さん‐と【三都】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三つの大きな都市。特に、京都・東京(江戸)・大阪をいう。三府。[初出の実例]「凡(およそ)広き三都(サント)にも、又二人と有まじき美婦…
さん‐なく(‥ワク)【三惑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんわく」の連声 ) ⇒さんわく(三惑)
さん‐なくどう(‥アクダウ)【三悪道】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんあくどう」の連声 ) ⇒さんあくどう(三悪道)
さん‐のう【三農】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「周礼‐天官・大宰」の「三農生二九穀一〈注〉鄭司農云、三農、平地・山・沢也」から ) 平地での農耕と、山地での農耕と、川沢での農耕…
さんぱく‐がん【三白眼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 黒目が上方にかたよって、左右と下部の三方に白目のあるもの。凶相とする。三白。[初出の実例]「眦(めじり)の稍下った三白眼(サンパクガ…
さんぱく‐もめん【三白木綿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 木綿の一種。三河国(愛知県)から産する小幅の白木綿。経(たていと)に一六番木綿単糸、緯(よこいと)には上等のがら紡糸を用いて織ったも…
さん‐ばばあ【三婆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 歌舞伎時代物の老母役のうち、最もむずかしい役とされる「近江源氏先陣館」の微妙(みみょう)、「菅原伝授手習鑑」の覚寿、「本朝廿四孝」(一説に「…
さん‐ひめ【三姫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 歌舞伎時代物の姫君役のうち、最もむずかしい役とされる「本朝廿四孝」の八重垣姫、「鎌倉三代記」の時姫、「祇園祭礼信仰記」の雪姫の三役の称。
さん‐びゃく【三百】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 一〇〇の三倍。転じて、数の多いこと。[初出の実例]「過レ庭無レ父感レ秋時、三百三千更問レ誰」(出典:菅家文草(900頃)二・八月釈尊…
さん‐びょうし(‥ビャウシ)【三拍子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「さんぴょうし」とも )① 蹴鞠(けまり)で、鞠を一度けったのち二度めにけるまでの間に、三度足踏みして拍子をとること。〔遊庭秘…
さん‐ぴん【三品】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三つの品物。また、三つの種類。〔文明本節用集(室町中)〕 〔易経‐巽卦〕② 絵や書のもつべき三つの品位。神品・妙品・能品の称。〔図…
さん‐ぶつ【三仏】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 法身・報身・応身の三身。〔翻訳名義集‐六〕[ 2 ][ 一 ] 現在賢劫四仏の前、過去荘厳劫の最後の三つの仏のこと。毘婆尸・尸棄・毘…
さん‐ぼういん(‥ボフイン)【三法印】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。仏教の根本的立場を明らかにした三つの旗印で、仏教であることを証明する規準。諸行無常・諸法無我・涅槃寂静の三つをいう。〔法華…
さんぼん‐ぎ【三本木】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 同じ所から枝が三つまたになって出ている木。山の神木として、伐ることを避ける。三本股。[ 2 ][ 一 ] 宮城県中央部の地名。江戸時…
さん‐まい【三枚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 紙、板、貨幣、敷物、魚、楯など薄くて幅の広いもの三つ。[初出の実例]「合塵尾三枚」(出典:大安寺伽藍縁起并流記資材帳‐天平一九年(7…
さん‐む【三無】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「無」のつく語を三つ並べて総称するときに用いる語。① 声なき楽、体なき礼、服なき喪をいう。精神があって形式がないこと。〔礼記‐孔子…
さん‐やく【三役】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙[ 一 ] 三つの重要な役割、役職の意。① 幕府勘定所の勘定奉行・勘定吟味役・勘定組頭のこと。〔地方凡例録(1794)〕② 名主・組頭・百姓代…
さん‐やくび【三厄日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陰暦八月一日(八朔)・二百十日・二百二十日の総称。この時期には、暴風雨がやって来て稲作に被害をあたえるところから、特に農家でいわ…
さん‐りき【三力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。我功徳力(行者の自力の修行の力)・如来加持力(仏が衆生の信仰に加える慈悲の力)・法界力(自身に具わった仏性の力)の三つの力…
さん‐くよう(‥クヤウ)【三供養】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① 財物、香花などを捧げる財供養、菩提心を起こして自利利他の二つを行ずる法供養、一切の円融無碍(えんゆうむげ)を観ずる観行供養…
さん‐げん【三玄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仏語。臨済が修行者を教導する方法として説いた方法の一つ。ただし内容は明確ではない。後世、体中玄・句中玄・玄中玄の三つよりなると…
さん‐こ【三呼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三たび呼ぶこと。特に天子の賀を祝して万歳を三たび叫ぶこと。山呼。[初出の実例]「吾実に大日本帝国のために、万歳を三呼(さんコ)せずん…
さん‐こ【三鈷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんご」とも ) 仏語。密教の修法(ずほう)に用いる仏具の一つ。金剛杵(こんごうしょ)の一種で、三鈷杵のこと。両端が三つまたに分か…
さん‐こう(‥カウ)【三香】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 絵画で、画題として菊・桂・水仙を描くことをいう。
さん‐こうごう(‥クヮウゴウ)【三皇后】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 太皇太后・皇太后・皇后のこと。三后。三宮。
さん‐いん【三陰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中国の古代医学で、三陰三陽という経絡(けいらく)の経の名。三陰三陽は経絡を陰陽で説明したもので、手と足にそれぞれ三種の陰陽の経絡…
さん‐えき【三益】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三種類の利益。[初出の実例]「三益(さんヱキ) 一には安レ分以養レ福二には寛レ胃以レ気三には省レ費以養レ財〈東坡䟽食三益〉」(出典:…
さん‐えきゆう(‥エキイウ)【三益友】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「論語‐季氏」の「益者三友、損者三友。友レ直、友レ諒、友二多聞一益矣。友二便辟一、友二善柔一、友二便佞一損矣」による語 ) 交際…
さん‐かい(‥クヮイ)【三槐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 中国、周代に太師・太傅(たいふ)・太保の三公が、朝廷の庭に植えた三本の槐(えんじゅ)に対座して執務にあたったところから ) 「さんこ…
さん‐かん【三寒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 きびしい寒さが数日続くこと。また、その日々。《 季語・冬 》
さん‐かん【三羹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 和菓子の羊羹(ようかん)、鼈羹(べっかん)、猪羹(ちょかん)の総称。〔庖丁聞書(室町末か)〕
み‐ふゆ【三冬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 冬の三か月。陰暦の一〇月・一一月・一二月の総称。さんとう。[初出の実例]「比は三冬たつはじめのさだめなきそらなれば、ふりみふらすみ…
み‐よ【三世】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。前世・現世・来世。さんぜ。[初出の実例]「わかれてもみよの契のありときけば猶行末をたのむ計ぞ」(出典:とはずがたり(14C前…
みかさ‐づけ【三笠付】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 雑俳で、冠付(かむりづけ)の一つ。選者が、前句である冠の五文字を三題出し、これに、それぞれ七・五の文字をつけ、三句とするもの。江…
みついし【三石】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] 岡山県備前市の北東部の地名。古くから山陽道第一の要害船坂峠の西側のふもとの宿場町として知られた。蝋(ろう)石の採石とそれを原料とする耐…
みつ‐がしわ(‥がしは)【三柏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「みずがしわ」とも ) リンドウ科の多年草。北海道、本州、九州の池や川のほとりに生える。高さ約三〇センチメートル。葉は根生し葉柄…
みつ‐がなえ(‥がなへ)【三鼎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 かなえ。また、鼎の足のように、三人が三方に相対してすわること。鼎座。みつがなわ。[初出の実例]「おほきなる石を、両三みつがなへにほ…
みつ‐もの【三物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 武具で、鎧(よろい)の胴・袖・兜(かぶと)の三種の称。[初出の実例]「三つ物四つ物取著て、あたりを払て馳向ければ」(出典:太平記(14…
みつ‐ゆい(‥ゆひ)【三結】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 相撲で、まわしの背面で丁字形に交差する部分。みつ。〔随筆・亮々草紙(1821)〕
ちゅう‐さん(チウ‥)【昼三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸、新吉原での遊女の格の一つ。また、その遊女。散茶女郎から出たものといわれ、揚げ代が昼夜で三分であったところからの称であるが、…
三七草 (サンシチソウ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Gynura japonica植物。キク科の多年草,園芸植物,薬用植物
三本草 (ミツモトソウ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Potentilla cryptotaeniae植物。バラ科の多年草
三稜 (ミクリ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。カヤツリグサ科の抽水性多年草,薬用植物。ウキヤガラの別称
三韓 さんかん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 古代,朝鮮南部に分立した三つの部族国家群,馬韓・辰韓 (しんかん) ・弁韓をいういずれも小部族国家に分かれていたが,4世紀ころより馬韓は百済 (…
三世相 (通称) さんぜそう
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題三世相錦繍文章初演安政4.7(江戸・中村座)
塚本 三 ツカモト ゾウ
- 新訂 政治家人名事典 明治~昭和
- 肩書名古屋市長,衆院議員(翼賛議員同盟) 旧名・旧姓旧姓=井箟 生年月日明治22年4月21日 出生地愛知県名古屋市 学歴名古屋中学〔明治40年〕卒 経歴日…
三乗
- 小学館 和西辞典
- cubo m.2の3乗は8だ|2 ⌈al cubo [elevado a 3] es igual a 8.三乗する4を3乗する|elevar 4 al cubo三乗根raíz f. cúbica
三色
- 小学館 和西辞典
- 三色のtricolor, de tres colores三色旗bandera f. ⌈tricolor [de tres colores]三色菫pensamiento m.三色刷り3色刷りのページ|págin…
三拍子
- 小学館 和西辞典
- compás m. ⌈ternario [de tres tiempos]3拍子の曲|música f. de compás ternario走攻守の3拍子そろった選手|jugador[…
三役
- 小学館 和西辞典
- los tres cargos más importantes, (人) los tres dirigentes de mayor rango