ひゆ‐か(‥クヮ)【莧科】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。六五属約八五〇種が知られ、熱帯から温帯にかけて分布する。草本または低木。葉は対生または互生し托葉がない。花は頂…
かい‐きょう〔‐キヤウ〕【▽契経】
- デジタル大辞泉
- 1 仏語。仏教経典の総称。経。人の心にかない、法の理に合するので契という。2 ⇒修多羅しゅたら2
き・ふ【来▽経】
- デジタル大辞泉
- [動ハ下二]年月が訪れては過ぎ去る。「はねず色のうつろひ易き心あれば年をそ―・ふる言ことは絶えずて」〈万・三〇七四〉
きょう‐え〔キヤウヱ〕【経会】
- デジタル大辞泉
- 一切経を供養する法会。経供養。一切経会。
くじゃくきょう〔クジヤクキヤウ〕【孔雀経】
- デジタル大辞泉
- 大乗密教経典。3巻。唐の不空訳。孔雀明王の神呪・修法、その功徳などを説いたもの。真言宗で用いる。仏母大金耀ぶつもだいこんよう孔雀明王経。
けい‐かい〔‐クワイ〕【経回/経×廻】
- デジタル大辞泉
- 《「けいがい」とも》1 滞在すること。「貴境に参下す。―の間一顧を賜はるべし」〈明衡往来〉2 めぐり歩くこと。「京都の―難治の間、身を在々所々…
けい‐こう〔‐カウ〕【経行】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 過ぎ行くこと。通過。2 月のめぐり。月経。
けい‐し【経史】
- デジタル大辞泉
- 経書と史書。
けい‐せつ【経説】
- デジタル大辞泉
- 1 経書けいしょの中に説かれている説。2 経書の意義などを解説した書物。
けごん‐きょう〔‐キヤウ〕【華厳経】
- デジタル大辞泉
- 大乗経典。華厳宗の根本聖典。漢訳には東晋の仏駄跋陀羅ぶっだばっだら訳の60巻本、唐の実叉難陀じっしゃなんだ訳の80巻本、唐の般若はんにゃ訳の40…
経メリヤス【たてメリヤス】
- 百科事典マイペディア
- →メリヤス
しょうじょう‐きょう〔セウジヨウキヤウ〕【小乗経】
- デジタル大辞泉
- 小乗仏教の経典。北方仏教の四阿含しあごん経、南方仏教の五ニカーヤなど、四諦・十二因縁を説いたもの。
せい‐けい【聖経】
- デジタル大辞泉
- 聖人の記した書物。また、聖人の言行を記録した書物。
ちゅう‐けい【中経】
- デジタル大辞泉
- 経書をその分量により大・中・小に分けたときの、中間のもの。「詩経」「儀礼ぎらい」「周礼しゅらい」をさす。→小経 →大経
つう‐けい【通経】
- デジタル大辞泉
- 月経を起こさせること。
いっさい‐きょう〔‐キヤウ〕【一切経】
- デジタル大辞泉
- 釈迦しゃかの教説とかかわる、経・律・論の三蔵その他注釈書を含む経典の総称。大蔵経だいぞうきょう。
いっぽん‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【一▽品経】
- デジタル大辞泉
- 《「いっぽんきょう」とも》1 法華経などの写経の際、多くの人が一品ずつ分担して書写すること。2 法華経二十八品を一品ずつ各一巻に仕立てたもの…
お‐きょう〔‐キヤウ〕【▽御経】
- デジタル大辞泉
- 「経1」の尊敬語。
経 Kei
- デジタル大辞泉プラス
- ダイヤモンド社の文芸誌、書誌PR誌。毎月10日ごろ発行、書店店頭などで配布。
はんにゃ‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【般若経】
- デジタル大辞泉
- 般若波羅蜜はんにゃはらみつを説く経典の総称。個々に成立したものを集大成したのが大般若経。
発句経【ほっくきょう】
- 百科事典マイペディア
- 初期仏教の金言,教訓的詩を集めた経典。パーリ語名《ダンマパダDhammapada》。パーリ語本,チベット訳本,漢訳本など各数種があり,詩や金言の数も…
だいじょうきょう【《大生経》】
- 改訂新版 世界大百科事典
こんしきんでいきょう【紺紙金泥経】
- 改訂新版 世界大百科事典
薬師経 やくしきょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 仏教経典。薬師如来の本願や功徳を説いている。数種の漢訳本があるが,普通は唐の玄奘が翻訳した『薬師瑠璃光如来本願功徳経』 (1巻) をさす。
経立 きょうだて
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 声明 (しょうみょう) 用語。法会 (ほうえ) の中心部に読経を行う形式のこと。密立 (みつだて) の法会では導師が行う修法 (しゅほう) の主要部分にお…
般若経 はんにゃきょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大乗仏教の最初期の経典群の総称。これを名のる経典は数多く漢訳されて、「大正新脩(たいしょうしんしゅう)大蔵経」に収められているものだけでも42…
擬経 (ぎけい) nǐ jīng
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,経書を摸擬して著作すること。前漢末の揚雄は経のうち最も尊ぶべきは《易経》であると考え,《易経》に摸擬して《太玄経》を作り,伝のうち最…
家庭経 かていきょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
きょうひん【経行】
- 改訂新版 世界大百科事典
きょうぶ【経部】
- 改訂新版 世界大百科事典
けいけつ【経血】
- 改訂新版 世界大百科事典
きょうえん【経円】
- 改訂新版 世界大百科事典
一切経 いっさいきょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
甲乙経 こういつけい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鍼灸の古典。中国,晋の時代に皇甫謐 (223~282) が編纂したもので,12巻から成る。本書は医疾令のなかで医生の教科書としてあげられている。
久能寺経 くのうじきょう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 平安後期の装飾経の一つ30巻。浄土信仰によるもので,1141年鳥羽上皇出家に際し近親の者らが京都安楽寺に納めた。のち静岡久能寺に移されこの名があ…
かい‐ぎょう(かひギャウ)【貝経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ハマグリの貝殻に経典を書いたもの。
き‐たて【生経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「きだて」とも ) 生糸一本を経(たていと)とした下級品の甲斐絹(かいき)。神奈川県津久井地方を主産地とする。一本(いっぽん)。
まき‐ぎょう(‥ギャウ)【巻経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 巻物にした経文。[初出の実例]「巻経を草子にたたむは罪と申候は」(出典:百四十五箇条問答(1201頃))
へ‐あが・る【経上】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙① 下位から次第に立身する。卑しい身分、地位から高貴の位に至る。なりあがる。へのぼる。[初出の実例]「是もきり者にて、…
きょう‐がい(キャウがひ)【経貝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 経塚に埋納する、蛤(はまぐり)の貝殻の内面に経の文字を一字ずつ書いたもの。
きょう‐じ(キャウ‥)【経師】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 経文を書写するのを業とした人。[初出の実例]「歩板五十枚 直銭一貫七百五十文〈別卅五文〉右、経師等床敷料」(出典:正倉院文書‐天平一…
きょう‐しゅう(キャウ‥)【経宗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仏語。経に説かれた教えの趣旨。② 仏教の経・律・論の三蔵の中で、経によって立てた宗旨。天台宗、真言宗、華厳宗、浄土宗、日蓮宗の類…
きょう‐せき(キャウ‥)【経石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =きょういし(経石)
きょう‐づつみ(キャウ‥)【経包】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一切経の簾帙(れんちつ)の上包み。[初出の実例]「所レ裹二一切経一之簾帙、是称二経包一、其細密而美麗、非二筆頭之所一レ及也」(出典:…
きょう‐ほん(キャウ‥)【経本】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 経文が書かれている本、書冊。経典。[初出の実例]「女人往生経ではなく、なにかの経本から複写してこしらえたらしい紙も」(出典:壺中庵…
きよつね【清経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 謡曲。二番目物。各流。世阿彌作。豊前国柳ケ浦で、平家一門の運命をはかなんで自殺した平清経の遺髪を、家臣の淡津三郎が都に持ち帰り、清経の妻に…
けい‐しょう(‥セフ)【経渉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 通り過ぎること。通過すること。歴渉。〔列子‐黄帝〕
けい‐ゆう(‥イウ)【経遊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あちらこちらと旅行して歩くこと。各地をめぐること。巡遊。
けい‐げい【経芸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 経書(けいしょ)に関する学問。経術。[初出の実例]「有二黄備氏一、而後経芸始伝」(出典:先哲叢談(1816)一)[その他の文献]〔史記‐儒林…
経筒 きょうづつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 経巻を保護するための筒形容器。伝世品や,仏像の胎内,石塔などに納めたものもあるが,通常は経塚から発見されたものをいう。円筒形が多く,材質に…