さん‐どく【三毒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。貪欲(とんよく)・瞋恚(しんに)・愚痴(ぐち)の三つの煩悩。むさぼること、怒ること、理非のわからないことの三つ。[初出の実例]「心…
さん‐なく(‥アク)【三悪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんあく」の連声 ) ⇒さんあく(三悪)
さん‐にち【三日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 日の数三つ。みっか。さんじつ。[初出の実例]「フクワラ エ ノボラウズルニ sannichi(サンニチ) ニワ スギマジイ」(出典:天草本平家(1…
さん‐ね(‥ヱ)【三会】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんえ」の連声 ) ⇒さんえ(三会)
さん‐ね(‥ヱ)【三慧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんえ」の連声 ) ⇒さんえ(三慧)
さん‐ばい【三倍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 基準となる数量を三つ合わせた数量。三層倍。[初出の実例]「利市三倍も面前(まのあたり)、売買越(ここ)に暇なく」(出典:読本・南総里見…
さんばん‐て【三番手】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 戦陣で、第三番目に繰り出して敵に当たる軍隊。[初出の実例]「三番手の大将上泉主水正憲元」(出典:会津陣物語(1680)三)② 勝負や地位…
さん‐ふわく【三不惑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 酒と色事と金銭に溺(おぼ)れないこと。〔書言字考節用集(1717)〕 〔後漢書‐楊秉伝〕
さん‐ぺい【三兵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三種類の兵器。弓・剣・槍の総称。また、それを手にする兵士。[初出の実例]「猛豪の三兵は手にしたがへて互に雄称す」(出典:海道記(12…
さん‐ぽ【三輔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三人の補佐。[初出の実例]「大臣若有レ所レ問。即三輔随レ状辨答」(出典:延喜式(927)一九)② 中国、前漢の武帝の時、長安を中心とする…
さん‐ぼん【三本】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一本の三倍。[初出の実例]「長廊之内有二沙羅樹三本一。高一丈許」(出典:参天台五台山記(1072‐73)一)
さん‐まく(‥アク)【三悪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんあく」の連声 ) ⇒さんあく(三悪)
さん‐みつ【三密】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。秘密の身・口・意の三業。すなわち、仏の身体と言語と心によってなされる不思議なはたらき。また、密教の行者が手に契印を結ぶ身密…
さん‐りん【三輪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三つの輪。② 仏語。(イ) この世界の地下にあって、世界をささえているという三つの輪。すなわち、最下に風輪、風輪の上に水輪、水輪の上…
さん‐ろうじょ(‥ラウヂョ)【三老女】
- 精選版 日本国語大辞典
- 能で、習い物として重要視されている、老女を主人公とする三つの曲。「檜垣(ひがき)」「姥捨(おばすて)」「関寺小町(せきでらこまち)」の三曲。また…
ねん‐そう(‥サウ)【年三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ねそう(年三)[初出の実例]「ねんさう(名)年三 正月、五月、九月に、仏事斎戒などすることの称」(出典:言海(1889‐91)〈大槻文彦…
くめさ【粂三】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 歌舞伎俳優岩井粂三郎の略称。[初出の実例]「そこの娘が十七ばかりで〈略〉げいは大吉粂三(クメサ)のおちゃっぴいに、生姜二片入煎方つねのご…
み‐おり(‥をり)【三節】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 年頭に行なわれた宮中の三つの節会。元日・七日(白馬(あおうま))・一六日(踏歌)の節会。② 「みおり(三節)の御酒(みき)」の略。〔…
み‐たり【三人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 さんにん。[初出の実例]「われもわれもと、男一りに女ふたりみたりつきてなんある」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)三人の語誌鎌…
みつ‐あおい(‥あふひ)【三葵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =みつばあおい(三葉葵)②[初出の実例]「御旗は白地に三つ葵の丸也」(出典:紳書(1705‐25頃)三)
みっ‐か【三日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「みか」の変化した語 )① 日の数の、三。一日の三倍。三日間。[初出の実例]「イクニチカト トウノニ〈略〉フツカ、Micca(ミッカ)、ヨッ…
みつ‐がしら【三頭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 刀の切っ先。[初出の実例]「三つ頭より火を出だして、鎬(しのぎ)を削って戦ひしが」(出典:謡曲・烏帽子折(1480頃))② 牛馬の背の百会(…
みつ‐じ(‥ヂ)【三地】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 能や長唄の小鼓または大鼓の手組の名。一句に三つの打音があるのでこの名がある。「つづけ」とともに基本的な手組。[初出の実例]「三つ地…
みつ‐どうぐ(‥ダウグ)【三道具】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 江戸時代、罪人を捕えるのに用いる三つの道具。突棒(つくぼう)・刺股(さすまた)・袖搦(そでがらみ)の称。[初出の実例]「同心等が三道具(…
みつ‐め【三目】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 目が三つあること。また、三つの目。あるいは、目が三つのもの。[初出の実例]「独ねの身は我なれやさしあしだ二めみつめもあればこそあ…
みつ‐もんつき【三紋付】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三紋①のついている着物。[初出の実例]「古き紬の三つ紋付きに」(出典:夢の女(1903)〈永井荷風〉三)
みはら‐もの【三原物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 備後国(広島県)三原に住む刀工正家一派の鍛えた刀剣の称。鎌倉・南北朝期のものを古三原、室町前期のものを三原、後期のものを貝三原と…
みわ【三輪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 姓氏の一つ。
し‐さん【四三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 江戸時代以降、劇場で、舞台から三列目、花道から四列目にあたる最も見やすい席。土間。[初出の実例]「四三から中ぬきにする能い桟敷」(…
さ‐まや【三摩耶】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんまや(三摩耶)
ちょう‐さん【重三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 三が重なる意 )① 陰暦三月三日の節供。上巳(じょうし)。じゅうさん。《 季語・春 》[初出の実例]「元巳 重三」(出典:俳諧・誹諧通俗志…
小道三 (こどうざ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代前期の陶工。対馬(つしま)(長崎県)府中藩の命で,寛文(1661-73)のころはじめて朝鮮にわたり,釜山(ふざん)窯で安南風,舟山風の陶器をつ…
三升 (さんしょう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒市川団十郎(いちかわ-だんじゅうろう)(2代)
三法師 (さんぼうし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒織田秀信(おだ-ひでのぶ)
塚本三 (つかもと-ぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1889-1952 大正-昭和時代の政治家。明治22年4月21日生まれ。名古屋新聞記者,名古屋市会議員をへて,昭和12年民政党から衆議院議員となる。17年名古…
三村荘【みむらのしょう】
- 百科事典マイペディア
- 近江国にあった荘園。蒲生(がもう)郡島郷(現,滋賀県近江八幡市)を中心とする一帯と考えられるが,愛知郡域とする説もある。鳥羽(とば)上皇の御願…
三夫婦
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。「強情」とも。
たまさん【《玉三》】
- 改訂新版 世界大百科事典
三衣 さんえ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
三桓 さんかん San-huan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,春秋時代に魯で活躍した三大貴族。春秋初期の斉の桓公 (在位前 711~694) の三公子,すなわち慶父 (けいほ) の子孫の仲孫氏,牙 (が) の子孫の…
三弦 さんげん san-xian
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,日本の弦楽器名。古くは三絃とも書く。日本では一般に三味線というが,地歌,箏曲では (演奏会プログラムなど) 三弦という場合が多い。中国で…
三性 さんしょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 仏教用語。三自性,三性相,三種自性,三相などともいう。インドの唯識学派の所説で,すべての存在の本性や状態のあり方を有,無,仮,実という点か…
三有 さんぬ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 仏教用語。有とは生存のこと。欲界,色界,無色界の三界に生存する欲有,色有,無色有をいう。また,四有のうちの死有を除く中有,生有,本有の3つを…
三仏寺 さんぶつじ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鳥取県三朝 (みささ) 町所在の寺。天台宗で,山号は三徳山。嘉祥2 (849) 年円仁の創立といわれる修験道の道場で,投入堂 (奥院) は平安時代の建造。…
さんあくしゅ【三悪趣】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんあん【三案】
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さんえん【三袁】
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さんげん【三言】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんこう【三稿】
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さんごしょ【三御所】
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