む‐き【無機】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「むきかがく(無機化学)」「むきかごうぶつ(無機化合物)」「むきぶつ(無機物)」などの略。〔生物学語彙(1884)〕[初出の実例]「進…
ニトロ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Nitro )① 有機ニトロ化合物中の一価の置換基 NO2 をいう。ニトロ基。② 亜硝酸イオン NO2 の配位子としての名称。③ ニトログ…
ていひれい‐の‐ほうそく(‥ハフソク)【定比例法則】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連語 〙 物質を構成する原子の種類とその量の比に関する法則。化合物をつくっている各成分元素の質量の比は常に一定であるというもの。一七九九年…
せいさん【青酸】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- hydrocyanic [prussic] acid; hydrogen cyanide [sáiənàid]青酸化合物cyanide青酸カリpotassium cyanide青酸中毒hydrocyanic [cyanide] poisoning
メタン‐ハイドレート(methane hydrate)
- デジタル大辞泉
- ガスハイドレートの一種。大陸棚斜面の海底下数百メートルまでの地中やシベリア・アラスカの永久凍土中など低温・高圧の場所で、水分子とメタン分子…
アカルボース
- 栄養・生化学辞典
- (1) グルコースが四つ直鎖状に結合した四糖に類似した構造をもつ化合物で,α-グルコシダーゼの阻害剤として働き,消化管からの糖の吸収を阻害する…
ガス‐ハイドレート(gas hydrate)
- デジタル大辞泉
- 大陸棚斜面の海底下数百メートルのところやシベリア・アラスカの永久凍土中など低温・高圧の場所で生成される、水の分子間にガスを閉じこめてシャー…
ポリエチレン‐グリコール(polyethylene glycol)
- デジタル大辞泉
- エチレングリコールが脱水縮合した高分子化合物。水溶性で、メタノールやベンゼンにも溶ける。分子量は200~2万程度。無毒とされ、界面活性剤・潤滑…
擬塩基 ぎえんき pseudo base
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 共有結合した水酸基をもつ有機化合物で,溶媒の中で水酸化物イオンを解離せず,したがって普通の意味での塩基性を示さない。しかし,酸の存在でその…
亜硝酸菌 あしょうさんきん nitrite bacteria
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 真正細菌類のうち,アンモニウム化合物を酸化して亜硝酸塩を生産し,その間得られる化学的エネルギーを活用して生活するもの。土壌細菌中,ニトロソ…
殺菌剤【さっきんざい】
- 百科事典マイペディア
- 微生物を死滅させる効果をもつ薬剤の総称。殺菌剤には,環境や器具器材が汚染されたときに使用するものと,創傷などに際して感染を防ぐものとがあり…
サンタロール さんたろーる santalol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 炭素数15のセスキテルペンアルコール。2種の異性体、三環式のα(アルファ)-サンタロールと二環式のβ(ベータ)-サンタロールが存在する。びゃくだん油(…
開環 (かいかん) ring-opening ring-cleavage
- 改訂新版 世界大百科事典
- 環式化合物の反応において,環が開裂して鎖式化合物に変化すること。環式化合物のうちで6員環が最も安定であるが,それより大きくても小さくても不安…
ニトロソナフトール ニトロソナフトール nitrosonaphthol
- 化学辞典 第2版
- C10H7NO2(173.17).14種類の位置異性体が考えられるが,普通,2-ニトロソ-1-ナフトールおよび1-ニトロソ-2-ナフトールをさす.これらは1,2-ナフトキ…
フェノール phenol
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 石炭酸ともいう。ベンゼンの水素原子1個を水酸基で置換した構造をもち,C6H5OH で表わされる。コールタールを分留して得られるフェノール油の主…
メタラカルバボラン メタラカルバボラン metallacarbaborane
- 化学辞典 第2版
- メタロカルバボラン(metallocarbaborane)ともいう.【Ⅰ】カルバボランの骨格の頂点のB原子のいくつかを,金属原子で置き換えた骨格をもつ化合物.普…
連続化学組成変化 れんぞくかがくそせいへんか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 固溶体をつくる鉱物では、同一の種類でも化学組成は同一でなく、数多くの化学分析結果を処理すると、ある幅でその変化が連続することが多い。このこ…
塩化スズ えんかスズ tin chloride
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 塩化スズ (II) ,塩化第一スズ,二塩化スズ SnCl2 。無色,斜方晶系の結晶性固体で,融点 246.8℃,沸点 652℃,比重 3.95。水および極性溶媒に…
クレアチン‐りんさん【クレアチン×燐酸】
- デジタル大辞泉
- クレアチンがリン酸化された化合物。筋肉や神経組織の細胞内でエネルギーを貯蔵する役割を果たす、高エネルギーリン酸化合物の一つ。[補説]筋細胞に…
E,Z命名法 イーゼットメイメイホウ E,Z-nomenclature
- 化学辞典 第2版
- Z,E命名法ともいう.1,2-二置換オレフィンの幾何異性の表記法として,従来cis,transが用いられてきたが,これにかわる立体化学命名法.一般に,二重…
多価アルコール タカアルコール polyhydric alcohol
- 化学辞典 第2版
- ポリオールともいう.1分子中にアルコール性ヒドロキシ基を2個以上もつ有機化合物をいう.ヒドロキシ基の数により,二価アルコール,三価アルコール…
アセトアニリド
- 百科事典マイペディア
- 無色の結晶。融点115℃,沸点305℃。熱水に可溶,有機溶媒に易溶。各種有機化合物の合成原料として重要。アニリンと無水酢酸からつくる。解熱鎮痛剤と…
シュタウディンガーの式【Staudinger's formula】
- 法則の辞典
- 棒状の形をした高分子化合物の分子の溶液の粘性について得られた実験式.ηsp を比粘度(=(ηs-η0)/η0),Mを分子量,C を濃度(重量百分率)とし…
こうかがく‐オキシダント〔クワウクワガク‐〕【光化学オキシダント】
- デジタル大辞泉
- 《photochemical oxidant》大気中の汚染物質である窒素酸化物や揮発性有機化合物が、太陽光線により光化学反応を起こして発生する酸化性物質の総称。…
さんか‐アルミニウム〔サンクワ‐〕【酸化アルミニウム】
- デジタル大辞泉
- アルミニウムの酸化物や化合物。天然には鋼玉として産出し、工業的には原鉱から水酸化アルミニウムを取り出し、強く熱して作る。アルミニウムの原料…
ポリエステル(polyester)
- デジタル大辞泉
- エステル結合-CO-O-をもつ高分子化合物の総称。エチレングリコールとテレフタル酸との縮重合によって得られるエチレンテレフタラートが代表的で、合…
デュマ
- 百科事典マイペディア
- フランスの化学者。パリ大学教授。水の組成を精密に測定。蒸気密度測定法,有機化合物の窒素定量法を創案。有機化学構造論において基型説を発展させ…
プロスタグランジン
- 栄養・生化学辞典
- C20H34O5(mw354.49). 細胞膜にリン脂質の形で存在するアラキドン酸などが原料となって生合成される生理活性物質で,不安定で生体内での寿命が…
ピリミジン塩基 ピリミジンエンキ pyrimidine base
- 化学辞典 第2版
- ピリミジンおよびその誘導体の総称.これらの化合物は塩基としての性質を示す.その種類は非常に多いが,そのうち,シトシン,ウラシル,チミン,5-…
ウレタンフォーム
- 家とインテリアの用語がわかる辞典
- 高分子化合物のポリウレタン樹脂から作られる発泡樹脂。軟質のものはクッションやマット、防音・断熱材、衣料材料など、硬質のものは建築物の構造材…
マイケル付加 マイケルフカ Michael addition
- 化学辞典 第2版
- ミカエル付加ともいう.ナトリウムエトキシド,ピペリジンなどの塩基を触媒として,活性メチレン基をもつ化合物を極性の大きなC=C結合に付加させる反…
めい‐はんのう〔‐ハンオウ〕【明反応】
- デジタル大辞泉
- 光合成のうち、光に依存して進行する過程。葉緑体中で、葉緑素の吸収した光エネルギーを用い、ATP(アデノシン三燐酸りんさん)の生成、水分子の分解…
ジギトニン digitonin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C56H92O29 。ジギタリスの葉から得られる水溶性結晶。融点 240℃。ジギトニンはコレステロールと分子化合物 (ジギトニド) をつくって沈殿する…
あんそくこうさん‐デナトニウム〔アンソクカウサン‐〕【安息香酸デナトニウム】
- デジタル大辞泉
- 芳香族化合物の一つであるデナトニウムと安息香酸との塩。無臭の白色固体。極めて強い苦みをもつことで知られ、幼児などによる誤飲防止のための添加…
フラン(furan)
- デジタル大辞泉
- 酸素原子1個、炭素原子4個を含む五員環の複素環式化合物。クロロホルムに似た特異臭のある無色の液体。水に不溶。エタノールなどの有機溶媒に溶けや…
沈澱岩
- 岩石学辞典
- ① precipitate: 溶液からの沈澱形成物,または水溶液からの無機化合物の沈澱で形成された堆積物[Rankama & Sahama : 1950]. ② sedimentary ro…
ニトロメタン(nitromethane)
- デジタル大辞泉
- ニトロ化合物の一。無色の液体。水溶性。工業的にプロパンと硝酸を加熱してニトロ化することで生産される。アルカリ金属との塩は爆発性がある。ドラ…
メソメリズム mesomerism
- 改訂新版 世界大百科事典
- ある化合物の実際の状態は,一つの化学構造式で表すことができず,いくつかの化学構造式に相当する状態の重ね合せによって表されるという考え方で,…
ちっそ‐こてい【窒素固定】
- デジタル大辞泉
- 空気中の遊離窒素から窒素化合物をつくること。自然界では根粒菌や藍藻らんそう類、土壌細菌のアゾトバクター・クロストリジウムなどが行い、アンモ…
スルホンアミド(sulfonamide)
- デジタル大辞泉
- スルホン酸の水酸基をアミノ基で置換した化合物。一般にかなり融点の高い白色結晶。誘導体にサルファ剤・サッカリンなどがある。一般式RSO2NH2 スル…
せきがい‐ぶんこうぶんせき〔セキグワイブンクワウブンセキ〕【赤外分光分析】
- デジタル大辞泉
- 赤外線の吸収スペクトルを測定して、試料中の元素の検出・定量を行う分析法。分子に固有の赤外吸収スペクトルの波長と強度から、物質の同定、定性分…
しえんか‐すず(シエンクヮ‥)【四塩化錫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 化学式 SnCl4 空気中で発煙する無色の液体。錫を融解しておき、これに直接塩素を作用させてつくる。絹の染色の際の媒染剤に、また有機錫…
しつりょう‐ぶんせきけい(シツリャウ‥)【質量分析計】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 イオン化された原子の質量を測定する装置。電場と磁場の中を走らせることにより、質量の等しいものは同一点に集まるように作った器械。同…
カルボン‐さん【カルボン酸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] carboxylic acid の訳語 ) 酢酸(CH3COOH)やギ酸(HCOOH)など、分子中にカルボキシル基をもつ有機化合物。一般式は RCOOH ま…
ベンゼンスルホン‐さん【ベンゼンスルホン酸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ベンゼンスルホンは[英語] benzenesulfone ) ベンゼンを硫酸と熱してつくられる化合物。化学式は C6H5SO3H 潮解性があり、水にとけやす…
シリコーン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] silicone ) 有機珪素化合物の重合体のうち、シリコーンゴム、シリコーンオイル、シリコーン樹脂などの総称。耐寒、耐熱、耐水、…
ring•för・mig, [rÍŋfœrmIç°]
- プログレッシブ 独和辞典
- [形] 環状の,輪状のeine ringförmige Sonnenfinsternis\〔天文〕 金環食eine ringförmige Verbindung\〔化学〕 環状化合物.
ヨウ(沃)化カリウム【ようかカリウム】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はKI。比重3.13,融点680℃,沸点1330℃。俗にヨードカリ,沃剥(ようぽつ)などとも。無色の結晶。水に易溶。製法,性質は臭化カリウムと同様。医…
に‐アラキドノイルグリセロール【2-アラキドノイルグリセロール】
- デジタル大辞泉
- 内因性カンナビノイドの一。グリセリン分子の中央(2位)にある水酸基にアラキドン酸がエステル結合した化合物。神経細胞間のシナプス伝達の強さを抑…
さんふっか‐ちっそ〔サンフツクワ‐〕【三×弗化窒素】
- デジタル大辞泉
- 窒素と弗素の化合物。無色無臭の気体。水に難溶。常温では化学的に安定で、温度が上がると酸化力が強くなる。半導体集積回路のプラズマエッチングに…