しょう‐しん(シャウ‥)【詳審】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 細かい所にまでわたっていて、くわしいこと。つまびらかにすること。また、そのさま。[初出の実例]「幾たび討論しても詳審なら…
こう‐こう(クヮウクヮウ)【】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 かまびすしいさま。話し声や泣き声のやかましいさま。[初出の実例]「街上孰家児、繿縷風寒不二自持一」(出典:玩鴎先生…
りょう‐ぜん(リャウ‥)【亮然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 あきらかなさま。はっきりしているさま。また、さわやかなさま。[初出の実例]「一見すれば亮然(リャウゼン)たるべし」(…
ねぶ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 子どもが鳴らすホオズキの、実から種をうまく出せなかったものをいう。[初出の実例]「つぶさねへやうにしやれと、ねぶにしたるほうづきの…
つしま‐よみ【対馬読】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文字を対馬音(つしまごえ)で読むこと。すなわち呉音で読むこと。[初出の実例]「世にこれを対馬(ツシマ)よみと云し。是呉音(ごいん)のはじ…
ろ‐はい【驢背】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 驢馬(ろば)のせなか。また、驢馬の背に乗ること。[初出の実例]「騎レ驢といひ驢背(ロハイ)といふ類詩中に多く見ゑ」(出典:授業編(1783…
ちょう‐ぎゃく(テウ‥)【嘲謔・調謔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あざけりからかうこと。わるふざけをすること。[初出の実例]「狂童不レ奈逞二調謔一、刺鼻窺来嚔二睡翁一」(出典:玩鴎先生詠物百首(178…
ぶっこつ‐な・い
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 「ない」は接尾語 ) 不風流である。洗練されていない。ふていさいである。[初出の実例]「首に箱かけてぶっこつない男」(出…
くじゅう‐がわ(クジフがは)【九十川】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 江戸時代、水量がふえた時、肩車で九〇文の渡し賃をとったところから ) 大井川、また天龍川の異称。[初出の実例]「中(なか)ほどで安いとおもふ九十…
き‐ぼう(‥バウ)【祈望】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神仏などに、祈り願うこと。また、強く願い望むこと。[初出の実例]「此挙に依て、西、吉雄の徒頻りに祈望し、直ちに和蘭の書を読むことを…
江春瑞超 (こうしゅん-ずいちょう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1514-1585* 戦国-織豊時代の僧。永正(えいしょう)11年生まれ。臨済(りんざい)宗。湖月瑞桂の法をつぐ。京都相国(しょうこく)寺にはいり,のち同寺鹿…
リヒテンシュタイン Liechtenstein, Johann I Joseph, Fürst von und zu
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1760.6.26. ウィーン[没]1836.4.24. ウィーンオーストリアの軍人。トルコ戦争 (1788~91) ,ナポレオン戦争 (99~1814) に参加。アウステルリッ…
クニッゲ Adolph Freiherr von Knigge 生没年:1752-96
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツの作家,社会評論家。風刺的で教育的な作風をもち,啓蒙主義の精神にもとづいて市民社会とその文化の確立を促し,フランス革命の理念を擁護し…
ハーマン(Johann Georg Hamann)
- デジタル大辞泉
- [1730~1788]ドイツのプロテスタント思想家。合理論・啓蒙思想に反対し、信仰と感情を重視する哲学を説いた。著「ソクラテス追憶」など。
エレジー〔曲名:ガブリエル・フォーレ〕
- デジタル大辞泉プラス
- フランスの作曲家ガブリエル・フォーレのチェロとピアノのための二重奏曲(1883)。原題《Élégie》。チェロと管弦楽伴奏による編曲も知られる。
えい‐じ【英字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 英語を書き表わす文字。ローマ字。[初出の実例]「英字は仮名を集て語を綴りたる者なれども」(出典:訳書読法(1883)〈矢野文雄〉九)
しゅうほう‐みょうちょう〔‐メウテウ〕【宗峰妙超】
- デジタル大辞泉
- [1283~1338]鎌倉後期の臨済宗の僧。播磨はりまの人。南浦紹明なんぽしょうみょうに学び、大徳寺を創建。花園上皇・後醍醐天皇に信任された。著「…
いわ‐ごけ(いは‥)【岩苔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① きのこ「いわたけ(岩茸)」の異名。[初出の実例]「滝壺に柴押まげて音とめん〈越人〉 岩苔とりの籠にさげられ〈旦藁〉」(出典:俳諧・…
こ‐ひぜん【古肥前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陶磁器の一つ。肥前国(佐賀県)の唐津焼の古い陶器。古唐津(こからつ)。〔随筆・俗耳鼓吹(1788)〕
哪怕 nǎpà
- 中日辞典 第3版
- [接続]たとえ…でも.よしんば…であっても.[語法]先行または後続する文の冒頭に用いる.仮定と譲歩を表し,後の“都、也、还”など…
哪如 nǎrú
- 中日辞典 第3版
- どうして…に及ぼうか.…よりも…のほうがましだ.派pài他去~你自己去呢/彼を差し向けるよ…
シュリーファー
- 百科事典マイペディア
- 米国の物理学者。イリノイ大学卒。1960年ペンシルベニア大学,1980年カリフォルニア大学教授。1957年バーディーン,クーパーとともに超伝導を理論的…
超小型探査機OMOTENASHI(オモテナシ)
- 共同通信ニュース用語解説
- 日本初の月面着陸を目指して宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが開発した。高さ11センチ、幅24センチ、奥行き37センチの箱形で重さは12・6キロ。飛行…
ニコラエフ
- 百科事典マイペディア
- ウクライナの港湾都市。ウクライナ名はミコライフMykolayiv。黒海(ブーグ川河口)に面し,造船,機械,食品加工などの工業が行われる。1784年創設,…
若僭王
- デジタル大辞泉プラス
- 《The Young Pretender》イングランド王、ジェームズ2世の孫、エドワード・ステュワート(1720~1788年)の異名。
ウェルナー Wöllner, Johann Christoph von
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1732[没]1800プロシア王フリードリヒ・ウィルヘルム2世の宗教大臣。 1788年の宗教令,検閲令により啓蒙思想の取締りを強化した。
蘭学階梯 らんがくかいてい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 大槻玄沢著。2巻。天明3 (1783) 年成立。日本で刊行された最初の蘭学入門書。上巻では蘭学研究の意義と歴史を述べ,下巻でアルファベットの文字,ア…
ちょ‐しょ【著書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 書物を書きあらわすこと。また、その書物。著作。著述書。[初出の実例]「著書(チョショ)の名目も後人のごとくさまざまに索め考えて」(出…
ついしょう‐ぐち【追従口】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 おせじを言うこと。また、そのおせじ。追従。[初出の実例]「杖する度に追従口、ふけ田におりし白鷺の、餌ばみをするにことならず」(出典…
アイヒェンドルフ(Joseph Freiherr von Eichendorff)
- デジタル大辞泉
- [1788~1857]ドイツの詩人・小説家。後期ロマン派に属し、素朴平明な叙情詩を多作。小説「愉しい放浪児」など。
ぶん‐らい【蚊雷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 蚊が群がって飛ぶ音のうなり。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「貧家豈啻禦冬撰、好避二蚊雷一張二夏堂一」(出典:玩鴎先生詠物百首…
ざっ‐ちょ【雑著】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 種々の文を書き集めたもの。こまごました事を書き著わしたもの。[初出の実例]「僅に表疎論策説議〈略〉雑著の類の書きやうを弁別して」(…
しょう‐ろく(セウ‥)【抄録・鈔録】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 抜き書きをすること。要点を書き出すこと。また、それを書いたもの。[初出の実例]「常に気をつけて記憶をもし又抄録(シャウロク)しおくべ…
おう‐とう(‥タフ)【応答】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 問いや呼び掛けに答えること。うけこたえ。[初出の実例]「唐山の人に随侍すること三年話説の応答(ワウタウ)唐山の人にいささかもかはる事…
こう‐し【構思】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 考えを組み立てること。想を練ること。また、その考え。構想。[初出の実例]「夜臥枕頭の構思(カウシ)昼間杖頭の吟歩韻書も見るべからざる…
おったて‐じり【押立尻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おったて」は「おしたて」の変化したもの ) 今にも立ちそうに尻を浮かすこと。すわっていても落ちつかない態度。[初出の実例]「ぼう…
ど‐てん【ど天】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ど」は接頭語 ) 天上④を強めていう語。この上もないこと。最高。とびきり。ど天上。[初出の実例]「マアちょと好い女房見たがよい。器…
みい‐みい【見見】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 ( 動詞「みる(見)」の連用形「み」を重ねた「みみ」の変化したもの ) 何度も繰り返し見て。また、見ることをしながら。[初出の実例]「…
よこ‐ぐし【横櫛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 櫛を斜めに鬢(びん)にさすこと。また、その櫛。[初出の実例]「ゆかたをちょっとかかへ帯、もみぢぶくろにうつろひて、しがらみならぬ横櫛…
か‐ろ(クヮ‥)【貨賂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金銭、宝石などの贈り物。特に利益を得る目的で人に金銭などを贈ること。賄賂(わいろ)。[初出の実例]「上下愉安し華靡俗をなし貨賂(クハ…
はい【排】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [常用漢字] [音]ハイ(漢)1 左右に押し開く。「排闥はいたつ」2 押しのける。のけものにする。「排外・排撃・排除・排斥・排他・排日」3 外…
らんがくかいてい【蘭学階梯】
- デジタル大辞泉
- 江戸後期の蘭学入門書。2巻。大槻玄沢おおつきげんたく著。天明3年(1783)成立、同8年刊。蘭学の研究意義・発達の歴史、オランダ語の文字・発音・文…
ぜん‐じょう(‥デウ)【前条】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 前文にあげた事柄。前の箇条。前の条文。前にある条項。前項。先条。[初出の実例]「小児を学にみちびく事は既に前条(ゼンテウ)に論ず」(…
にかい【二階】 を=とめる[=塞((せ))く]
- 精選版 日本国語大辞典
- 勘定を払わないなどの不都合なことをした客に対して、遊女屋が登楼をことわる。[初出の実例]「方々で二階(カイ)を留(トメ)られた客、丁子屋へ来て」(…
か‐てん【嘉点】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 山崎嘉右衛門(闇斎)が、四書を訓読するために施した訓点。[初出の実例]「世に嘉点と称する本あり。これは仮名すくなくてよけれども」(…
しょ‐せい【書聖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 能書家を敬っていう語。書道の名人。[初出の実例]「作者はかの詩聖書聖(ショセイ)酒中仙など云になぞらへば」(出典:授業編(1783)六)[…
うま‐がい(‥がひ)【馬貝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 小児の遊び道具の一つ。竹馬の先に貝殻をつけたもの。[初出の実例]「馬貝の所作を其日の切かぶろはてをはねとは名付そめける」(出典:狂…
こ‐どし【小年】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 少しばかりの年齢。→小年が寄る。② 元日のこと。大晦日の大年に対する語。〔俳諧・年浪草(1783)〕③ 小正月のこと。元旦正月の大正月に…
たん【端】 を 発((はっ))する
- 精選版 日本国語大辞典
- (その物事から、また、その物事が原因で)はじまる。[初出の実例]「此編は余が短才未熟にして述る所なれば〈略〉要只其端を発て、後者の訂正を俟つ…
ようする【要】 に
- 精選版 日本国語大辞典
- つまり。結局。かいつまんでいえば。それまで述べてきたことを要約して再び述べる場合に用いられる。[初出の実例]「要するに緒言散在して統記なき故…