ジオキシン ジオキシン dioxin
- 化学辞典 第2版
- C4H4O2(84.07).環内に二つの炭素-炭素二重結合と二つの酸素原子を含む六員環化合物の総称.1,4-ジオキシンはp-ジオキシンともよばれる.2,3,5,6-テ…
鉄酸塩 テツサンエン ferrates
- 化学辞典 第2版
- 組成式上,鉄のオキソ酸塩の形式で示しうる化合物.普通は,構造からもオキソ酸塩であることが明らかな FeⅥのテトラオキソ鉄(Ⅵ)酸塩MⅠ2FeⅥ O4をさす…
composé, e /kɔ̃poze/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [形]➊ (複数の要素から)構成された;合成された,複合の.salade composée|コンビネーションサラダouvrage bien composé|構成のしっかりした作品…
白金族元素 はっきんぞくげんそ platinum group element
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 周期表第8、9、10族に属する元素のうち、鉄族元素を除いたルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金の6元素の総称。すべて希…
ぶつ【物】
- 改訂新版 世界大百科事典
もの‐し【物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞シク活用 〙① 物事の様子がいとわしい。どことなく気にさわる。不快である。[初出の実例]「人もなしと思ひつるに、物しきさまをみえぬるこ…
monó1, もの, 物・もの
- 現代日葡辞典
- (⇒kotó1)1 [物体] A coisa física;o obje(c)to;o artigo;o produto.Nani ka taberu ~ o kudasai|何か食べる物を下さい∥D…
物
- 小学館 和西辞典
- cosa f., (物品) objeto m., (品物)artículo m.物がいい|tener buena calidad物が悪い|tener mala calidad不用な物を買う|comprar cos…
もの【物】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- &fRoman1;❶〔物体〕a thing;〔品物〕an articleこのての物は品切れですArticles of this kind are out of stock.物が不足してきたGoods are running…
根岸 英一 ネギシ エイイチ Negishi, Eiichi
- 化学辞典 第2版
- 日本の有機化学者.中国の満州国新京(現中華人民共和国吉林省長春)の生まれ.1958年に東京大学工学部応用化学科を卒業し,帝人株式会社に入社.1960…
無機化学 むきかがく inorganic chemistry
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- すべての単体および無機化合物を取り扱う化学。有機化学に対する語で、化学の分野ではもっとも古くから行われ、現在では、有機化学、生物化学、物理…
アミン(amine)
- デジタル大辞泉
- アンモニアNH3の水素原子を炭化水素基で置換した化合物の総称。置換の数により第1アミン・第2アミン・第3アミンと分類。生体内では、ホルモンや神経…
油脂
- 栄養・生化学辞典
- 油,脂などともいう.グリセロールの三つのヒドロキシル基のすべてが脂肪酸のエステルになっている化合物であるトリアシルグリセロールを主成分と…
酪酸
- 栄養・生化学辞典
- C4H8O2 (mw88.11). 特有の臭気をもつ常温で液体の化合物.着香剤として使われる食品添加物.バター脂などに含まれる.反すう動物では,反すう…
ノイマン=コップの法則【ノイマンコップのほうそく】
- 百科事典マイペディア
- 固体化合物のモル比熱は近似的にその成分元素の原子熱の和に等しいという経験法則。1831年F.E.ノイマンとH.F.M.コップ〔1817-1892〕が発見。→関連項…
さくさんフェニル‐すいぎん【酢酸フェニル水銀】
- デジタル大辞泉
- 有機水銀化合物の一つ。白色の結晶性粉末。農業用殺菌剤として用いられたが、現在、日本では使用禁止。PMA(phenylmercuric acetate)。化学式CH3COO…
ポリエーテルエーテルケトン(polyetheretherketone)
- デジタル大辞泉
- ベンゼン環が、エーテル結合とケトン結合によって連なった高分子化合物の総称。耐熱性・耐薬品性に優れ、機械的強度が高い。スーパーエンジニアリン…
コロネン(coronene)
- デジタル大辞泉
- 6個のベンゼン環が環状に縮合した芳香族炭化水素。サーキュレン類の一つ。薄黄色の針状の結晶で、石油精製過程で得られる、安定した化合物。融点は摂…
ろっか‐クロム〔ロクカ‐〕【六価クロム】
- デジタル大辞泉
- 酸化数6のクロム化合物の通称。クロム酸カリウムなど。酸化剤などとして広く用いられるが、触れると皮膚や鼻中に潰瘍かいようを生じ、体内に蓄積する…
きんぞく‐クラスター【金属クラスター】
- デジタル大辞泉
- 金属原子が数個から十数個集まって、一つの化合物のような特定の構造単位をもった錯体。原子同士が直接結合するものや配位子によって結合するものな…
ジアゾ‐か(‥クヮ)【ジアゾ化】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ジアゾは[英語] diazo ) 芳香族第一アミンと亜硝酸(通常、亜硝酸ナトリウム)の反応によってジアゾ化合物を生成する反応。有機合成化…
むきしつ‐ひりょう(‥ヒレウ)【無機質肥料】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 無機化合物よりなる肥料。ただし、尿素、石灰窒素など工業的な有機質肥料も便宜上含めることが多い。硫安、過燐酸石灰、草木灰など。無機…
フロンティア軌道 フロンティアキドウ frontier orbital
- 化学辞典 第2版
- π電子系の基底状態における最高の被占軌道.共役化合物の置換反応の遷移状態に対して,もっとも深い関係を有する分子軌道がフロンティア軌道である.…
きょう‐やく【共役/共×軛】
- デジタル大辞泉
- 1 数学で、二つの角・線・点・図形・数などが互いに対称的あるいは相補的関係にあり、入れ換えてもその関係に変化のないこと。2 環状構造をもつ不…
プロントジル(〈ドイツ〉Prontosil)
- デジタル大辞泉
- ドイツの生化学者ドーマクが発見した、細菌に対する初の化学療法剤。この化合物から分解して生じるスルファニルアミドが効力の本質であることがわか…
たんそさ‐ぶんし【炭素鎖分子】
- デジタル大辞泉
- 多くの炭素原子が鎖状に結合した化合物。炭素鎖には水素・窒素・酸素・硫黄などが結合するが、不飽和結合のものが多く、反応性が高い。そのため、地…
ナフトール‐せんりょう〔‐センレウ〕【ナフトール染料】
- デジタル大辞泉
- 水に溶けない性質をもつアゾ染料。ナフトール溶液で下漬けしてから乾燥し、これをジアゾ化合物の水溶液に浸して発色させる。木綿・レーヨンなどの染…
ポリマーアロイ
- 百科事典マイペディア
- 2種類以上の高分子化合物が,混合または部分的に化学結合(架橋結合など)して,ほぼ均一の材料となったプラスチックの多成分系のこと。適当な組合…
ビニル樹脂【ビニルじゅし】
- 百科事典マイペディア
- 広義にはビニル基を有する化合物の重合または共重合で得られるプラスチックの総称で,塩化ビニル樹脂,酢酸ビニル樹脂,塩化ビニリデン樹脂をさす。…
カルバモイルリン酸
- 栄養・生化学辞典
- CH4NO5P (mw141.02). カルバミルリン酸ともいう.尿素合成やアルギニン,ピリミジン合成の代謝中間体.尿素サイクルで尿素になる窒素のうち1分…
クレアチニン
- 栄養・生化学辞典
- C4H7N3O (mw113.12). 筋肉に存在するクレアチンが分子内で脱水してできた化合物.尿中へ排泄される.骨格筋の量の指標として利用される.ヒト…
しょう‐こう【昇汞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 塩素と水銀の化合物の塩化第二水銀のこと。化学式 HgCl2 無色透明な結晶。猛毒だが、昇汞水、昇汞錠として消毒剤、防腐剤などに用いる。…
ゆうおう【雄黄】
- 色名がわかる辞典
- 色名の一つ。天然の硫化砒ひ素化合物を用いた顔料の赤みを帯びた黄色のこと。または、そのような色。主に塗料として用いられたが、有毒であり現代で…
りゅうか‐カドミウム(リウクヮ‥)【硫化カドミウム】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( カドミウムは[英語] cadmium ) 硫黄とカドミウムの化合物。化学式 CdS 淡黄色から橙色の結晶性粉末。黄色顔料として、カドミウムイエロ…
ニトロ-アシニトロ互変異性 ニトロアシニトロゴヘンイセイ nitro-aci-nitro tautomerism
- 化学辞典 第2版
- ニトロ基は電子求引性基であるため,ニトロ基のα位の水素は活性である.このため,第一級および第二級ニトロ化合物では,式に示したような互変異性が…
かがく‐しんわりょく〔クワガク‐〕【化学親和力】
- デジタル大辞泉
- 化合物をつくる際に元素間に働くと考えられる結びつきやすさ。化学反応に伴う発熱量などが尺度とされたが、現在では熱力学的に定義され、自由エネル…
組成式 そせいしき composition formula
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 化合物を構成する原子の種類と、各原子の個数の比を示す化学式。元素分析など実験的に定められた組成式を実験式ということもある。[編集部][参照項…
ニトロ基【ニトロき】
- 百科事典マイペディア
- 1価の原子団−NO2をいう。NとOとの結合を示す構造式は(図)と書かれるが,ニトロ基の二つの酸素原子は窒素原子から等距離の位置にあり,同等である…
ガラクトシルトランスフェラーゼ
- 栄養・生化学辞典
- [EC2.4.1.]に属する酵素.UDP-ガラクトースを基質としグルコースのようなヒドロキシル基をもつ化合物とガラクトースをエーテル結合させる反応を…
ジスルフィド結合
- 栄養・生化学辞典
- S-S結合ともいう.硫黄が-S-S-のように結合した構造をもつ化合物.シスチンや酸化型のグルタチオンはその例で,タンパク質もシスチンのこの結合で…
ホスホジエステル結合
- 栄養・生化学辞典
- リン酸のヒドロキシル基の二つが他の化合物とエステル結合を作っている場合の結合.核酸のヌクレオチド同士を結合しているのはこの結合で,サイク…
グアノシン三リン酸
- 栄養・生化学辞典
- ヌクレオチドの一つ.生理的に重要な化合物.RNAやcGMPの材料になるほか,Gタンパク質とよばれる信号伝達系の分子と結合して,細胞内信号伝達に重…
6価クロム【ろっかクロム】
- 百科事典マイペディア
- クロムが三酸化クロム,クロム酸塩,重クロム酸塩などのクロム化合物中で6価として働いているとき,これを6価クロムと呼ぶ。3価のクロムに比して…
ひょうじゅんせいせい‐ねつ〔ヘウジユンセイセイ‐〕【標準生成熱】
- デジタル大辞泉
- 熱力学の標準状態における生成熱。セ氏25度、気圧1atmで、ある化合物1モルを成分元素の単体から合成するときに発生、または吸収される熱量で表される…
ケミカル‐ライト
- デジタル大辞泉
- 《〈和〉chemical+light》化学発光を用いた照明具。蓚酸しゅうさん化合物などと過酸化水素の混合により発光する仕組み。[補説]「サイリューム」は商…
グアニジン(guanidine)
- デジタル大辞泉
- HN=C(NH2)2の示性式で表される有機化合物。潮解性のある無色の結晶で、強い塩基性をもつ。火薬・樹脂・医薬品などの原料として用いられる。イミノ…
キノリン(quinoline)
- デジタル大辞泉
- ベンゼン環とピリジン環が縮合した構造の複素環式化合物。特異臭のある無色の液体。コールタールから得られ、また合成もできる。水には不溶。染料の…
ソーダ【曹達】
- デジタル大辞泉
- 1 炭酸ナトリウムの俗称。また、化合物中のナトリウム成分。2 「ソーダ水」に同じ。[類語]塩基・アルカリ・石灰・苛性ソーダ・重曹・炭酸ナトリウ…
アミン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] amine ) アンモニア NH3 の水素原子を炭化水素基で置換した化合物の総称。アニリンがその代表例。塩基性を示し、酸と作用して塩…
どうぞく‐れつ【同族列】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 化学式中の組成が互いに CH2 ずつ異なる一群の有機化合物。メタン列炭化水素・エチレン列炭化水素など。化学的性質がよく類似する。〔稿…