「アッシリア」の検索結果

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キリキア Cilicia

改訂新版 世界大百科事典
アナトリア南東部のトロス山脈と地中海にはさまれた地域。シリシアともいう。小アジアとシリアを結ぶ戦略上の重要地点にあたり,ヒッタイト以来多く…

あっしりあきょうかい【アッシリア教会】

改訂新版 世界大百科事典

スーサ(Susa)

デジタル大辞泉
イラン南西部の古代都市。エラム地方の都で、前7世紀にアッシリアに滅ぼされたが、のちアケメネス朝ペルシアの首都として繁栄した。現在のフーゼスタ…

ミカ Mikāh; Micah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
預言者。ミカヤ,ミケヤともいう。前8世紀後半ユダの王ヨタム,アハズ,ヒゼキヤの治下に活躍した。イザヤと同時代人。エルサレムの西の地方の出身で…

ローリンソン Sir Henry Creswicke Rawlinson

旺文社世界史事典 三訂版
1810〜95イギリスの外交官・オリエント学者東インド会社にはいり,また軍人・外交官としてインド・ペルシア・トルコなどに駐在した。ベヒストゥーン…

リム=シン Rim-Sin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
バビロニアの都市国家ラルサ第 14代目 (最後) の王 (在位前 18世紀) 。エラム人。メソポタミアを統一しようとして,アッシリアのシャムシ=アダド1世…

アッシリア美術 あっしりあびじゅつ

日本大百科全書(ニッポニカ)
→メソポタミア美術

モースル

百科事典マイペディア
イラク北部,ティグリス川右岸の都市。住民はクルド人が多い。農産物,畜産物の集散地。製粉,皮革,繊維,製糖,セメント工場がある。付近は石油資…

ニナ Nina

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
バビロニア神話の女神。大洋の神エアの娘。ニナは「水の奥方」を意味する。泉と川の女神で,ニネベ (古くはニスア) の守護神。彼女には魚の犠牲が供…

エプスタイン

百科事典マイペディア
英国で活動した米国の彫刻家。ニューヨーク生れ。パリのエコール・デ・ボザール(国立美術学校)で学ぶ。1905年以降英国に定住。ロダン,古代アッシ…

サルダナパロス Sardanapal(l)os

改訂新版 世界大百科事典
伝説的なアッシリア王。前7世紀のアッシュールバニパル王や,旧約聖書《エズラ記》4章10節に言及のあるオスナパルOsnapparに比定されることもあるが…

ヒッタイト(Hittite)

デジタル大辞泉
前2000年ごろから小アジアで活躍した、インド‐ヨーロッパ語を用いた民族。また、その国。前18世紀に小アジアに王国を建国。馬と鉄器を使用し、前14世…

カルケミシュ Carchemish

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
北シリアの要衝を占めた古代都市。ローマ時代にはエウロポスと呼ばれた。ユーフラテス川に面した軍事的・経済的要衝にあり,常に周囲の大国の係争点…

クレーマー Kramer, Samuel Noah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1897.9.28.[没]1990.11.26ロシア生まれのアメリカの考古学者。シュメールの専門家。 1906年に両親とともにアメリカへ移住。 1929年ペンシルバニ…

バビロンの吊り庭園 バビロンのつりていえん Hanging Gardens of Babylon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
バビロンの王宮付近にあったとされる古代の庭園。世界の七不思議の一つ。アッシリア帝国の伝説的女王でアダド=ニラリ3世の母であるサンムラマト(ギ…

モスリン織り

とっさの日本語便利帳
モスル(Mosul)▼イラク北部、チグリス川西岸の都市。バグダッドの北北西三五四kmに位置し、対岸にはアッシリアの首都ニネベの遺跡があることで知られ…

シドン Sidon

旺文社世界史事典 三訂版
レバノン南西部,地中海沿岸にあった古代フェニキアの都市国家。現在の名称はサイダ前14〜前13世紀に栄え,フェニキア諸市の指導権を握った。のちア…

ナホム書 ナホムしょ Book of Nahum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
旧約聖書 12小預言書の一つ。「主は慰めた」の意。前 663 (テーベ陥落) ~612 (ニネベ陥落) 年の間に書かれたもので,「ニネベについての託宣,エル…

H. ヴィンクラー Hugo Winckler

20世紀西洋人名事典
1863 - 1913 ドイツのアッシリア学者,考古学者。 元・ベルリン大学教授。 1903年シドンの古代のフェニキア都市遺跡の発掘をする。’06年にはボアズ…

新バビロニア (しんバビロニア)

改訂新版 世界大百科事典
カルデア人によって開かれた古代オリエントの王朝。前625-前539年。カルデア王朝ともいう。カルデア人は前8世紀までに南バビロニア一帯に部族に分か…

カルデア人 カルデアじん Chardeans

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
新バビロニア (カルデア) 帝国を建設したセム系遊牧民の一つ。前 1100年頃バビロニア南部に定着し,前8世紀末に部族統一国家を形成,前 625年ナボポ…

ニヌルタ にぬるた Ninurta

日本大百科全書(ニッポニカ)
メソポタミア(とりわけアッシリア)神話の狩猟、戦争の神。以前はニニブNinibとよばれていた。別名ウラシュ。本来はシュメールの原初の神で、植物神…

シドン Sidon

山川 世界史小辞典 改訂新版
地中海東岸に位置する,ティルスと並ぶ古代のフェニキア人の中心都市。現在のレバノンのサイダー。海港都市としてのみならず,ガラス細工や紫の染色…

バビロニア‐おうこく(‥ワウコク)【バビロニア王国】

精選版 日本国語大辞典
バビロニアを支配した古代王国。セム族のアムル人(アモリ人)が紀元前二〇〇〇年ころ第一王朝を建て、六代目ハンムラビ王の時代(紀元前一八世紀)…

ぶどうからくさ‐もん(ブダウからくさ‥)【葡萄唐草文】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 葡萄をあらわした蔓唐草の文様。アッシリアに起源し、ギリシア・ローマ・パレスチナから中国・日本等へ伝播した。中国では、隋・唐の海獣…

エヒウ Jehu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イスラエル王国の王 (在位前 842~815) 。イスラエルの祭政の伝統を破ったオムリ朝を倒し,王族とその信奉者をすべて殺害してイスラエルの第4王朝を…

ペリシテ人(ペリシテじん) Philistines

山川 世界史小辞典 改訂新版
古代パレスチナの民族。「海の民」の一派。前13世紀末エーゲ海方面から侵入,ガザ,アシュドド,エクロンなどを建設し,ブドウ,オリーヴの栽培,鉄…

エラム Elam

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン南西部,現フージスターン地方の古代地名。エラム人の地。スーサとチョガ・ザンビル遺跡が代表的遺跡。アッカド王朝とウル第3王朝に支配された…

メディア Media

山川 世界史小辞典 改訂新版
イラン北部,カスピ海南西部の山地。前2千年紀にインド・ヨーロッパ系の遊牧民メディア人が占拠し,前8世紀末に王国を建てた。第3代キャクサレスは新…

人面獣身像 (じんめんじゅうしんぞう) human-headed animal

改訂新版 世界大百科事典
人間の頭部(人面)と動物の体軀・四肢との合成像。古来多くの文化に例を見るが,ここでは古代メソポタミアのものに限って記述する。メソポタミアで…

ハラン(Harran)

デジタル大辞泉
トルコ南東部の都市シャンルウルファの南約40キロメートルに位置する村。古くはメソポタミア北部の中心都市があった場所で、アッシリアの粘土板や旧…

リディア Lydia

旺文社世界史事典 三訂版
小アジア西部にあったインド−ヨーロッパ語族の王国世界最初の鋳造貨幣をつくった国として有名。アッシリアの滅亡後,新バビロニア王国・メディア・エ…

バビロニア

百科事典マイペディア
バビロンを中心とするメソポタミア南部(現イラク,バグダッド以南)の歴史的呼称。北部のアッシリアに対し,文化的にはシュメール人が,民族・言語…

マリ遺跡 マリいせき Mari

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
シリアのユーフラテス川中流域にある古代遺跡。現代名はテル・ハリリ。 1933年フランスの A.パロにより発掘が開始された。ウル第1王朝の秘宝,前3千…

獅子【しし】

百科事典マイペディア
ライオンのこと。アッシリアやインドでは王や仏の守護動物とされ,装飾にも用いられた。伎楽,舞楽,行道などの獅子はその様式化されたもの。古来日…

ハンムラビほうてん(‥ハフテン)【ハンムラビ法典】

精選版 日本国語大辞典
バビロンの王ハンムラビが紀元前一八世紀中頃発布した楔形(くさびがた)文字による法典。シュメールの慣習法を集大成・成文化したもの。「目には目、…

アラムご【アラム語】

世界の主要言語がわかる事典
セム語族の北西セム語派に属する言語。もとはシリアとメソポタミアで紀元前1000年以前からいくつもの小国家を築いたアラム人の言語で、前7~前4世紀…

オムリ Omri

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イスラエル王国の王 (在位前 884~876) 。旧約聖書では好ましからぬ人物として描かれている。王エラを殺害したジムリを攻め,これを倒したが,そのあ…

ホール(Harry Reginald Holland Hall) ほーる Harry Reginald Holland Hall (1873―1930)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イギリスの考古学者。1896年大英博物館に入り、古代オリエント史を中心に研究活動を行った。エジプト・アッシリア部副部長を経て同部長に就任(1924…

フェレンツ メッジェシ Medgyessy Ferenc

20世紀西洋人名事典
1881.1.10 - 1958.7.19 ハンガリーの彫刻家。 デブレツェン生まれ。 最初医者となるが、古代ギリシャ、エジプト、アッシリア等の彫刻に深く魅せら…

レヤード Austen Henry Layard 生没年:1817-94

改訂新版 世界大百科事典
イギリスの考古学者,政治家,外交官。パリに生まれ,少年時代の多くを過ごしたイタリアで美術に興味をもった。16歳のときロンドンに帰り,叔父の法…

バビロニア=アッシリア文学 バビロニア=アッシリアぶんがく Babylonian and Assyrian literature

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッカド語 (古代アッシリアおよびバビロニアの言語) で書かれた文学。アッカド語は,書き記されたセム系言語の最古のもので,比較言語学上重要な意…

グローテフェント ぐろーてふぇんと Georg Friedrich Grotefend (1775―1853)

日本大百科全書(ニッポニカ)
ドイツの古代言語学者。イランのペルセポリス出土の楔形(くさびがた)文字を、ペルシアの諸王の名を手がかりに解読するなど、アッシリア学に先鞭(せん…

エルビルじょうさい【エルビル城塞】

世界遺産詳解
2014年に登録された世界遺産(文化遺産)。エルビル城塞はイラクの北部、クルディスタン地域のクルド自治区が首都とする、イランとトルコ国境に位置…

アララト[山]【アララト】

百科事典マイペディア
トルコ東端,アルメニア,イラン国境に近いアルメニア高原の死火山。2峰に分かれて,大アララトは5123m,小アララトは3925mである。名はアッシリア…

ネブカドネザル2世 ネブカドネザルにせい Nebuchadnezzar II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]前630頃[没]前562.8/9.新バビロニア帝国の王 (在位前 605~562) 。バビロニア名ナブ=クドゥリ=ウスル。ナボポラッサルの子。前 607~606年皇太…

フリュギア Phrygia

山川 世界史小辞典 改訂新版
アナトリア西部・内陸の一地方。前2千年紀末ヒッタイト滅亡のあとを受け,南東ヨーロッパから侵入したインド・ヨーロッパ語族のフリュギア人がフリュ…

アマルナ文書 アマルナもんじょ Amarna tablets

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
エジプトのカイロの南方約 300kmにあるアマルナ (古代エジプト第 18王朝アメンホテプ4世〈別名イクナートン〉の築いた都市) から 1887年に偶然発見さ…

ギホン Gihon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
エルサレムの東の丘,ダビデの町の真下のキドロンの谷にある泉の名。エルサレム付近の泉はこれとエル・ロゲルの2つだけで,古代からエルサレム市民の…

オリエント Orient

旺文社世界史事典 三訂版
元来,漠然と古代ローマ以東の地をさしたが,近代以後,地中海東岸からインダス川に至るエジプト・メソポタミア・シリア・パレスチナ・小アジア・イ…

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