さん‐ひめ【三姫】
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎で、時代物の姫役のうち至難とされる三役。「本朝廿四孝」の八重垣姫、「鎌倉三代記」の時姫、「祇園ぎおん祭礼信仰記」の雪姫。
さん‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【三奉行】
- デジタル大辞泉
- 江戸幕府の三つの奉行。寺社奉行・勘定奉行・町奉行。
さん‐ぼう〔‐バウ〕【三房】
- デジタル大辞泉
- 名前に「房」の字を持つ、学問・和歌に秀でた三人の称。平安時代の藤原伊房ふじわらのこれふさ・藤原為房・大江匡房おおえのまさふさ。また、鎌倉末…
さんぼだい【三×菩▽提】
- デジタル大辞泉
- 《〈梵〉saṃbodhiの音写》「阿耨多羅三藐あのくたらさんみゃく三菩提」の略。
さん‐ろん【三論】
- デジタル大辞泉
- 1 三論宗がよりどころとする3種の経典。竜樹の「中論」「十二門論」、およびその弟子提婆だいばの「百論」。2 「三論宗」の略。
さまや【▽三摩×耶】
- デジタル大辞泉
- ⇒さんまや
さん‐き【三帰】
- デジタル大辞泉
- 仏語。仏・法・僧の三宝に帰依すること。三帰依さんきえ。
さん‐ぎ【三儀】
- デジタル大辞泉
- 天と地と人。三才。
さん‐きょう〔‐ケウ〕【三教】
- デジタル大辞泉
- 《古くは「さんぎょう」とも》1 三つの教え。また、三つの宗教。㋐儒教・仏教・道教のこと。㋑神道・儒教・仏教のこと。㋒神道・仏教・キリスト教の…
さん‐こくし【三国司】
- デジタル大辞泉
- 室町時代、国司を称した三家。土佐の一条氏、伊勢の北畠きたばたけ氏、飛騨の姉小路あねがこうじ氏。いずれも公家の出で、旧来の国司が存続してきた…
さんごく‐じん【三国人】
- デジタル大辞泉
- 「第三国人」に同じ。
さん‐ざん【三山】
- デジタル大辞泉
- 有名な三つの山。香具山かぐやま・畝傍山うねびやま・耳成山みみなしやまの大和やまと三山、月山がっさん・湯殿山・羽黒山の出羽でわ三山など。「熊…
さん‐じ【三次】
- デジタル大辞泉
- 1 第3回。3度目。また、3度。「三次にわたる調査」「第三次国際会議」2 代数式で、次数が3であること。3乗。「三次曲線」
さん‐しき【三色】
- デジタル大辞泉
- 1 3種の色。さんしょく。2 3種類のもの。みいろ。3 仏語。3種の色法。五根・五境・無表色。
さん‐しきし【三色紙】
- デジタル大辞泉
- 古筆で特に尊ばれている3種の色紙。伝紀貫之筆の寸松庵すんしょうあん色紙、伝小野道風筆の継つぎ色紙、伝藤原行成筆の升ます色紙。
さん‐じげん【三次元】
- デジタル大辞泉
- 1 次元の数が三つあること。縦・横・高さのように、三つの座標で表される広がり。2 (主にアニメーションファンの間で)実在の人物。アニメーショ…
さん‐じゅ【三寿】
- デジタル大辞泉
- 3種類の長寿。上寿(100歳または120歳)・中寿(80歳または100歳)・下寿(60歳または80歳)の三つをいう。
さん‐しゅう〔‐シウ〕【三舟】
- デジタル大辞泉
- 1 三そうのふね。2 平安時代、詩・歌・管弦にすぐれた者をそれぞれに分けて乗せた三そうの舟。みつのふね。勝海舟・高橋泥舟・山岡鉄舟のこと。幕…
さんじゅう‐しょう〔サンヂユウシヤウ〕【三重唱】
- デジタル大辞泉
- 三人の歌い手による重唱。トリオ。
お‐さん【▽御三/▽御×爨】
- デジタル大辞泉
- 1 台所で働く下女の通称。おさんどん。「台所にては―が器物洗う音ばかりして」〈露伴・五重塔〉2 台所仕事。おさんどん。「―もする、お針もする」…
たん‐さん【単三】
- デジタル大辞泉
- 《「単三形乾電池」の略》円筒形の乾電池の中で、「単二」より小さいもの。→乾電池[補説]
さん‐めいえん〔‐メイヱン〕【三名園】
- デジタル大辞泉
- 三つのすぐれた庭園。→日本三名園
み‐くまの【三熊野】
- デジタル大辞泉
- 熊野三社の異称。
み‐たり【三▽人】
- デジタル大辞泉
- さんにん。
みっ‐か【三日】
- デジタル大辞泉
- 《「みか」の音変化》1 月の第3の日。2 特に、正月3日。三が日の終わりの日。《季 新年》「―はや雲おほき日となりにけり/万太郎」3 日の数の三つ…
みつ‐がしわ〔‐がしは〕【三×柏/三×槲】
- デジタル大辞泉
- 1 ミツガシワ科の多年生の水草。山地の湿原に自生。太い根茎が横にはい、葉は3枚の小葉からなる複葉で厚く、柄が長い。夏、葉の間から約30センチの…
み‐とせ【三▽年/三▽歳】
- デジタル大辞泉
- 3か年。さんねん。
み‐のき【三軒】
- デジタル大辞泉
- 垂木たるきが三重に突き出ている軒。内側から地垂木じだるき、一の飛檐垂木ひえんだるき、二の飛檐垂木とよぶ。紫宸殿・興福寺北円堂などにみられる。
三修 (さんしゅう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 829-899 平安時代前期の僧。天長6年生まれ。法相(ほっそう)宗,真言宗。明詮(みょうせん)に法相と唯識(ゆいしき)などを,宗叡(しゅえい)に真言密教を…
三幡 (さんまん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1186-1199 鎌倉時代,源頼朝の次女。文治(ぶんじ)2年生まれ。母は北条政子(まさこ)。大姫の妹で,乙姫ともいう。病が悪化したため京都の鍼博士丹波時…
三婆
- デジタル大辞泉プラス
- 1974年公開の日本映画。監督:中村登、原作:有吉佐和子、脚本:井手俊郎、撮影:村井博。出演:三益愛子、田中絹代、木暮実千代、有島一郎、小鹿ミ…
三国
- デジタル大辞泉プラス
- 三省堂発行の小型国語辞典『三省堂国語辞典』の通称。
三悪
- デジタル大辞泉プラス
- タツノコプロ制作のテレビアニメ「タイムボカンシリーズ」に登場する悪役キャラクターの通称。女性リーダーと、おもに作戦・メカ担当、怪力担当の2人…
三上郷みかみごう
- 日本歴史地名大系
- 広島県:備後国三上郡三上郷「和名抄」高山寺本・東急本ともに「三上」と記し訓を欠く。郡名に従いミカミと読む。「芸藩通志」は「三上は多く庄原の…
三不動
- 事典・日本の観光資源
- 不動信仰が盛んだった平安時代の画像。絵画史のうえでも平安期を代表する仏画として知られる。黄不動・青不動は国宝、赤不動は重要文化財。[観光資源…
三乗
- 事典・日本の観光資源
- (富山県富山市)「日本の棚田百選」指定の観光名所。
みかづき
- プログレッシブ ロシア語辞典(和露編)
- молодо́й ме́сяц;лу́нный се́рп~形の‖серпообра́зный;серпови́дный
三日 みっか
- 日中辞典 第3版
- 1〔月の第3日〕三号sān hào,三日sān rì;[旧暦の]初三chūsān.3月~三日はひな祭りだ|三月三日是女…
三柏・三槲 みつがしわ
- 日中辞典 第3版
- 〈植物〉睡菜shuìcài.
三弦 さんげん
- 日中辞典 第3版
- 1〔三味線〕三弦sānxián,弦子xiánzi.2〔邦楽の〕三种弦乐器sān zhǒng xiányuèq…
三才 さんさい
- 日中辞典 第3版
- (天、地、人)三才(tiān、dì、rén) sāncái;宇宙万物yǔzhòu wànwù.『~三才図会…
三次 さんじ
- 日中辞典 第3版
- 1〈数学〉三次sāncì,立方lìfāng.2〔三たび〕第三次dì-sān cì;第三dì-sān.第~…
三線 さんしん
- 日中辞典 第3版
- 〈音楽〉三线(琉球群岛特有的拔弦乐器)sānxiàn(Liúqiú Qúndǎo tèyǒu…
三等 さんとう
- 日中辞典 第3版
- 1〔階級・等級の〕三等sān děng,三级sān jí,第三等dì-sān děng.100メートル走で~三等…
三人 さんにん
- 日中辞典 第3版
- 三人sān rén,三个人sān gè rén.~三人寄れば公界(くがい)三人斟议zhēnyì,无法保密.~…
三分 さんぶん
- 日中辞典 第3版
- 1〔分ける〕三分sān fēn,分成fēnchéng三份sān fèn.天下を~三分する|三分天下.2〈数学〉三等…
三役 さんやく
- 日中辞典 第3版
- 1〈相撲〉前三名大力士qián sān míng dà lìshì, “大关、关胁、小结”的总…
三葉虫 さんようちゅう
- 日中辞典 第3版
- 〈古生物〉三叶虫sānyèchóng.
じゅうさん
- プログレッシブ ロシア語辞典(和露編)
- трина́дцать~番目のтрина́дцатый
【三易】さんえき
- 普及版 字通
- 三種の古い易法。〔周礼、春官、大卜〕三易の(法)を掌る。一に曰く山、二に曰く歸、三に曰く易。字通「三」の項目を見る。