酸化数 サンカスウ oxidation number
- 化学辞典 第2版
- 化合物中の元素の形式的な酸化状態を表す数値.Stock数ともよばれたが,IUPACはこの名称は使うべきでないとしている.酸化還元反応を取り扱うときに…
パウル
- 百科事典マイペディア
- ドイツの物理学者。1950年代以来デーメルトとともに長い研究の結果,たった1個の電子やイオンを捕らえる方法を実現した。この研究によって,電子や…
付加重合反応 ふかじゅうごうはんのう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 〔開始反応〕I(開始剤または触媒) →A*(ラジカルまたはイオン)A*+M(単量体)→ AM*(成長活性種)〔成長反応〕AM*+M → AMM* ・・・・・AM*n+M …
基 き group
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般に原子の集団のことで,化学反応時に,その原子集団が一まとまりになって行動する。メチル基 -CH3 ,アミノ基 -NH2 ,水酸基 -OH ,アセチル…
求核反応 キュウカクハンノウ nucleophilic reaction
- 化学辞典 第2版
- アニオノイド反応,親核反応ともいう.求核試薬(アニオノイド試薬)によるイオン反応をいう.求核反応としては,ハロゲン化アルキルのアルカリによる…
陽性元素 ヨウセイゲンソ positive elements
- 化学辞典 第2版
- 化合物をつくる元素のうち,陽イオンとなりやすく,電気分解の際に陰極において反応がみられるものを,陰陽二元説から陽性元素とよぶ.一般にイオン…
ионизи́ровать
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- -рую, -руешь 受過-анный[不完・完]〚化・理〛〈[対]〉イオン化する,電離させるионизи́рующее излуче́ние|〚理〛電離放射線//ионизи́роваться[不完…
超沈殿
- 栄養・生化学辞典
- アクトミオシンが低イオン強度の液の中でATPによって沈殿する現象.
透析
- 栄養・生化学辞典
- 半透膜を使って,コロイド溶液から低分子物質,イオンなどを除くこと.
ioniser
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [他]〚化〛イオン化する,電離する.
物理蒸着 ぶつりじょうちゃく physical vapor deposition
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 略称 PVD。抵抗加熱や電子ビームによる加熱,あるいはスパッタリングなど物理的な方法で金属や化合物などを蒸発させ,基板上に堆積させて皮膜を得る…
界面活性剤【かいめんかっせいざい】
- 百科事典マイペディア
- 溶媒に少量溶かした時,その溶液の表面張力を大きく低下させる作用をもつ物質。分子中に親水基と疎水基(親油基)を含み,気体−液体,油−水,固体−液…
コッセルの原子価理論【Kossel's theory of valence】
- 法則の辞典
- イオン結合のモデルを,ボーアの原子模型をもとに考えて構築した原子価の理論.原子が何らかの原因で電子を獲得するか放出するかにより,希ガス構造…
ファヤンスの法則【Fajans' rule】
- 法則の辞典
- 微量の放射性元素陽イオンの沈澱生成について,1913年にファヤンス(K. Fajans) の提案した経験法則.「放射性元素(陽イオン)は,沈澱剤としての…
こうし‐しんどう〔カウシ‐〕【格子振動】
- デジタル大辞泉
- 結晶格子の格子点を中心とした原子・イオン・原子団などの微小な振動。
かいり‐ど【解離度】
- デジタル大辞泉
- 解離した分子数を全分子数で割った比。イオンの場合は電離度という。
エル‐アイ‐シー【LIC】[Li-ion capacitor]
- デジタル大辞泉
- 《Li-ion capacitor》⇒リチウムイオンキャパシター
透析 とうせき dialysis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- コロイド粒子が半透膜を通過できないことを利用してコロイド粒子を純粋にし、不純物を除く操作のこと。この用語は、コロイド化学の創設者とされるイ…
蛍光試薬 けいこうしやく fluorescence reagent
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 特定の物質と反応して蛍光を発するか、あるいは自らがもつ蛍光を失う消光の現象を示す試薬。このような性質をもつ物質は蛍光分析に用いられ、定性ま…
イオン交換ろ過
- 栄養・生化学辞典
- カチオン交換樹脂,アニオン交換樹脂をコートした膜で,イオン交換とろ(濾)過を同時に行い,純水の製造に用いる.
キタイロン Kithairōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアのボイオチアとアッチカとを分ける山脈名。古代にはドロスケファライ峠を通ってアテネからテーベに通じる道があった。この山脈でアクタ…
パウル(Wolfgang Paul) ぱうる Wolfgang Paul (1913―1993)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの物理学者。ローレンツキルヒに生まれる。ミュンヘン工科大学、次いでベルリン工科大学で物理学を学び、1939年にベルリン工科大学で博士号を…
電子衝撃 デンシショウゲキ electron impact, electron bombardment
- 化学辞典 第2版
- 原子や分子のイオン化,励起,解離,また固体表面からの二次電子放射,固体の加熱,固体表面の清浄化などを行う目的で,一定の速度に加速した電子で…
ヘラクレス(Hēraklēs)
- デジタル大辞泉
- ギリシャ神話で、最大の英雄。ゼウスとアンフィトリュオンの妻アルクメネとの子。ゼウスの妻ヘラの激しい嫉妬しっとにより、幼時から種々の迫害を受…
あい‐おん【哀音】
- デジタル大辞泉
- 悲しげな音や声。「哀音悲調」
ばい‐おん【倍音】
- デジタル大辞泉
- 上音の一。振動体の発する音のうち、基音の振動数の整数倍の振動数をもつ部分音。ハーモニックス。
へい‐おん〔‐ヲン〕【平穏】
- デジタル大辞泉
- [名・形動]変わったこともなく、おだやかなこと。また、そのさま。「平穏な毎日を送る」「平穏無事」[派生]へいおんさ[名][類語]穏やか・静か・…
イオン交換膜
- 栄養・生化学辞典
- ポリマーの膜であるが,カチオンもしくはアニオンとしての性質をもつことから,イオン交換を行うことのできる膜.
大沢啓二【おおさわけいじ】
- 百科事典マイペディア
- プロ野球選手,監督,野球解説者。神奈川県藤沢市出身。本名大沢昭。立教大学卒業。1956年,プロ野球南海ホークスに入団,右投右打の外野手として活…
アセトリシス アセトリシス acetolysis
- 化学辞典 第2版
- 化合物R-XのXが,酢酸溶液中でアセトキシ基に置換される反応で,反応速度がR-Xの濃度に比例して一次速度式となるとき,この反応をアセトリシスという…
Softローション
- デジタル大辞泉プラス
- イオン化粧品株式会社が販売する化粧水の商品名。
ホワイトエッセンス
- デジタル大辞泉プラス
- イオン化粧品株式会社が販売する美溶液の商品名。
さく‐えん【錯塩】
- デジタル大辞泉
- 錯イオンを含む塩。フェロシアン化カリウムなど。
ひ‐でんかいしつ【非電解質】
- デジタル大辞泉
- 溶液中でイオンに解離しない物質。蔗糖しょとう・ベンゼン・エーテルなど。
オストヴァルトの指示薬理論【Ostwald's indicator theory】
- 法則の辞典
- すべての指示薬は弱酸か弱塩基で,イオン化により色調が大きく変化する.
デバイ‐ヒュッケルの理論 でばいひゅっけるのりろん Debye-Hückel's theory
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 強電解質溶液の解離(電離)現象に関する理論。1923年にオランダのデバイとドイツのヒュッケルにより共同発表された。 スウェーデンのアレニウスが1…
ヴァンヴレックの常磁性【van Vleck paramagnetism】
- 法則の辞典
- 基底状態での磁気モーメントの期待値がゼロであるようなイオンに磁場をかけたとき,磁場に比例した磁化が誘起される.このためには励起状態間の磁気…
第一種塩効果【primary salt effect】
- 法則の辞典
- 中性塩効果ともいう.溶液に中性の塩類を添加したとき,反応速度が変化する現象を広い意味での中性塩効果というが,そのうち,イオン強度の変化によ…
原子半径 げんしはんけい atomic radius
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 原子を球形とみなしたときの半径。原子の状態によって異なる値をもち,共有結合,イオン結合,またはファン・デル・ワールス力によって結合している…
脱色 ダッショク decolorization, bleaching(油脂)
- 化学辞典 第2版
- 一般に,着色液の色を除く処理をいう.通常,対象物により適当な脱色剤を用いる濾過法で行われ,陽イオン交換樹脂による水の脱色,陰イオン交換樹脂…
色ガラス【いろガラス】
- 百科事典マイペディア
- 光学用フィルター,信号標色灯,食器,装飾品,建築用ガラスタイルなどに広く使用されている有色ガラスの総称。各種遷移金属イオン(多くは酸化物と…
明礬泉 みょうばんせん alum spring
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鉱泉の一種。鉱泉水 1kgのなかに固形成分を 1g以上含み,アルミニウムイオン 100mgと硫酸イオンを主成分とするもの。酸性泉が多く,pH3以下の強酸性…
興奮 こうふん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生理学では、生物の細胞または個体にある刺激が加えられたとき、それに反応して休止状態とは明らかに異なる活動状態に移行することを興奮という。刺…
い‐おん(ヰ‥)【遺恩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 故人から受けた、または故人の残した恩恵、恩沢。[初出の実例]「争(いかで)か違恩(イヲン)を忘れ、忽(たちまち)に反心(へんしん)あらんや…
タットン塩 (タットンえん) Tutton's salt
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式(NH4)2SO4・MgSO4・6H2O。硫酸アンモニウムと硫酸マグネシウムとの複塩の通称。成分塩の1対1モル比混合水溶液の蒸発により得られる。1900年…
アルケスティス あるけすてぃす Alkēstis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシア神話の人物。イオルコスの王ペリアスとアナクビシアの娘の一人で、姉妹のうちでもっとも美しく、フェライの王アドメトスの妻となった。ペリ…
電子供与体 でんしきょうよたい electron donor
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般に原子価電子の軌道に非共有電子対をもつ原子,イオン,分子で,陽荷電部や電子対の欠如した他のイオンや分子に電子を与えやすいものをいう。ア…
アンモニウム‐みょうばん〔‐ミヤウバン〕【アンモニウム明×礬】
- デジタル大辞泉
- アンモニウムイオンNH4+を1価の陽イオンとして含む明礬の総称。通常は(NH4)Al(SO4)2・12H2Oをさす。無色の正八面体結晶。鉄、クロム、コバルト…
イオンか‐エネルギー(イオンクヮ‥)【イオン化エネルギー】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( エネルギーは[ドイツ語] Energie ) 気体状態の原子ないし分子から一個の電子を奪うのに必要なエネルギー。
固体酸触媒 コタイサンショクバイ solid acid catalyst
- 化学辞典 第2版
- 表面酸性点にもとづく触媒作用を示す固体触媒.炭化水素の異性化,重合,アルキル化,クラッキング,オレフィンの水和,およびその逆反応であるアル…