benzopyrene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベンツピレン、ベンズピレンともいう。5個のベンゼン環が縮合した芳香族炭化水素で、2種の異性体が存在する。ともに淡黄色の結晶でコールタール中に…
クロラミン クロラミン chloramine
- 化学辞典 第2版
- 次の場合に使用される慣用名・商品名.【Ⅰ】N-クロロ-p-トルエンスルホンアミドナトリウム・三水和物Na[C7H8ClNO2S]・3H2O(クロラミンT)[CAS 127-65-1…
AIDMA理論 アイドマりろん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 消費者が広告を見てから商品購買にいたるまでの心理過程を表したもの。Attention(注意),Interest(興味),Desire(欲望),Memory(記憶),Acti…
アダムズ Adams, Samuel
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1722.9.27. ボストン[没]1803.10.2. ボストンアメリカ独立革命期の愛国派の急進的指導者。独立宣言署名者の一人。 1765年印紙税法に対する民衆の…
ピラントロン ピラントロン pyranthrone
- 化学辞典 第2版
- 8,16-pyranthrenedione.C30H14O2(406.44).C.I.59700,C.I.Pigment Orange 40ともいう.2,2′-ジメチル-1,1′-ジアントラキノンをDMF,DMSO,N-メチル…
テトリル テトリル tetryl
- 化学辞典 第2版
- N-methyl-N,2,4,6-tetranitroaniline.C7H5N5O8(287.15).ニトラミンともいう.モノあるいはジメチルアニリンを濃硫酸に溶かし,ついで硝酸でニトロ…
ロゾール酸 ロゾールサン rosolic acid
- 化学辞典 第2版
- 4-[bis(4-hydroxyphenyl)methylene]-2,5-cyclohexadiene-1-one.C19H14O3(290.32).C.I.43800,オーリンともいう.フェノール,シュウ酸,硫酸の混合…
塩酸アニリン えんさんあにりん aniline hydrochloride
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アニリンの塩酸塩。塩化アニリニウムともいう。白色の板状晶であるが、空気や光により着色する。 アニリンに濃塩酸を加えることにより得られる。水…
メタ meta
- 改訂新版 世界大百科事典
- 〈間に〉〈後に〉を意味するギリシア語metaに由来する接頭語。同種化合物間のいろいろな違いを表すため,オルト,パラとともに用いられる。(1)置換…
けい‐ゆ【軽油】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 原油の常圧蒸留で得られる沸点摂氏約二〇〇~三五〇度、灯油と重油の間に留出する石油製品。淡黄色ないし赤褐色の液体で、石炭系の軽油…
グライフスワルト ぐらいふすわると Greifswald
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツ北部、メクレンブルク・フォアポンメルン州の大学都市。1949~90年は旧東ドイツに属した。バルト海のグライフスワルト湾に注ぐリック川南岸の…
ヒュッケル則 ひゅっけるそく Hückel rule
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1931年にドイツのヒュッケルによって発表された、芳香族化合物の安定性に関する理論的法則。4n+2則ともいう。この法則によれば、有機化合物が芳香族…
ぜんいん‐ぜんか(‥ゼンクヮ)【善因善果】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。よい行ないは、因として必ずよい果報をもたらすということ。
善因善果 ぜんいんぜんか
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
なんぜんいん【南禅院】
- 改訂新版 世界大百科事典
安全弁 あんぜんべん safety valve
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ガス,蒸気,液体などの作業流体を取扱う機器または配管において,作業流体が規定の最高圧力をこえるのを防止するために取付ける弁。ボイラなどの圧…
完全解 かんぜんかい complete solution
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2つの独立変数 x,y をもつ偏微分方程式 F(x,y,u,∂u/∂x,∂u/∂y)=0 において,2個の任意定数を含む解の族が u=ψ(x,y,a,b) で与えられるとき,…
完全数 かんぜんすう complete number
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアのニコマコスの頃から考えられ,ユークリッドによって名づけられた数である。完全数というのは,6=3+2+1,28=14+7+4+2+1 などのよう…
かんぜん‐へき(クヮンゼン‥)【完全癖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 完全性を求めるあまり適当なところで妥協できず、結局挫折や自責の念にとらわれる心的傾向。
たんぜんもの【丹前物】
- 改訂新版 世界大百科事典
安全率 あんぜんりつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
あんぜんくつ【安全靴】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんぜんそう【三全総】
- 改訂新版 世界大百科事典
崔南善 さいなんぜん / チェナムソン (1890―1957)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 朝鮮の歴史家、詩人、思想家。号は六堂。早稲田(わせだ)大学に就学したのち帰国し、李光洙(りこうしゅ/イグァンス)と並んで新文化運動の先駆者とな…
門前村もんぜんむら
- 日本歴史地名大系
- 三重県:度会郡玉城町門前村[現]玉城町門前沖積平野と丘陵の接点にある。集落の東には条里制の遺構が顕著にみられ、八反田(はつたんだ)の地名が…
門前村もんぜんむら
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:多可郡中町門前村[現]中町門前安楽田(あらた)町の北西、杉原(すぎはら)川中流域東岸で、妙見(みようけん)山の南西山麓に位置する。…
完全数
- 知恵蔵
- nを自然数とし、n以外の約数の和がnになる時、nを完全数という。6の約数は自分自身を除くと1、2、3で、6=1+2+3となるから6は最小の完全数。その次に…
つんつん‐ぜん【つんつん然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 すましかえって、あいそのないさま。[初出の実例]「腹の中はやに下りでつんつん然(ゼン)たる事あきらけし」(出典:洒落…
たんぜん‐がさ【丹前笠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 丹前姿の人のかぶった編笠。また、風流な編笠。丹前編笠。