和合神 (わごうじん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 男女の和合をつかさどるという神。性にかかわる信仰はしばしば性器崇拝のかたちをとることもあり,淫祠として権力によって排撃・弾圧されることも多…
神泉水(かみいずみすい)
- デジタル大辞泉プラス
- 株式会社ヤマキが販売するボトルドウォーター。埼玉県産のミネラル水(軟水)。
神渡(みわたり)
- デジタル大辞泉プラス
- 長野県、株式会社豊島屋の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。
神曲 しんきょく La Divina Commedia
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イタリアの大詩人ダンテの代表作。全1万4233行からなる壮大な長編叙事詩で、均整のとれた構成はしばしば大聖堂に例えられる。「地獄」「煉獄(れんご…
神智学 しんちがく theosophy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神の認識を求め、究極的には人間精神と神との合一を目ざす教義体系、およびその実践方法をさす。theosophyは、ギリシア語のtheos(神)とsophia(知…
盗人神 ぬすびとがみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 盗人が信仰する神。この名の神が各地に伝えられている。『新編武蔵風土記(むさしふどき)稿』によると、神奈川県久良岐(くらき)郡久保村(現横浜市)…
宗像神 むなかたのかみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 記紀神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚尊(すさのおのみこと)との誓約(うけい)の条に出現した3女神。湍津姫(たぎつひめ)は中津宮(福岡…
やく‐じん【疫神・厄神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 災厄をくだす悪神。病気をはやらせるという神。疫病神(やくびょうがみ)。えきじん。[初出の実例]「祭二疫神於京師四隅、畿内十堺一」(出…
やしゃ‐じん【夜叉神】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「やしゃじ」とも ) =やしゃ(夜叉)[ 一 ][初出の実例]「我れ諸の鬼神并に夜叉神等を召して」(出典:今昔物語集(1120頃か)四)
よう‐しん(ヤウ‥)【陽神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 男の神。おがみ。⇔陰神。[初出の実例]「陽神にして男なり」(出典:神道集(1358頃)一)
るす‐がみ【留守神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旧暦一〇月にすべての神が出雲に参集するというときに、留守番をしているという神。[初出の実例]「留守神ばかりこそと、常は申されけるも…
かしら‐がみ【頭神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 疫病(やくびょう)神の一つ。頭痛を起こす神。[初出の実例]「きょろう・陰去・火動神・腹痛・頭痛のかしら神」(出典:浄瑠璃・日本振袖始…
か‐じん(クヮ‥)【火神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 火の神。[初出の実例]「欲レ慎二火事一者、毎日朝念誦之次可レ称二采無忌一者、是采無忌者火性之名也、唱二此三字一之時火神避不レ来云…
かまど‐がみ【竈神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かま(竈)の神①
かみ‐あが・る【神上】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 神が天にお上りになる。昇天される。転じて、貴人がなくなる。崩御する。かんあがる。かんのぼる。[初出の実例]「是の後…
かみ‐おろし【神降】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 祭りの初めなどに、神霊を祭場に招き迎えること。[初出の実例]「伶がひざまづいて神おろしをして酒を祭て云ことばに」(出典:玉塵抄(15…
かみ‐ごころ【神心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神の心。神のおぼしめし。神慮。[初出の実例]「神心、種(たね)とこそなれ歌占(うたうら)の、引くも白木の手束弓(たつかゆみ)」(出典:謡…
かみ‐しん【神心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 精神。真心。[初出の実例]「先きのうつわにしたがって、神(カミ)しんを第一に」(出典:洒落本・伊賀越増補合羽之龍(1779)仲町梅音の段)
かみ‐づかさ【神司・神祇官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かみつかさ」とも )① ( 神司 ) =かんづかさ(神司)①[初出の実例]「当社明神は当国第一の神司(カミツカサ)として」(出典:仮名草子…
かみ‐つどい(‥つどひ)【神集】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神々の集合。特に、陰暦一〇月、諸国の神々が出雲大社に集まること。かむつどい。《 季語・冬 》
かみ‐とけ【神解・霹靂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「雷(かみ)解け」の意 ) 雷が落ちること。落雷。かんとき。かんとけ。かみとき。〔十巻本和名抄(934頃)〕
かむおか‐やま(かむをか‥)【神岡山・神岳・雷岳山】
- 精選版 日本国語大辞典
- ⇒いかずちのおか(雷岡)
かむ‐かい(‥かひ)【神穎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「穎(かい)」は穂のままの稲の意 ) 神に供える稲穂。天皇の召し上がるお食事。[初出の実例]「朝御餼(あさみけ)の勘養(かむかひ)、夕御…
かむ‐がかり【神懸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒かんがかり(神懸)
かむ‐くだ・す【神下】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ⇒かんくだす(神下)
かむ‐すぎ【神杉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒かんすぎ(神杉)
かむ‐のぼ・る【神登】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ⇒かんのぼる(神登)
かむ‐・ぶ【神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 ⇒かんぶ(神)
かん‐とき【神解】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かむとき」とも表記 ) =かみとけ(神解)[初出の実例]「時に人有りて曰く、霹靂(カムトキ)の木なり、伐る可からず、といふ」(出典:…
かん‐のぼ・る【神登】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「かむのぼる」と表記 ) =かみあがる(神上)[初出の実例]「高照らす 日(ひ)のみ子は 〈略〉天の原 岩戸を開き 神上(…
かん‐はとり【神服部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かむはとり」とも表記 ) 伊勢神宮に属して神の御衣を織る者。[初出の実例]「大伴連(むらし)〈略〉神服部(カンハトリの)連〈略〉布留(…
にち‐じん【日神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 日の神。特に天照大神をいう。[初出の実例]「日神月神蛭子素盞嗚と申すは、地神五代の始めにて」(出典:大観本謡曲・淡路(室町末))
ひかる‐かみ【光神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 雷。雷神。いなびかりを主体にしていったもの。[初出の実例]「光神(ひかるかみ) 鳴りはた少女 携はり 共にあらむと 思ひしに 情(こころ)…
とし‐がみ【歳神・年神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 その年における一家の福徳や五穀豊穰を司る神。正月に神棚や床の間にまつったり、恵方(えほう)に向けて作られた年棚(年徳棚・恵方棚とも…
いぬ‐がみ【犬神】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 憑物(つきもの)の現象の一つ。また、その憑物の動物霊の名称。ネズミなどの姿をしているともいい、この目に見えない小動物が他人に…
しん‐じゅつ【神術】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人間わざをこえた不思議な術。霊妙な術。[初出の実例]「今当援レ子、以二不死之神術一」(出典:三教指帰(797頃)中)[その他の文献]〔後…
しん‐じゅ‐ぶつ【神儒仏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神道と儒教と仏教。[初出の実例]「稀に書を読まんにも、神儒仏の掟を綴る文とならば、ねがって見るべし」(出典:浮世草子・好色破邪顕正…
しん‐せん【神宣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「じんせん」とも ) 神のお告げ。神託。託宣。[初出の実例]「自余族人連姓、為レ有二神宣一也」(出典:続日本紀‐天平九年(737)一一月…
しん‐ど【神奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒かみやつこ(神奴)
しん‐とう【神統】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神の系統。神のすえ。[初出の実例]「神統絶給はば、神国共いひがたし」(出典:集義和書(1676頃)八)
しん‐もつ【神物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「じんもつ」とも )① 神の所有する物。仏物・人物などと区別される。また、神に供える物。台・瓶子(へいじ)・灯明、衣服・沓・扇・櫛の…
しん‐えい【神詠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神が詠んだとされる和歌。[初出の実例]「性質好二和歌一、仰二雲籬之妙什一、慕二天橋之神詠一」(出典:随筆・独寝(1724頃)上)
しんがっ‐こう(シンガクカウ)【神学校】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 キリスト教の神学を研究し、それを中心科目として教授して伝道者を養成する学校。[初出の実例]「此外尚ほ神学校あり」(出典:西洋学校軌…
しん‐き【神奇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 なんとも不思議なこと。[初出の実例]「芳菊神奇、在レ枯独滋」(出典:経国集(827)一・重陽節菊花賦〈嵯峨天皇〉)[その他の文献]〔荘子‐…
しんきょく【神曲】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 原題[イタリア語] La Divina Commedia 「神の戯曲」の意 ) 叙事詩。ダンテ作。一三〇七~二一年頃成立。「地獄編」「煉獄編」「天国編」の三編から…
しん‐こう(‥カウ)【神効】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 すぐれたききめ。霊妙なききめ。霊験。[初出の実例]「金瘡、はれ物の久しく癒がたき症、およそ外病には神効あり」(出典:養生訓(1713)…
しゅく‐しん【宿神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =すくじん(守宮神)[初出の実例]「翁を宿神と申たてまつること、かの住吉の御示現に符合せり。〈略〉三光すなわち式三番にてましませば…
ぜに‐がみ【銭神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 金銭を敬っていう語。せんしん。[初出の実例]「銭神や駄ちん払にお旅さき〈宗伴〉」(出典:俳諧・当世男(1676)冬)② ( 金銭のように足…
しん‐さい【神斎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「じんさい」「しんざい」とも ) 神事を行なうにあたって、不浄を避け身を慎むこと。神事のための物忌み。[初出の実例]「宗形朝臣鳥麻…
しん‐さく【神策】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「じんさく」とも )① 霊妙なはかりごと。妙策。[初出の実例]「Jinsaku ジンサク 神策」(出典:和英語林集成(初版)(1867))[その他の…