トムソン‐フロイントリッヒの式【Thomson-Freundlich equation】
- 法則の辞典
- 固溶体 α における成分Bの溶解度を表す式. である.ここで[Brα]は,粒子の半径が r であるときのBの飽和濃度であり,[Br→∞α]は半径がずっと大きい…
ヒッグスの定理【Higgs' theorem】
- 法則の辞典
- 「南部‐ゴールドストーン粒子」(スピン0,質量0の粒子,よくNG粒子と呼ばれる)が,電磁場のようにゲージ変換を受ける質量0のベクトル場と共存した…
フジナイトプレコリナイト炭
- 岩石学辞典
- 黒色の光沢がなくくすんだ,あるいは半光沢の石炭で,50%以上の部分が,多少フジナイト化(fusinize)した組織の細かい,ほとんど構造をもたない破…
オルニチン
- 栄養・生化学辞典
- C5H12N2O2 (mw132.16).H2N(CH2)3CH(NH2)COOH.塩基性アミノ酸で,タンパク質の常在構成成分ではないが,血漿に常在.肝臓,腎臓では尿素サイクル…
カルシウム
- 生活習慣病用語辞典
- 骨・歯の成分であり、身体の中で神経や筋肉の興奮を調節、血液を固まらせる、血液のpH調節などの役割がある。体内でカルシウムが不足するとバランス…
卵白アルブミン らんぱくアルブミン egg albumin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 卵白として存在するアルブミンのこと。アルブミンは多くの動植物組織に存在する単純蛋白質の一種。水,希塩溶液,希酸および希アルカリに可溶,有機…
しょう‐ど(セウ‥)【焼土】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 土壌中の有効成分の増加、有害物の不活性化、有害微生物の死滅などを目的として土壌を焼くこと。一般には、円錐状に土を積み、雑木や藁…
パーティキュレート パーティキュレート particulate matter
- 化学辞典 第2版
- 略称PM.ディーゼルエンジンから排出される燃料や,エンジンオイルの未燃焼成分の総称で,固体または液体の粒子状物質のことをいう.soot(煤),サル…
チラコイド thylakoid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 葉緑体内に配列した膜状構造。扁平な袋状のものとして,一定方向に重なり合っている。直径の小さいチラコイドがコインを重ねたように積重なった部分…
TE波 ティーイーは TE wave
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- H波ともいう。電磁波の伝搬モードの1種。伝搬方向を z 軸とするとき,電場 E の z 成分が Ez=0 の電磁波で,電場は横波,磁場は縦横波である。マイ…
灰簾石(データノート) かいれんせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 灰簾石英名zoisite化学式Ca2Al3(Si2O7)(SiO4)O(OH)少量成分Fe,Mn結晶系斜方硬度6.5~7比重~3.4色淡灰,淡褐,淡桃光沢ガラス条痕白劈開一方向に完全…
褐鉛鉱(データノート) かつえんこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 褐鉛鉱英名vanadinite化学式Pb5[Cl|(VO4)3]少量成分Ca,As,P結晶系六方硬度2.5~3比重6.95色橙赤,褐赤,褐,黄光沢亜金剛~亜樹脂条痕白~帯黄劈開無…
自然金(データノート) しぜんきんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 自然金英名gold化学式Au少量成分Ag,Hg,Cu結晶系等軸硬度2.5~3比重19.33~15色黄金。銀含量が上がるとやや白くなる光沢金属条痕黄金劈開無(「劈開」…
セピオ石(データノート) せぴおせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- セピオ石英名sepiolite化学式Mg4Si6O15(OH)2・6H2O少量成分Fe,Mn,Ni結晶系斜方硬度2.5比重2.1色白,灰,淡褐,淡緑光沢土状~絹糸条痕白劈開一方向に…
アウイン(データノート) あういんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アウイン英名haüyne化学式Na6Ca2Al6Si6O24(SO4)2少量成分―結晶系等軸硬度5.5~6比重2.4~2.5色青,白,緑,黄光沢ガラス~脂肪条痕白劈開二方向に明…
デビリン(データノート) でびりんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- デビリン英名devilline化学式CaCu4[(OH)3|SO4]2・3H2O少量成分Zn結晶系単斜硬度2.5比重3.08色帯青緑光沢ガラス。劈開面上では真珠条痕淡青緑劈開一方…
豊羽鉱(データノート) とよはこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 豊羽鉱英名toyohaite化学式Ag2FeSn3S8少量成分Cu,Zn,Cd,In結晶系正方(擬等軸)硬度未測定比重4.94色未記載光沢未記載。おそらく金属光沢条痕未記載…
ノルドストランド石(データノート) のるどすとらんどせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ノルドストランド石英名nordstrandite化学式β-Al(OH)3少量成分Fe,Na結晶系三斜硬度3比重2.45色無,白,淡紅光沢ガラス。劈開面上では真珠条痕白劈開…
メタン methane
- 改訂新版 世界大百科事典
- 炭化水素の最も簡単なもの。化学式CH4で表され,図に示すような四面体構造をもつ。沼池などにおいて有機物の腐敗により生じる沼気marsh gasとして古…
ガラクトース galactose
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルドヘキソースの一種。生理的には重要な糖であるが,天然にはD,L体の両方とも遊離の状態で存在することはまれ。 (1) D体 乳中の糖分ラクトース…
水蒸気蒸留 すいじょうきじょうりゅう steam distillation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 沸点の高い物質に水蒸気を吹き込んで、その沸点よりも低い温度で留出させる蒸留法。普通の蒸留では分解してしまう物質や、沸点が高すぎる物質の蒸留…
セダー油 せだーゆ cedar oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 精油の一つ。シダーウッド油cedar wood oilともいう。アメリカのバージニア州に多産するビャクシン科エンピツビャクシン(エンピツノキ)の心材を水…
オゾン分解 おぞんぶんかい ozonolysis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルケンにヘキサンなどの不活性溶媒中、室温あるいは低温でオゾンを作用させると、複雑な過程を経てオゾニドとよぶ化合物が生成する。オゾニドは安…
マンノース mannose
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C6H12O6 。セミノース,カルビノースともいう。ヘキソースの一種。天然に存在するものはD体である。遊離状のものは少く,マンナンもしくはヘ…
竜胆 りゅうたん Japanese gentiana
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 漢方の生薬の一つ。トウリンドウまたはその同属植物の根茎および根をいう。中国ではすでに1~4世紀に薬として常用され,『神農本草経』には神仙家の…
リモナイト
- 知恵蔵mini
- 鉄の酸化物を主成分とする鉱物で、褐鉄鉱とも呼ばれる。日本では主に熊本県の阿蘇山周辺で採取される。鉄分以外にも多くの天然ミネラル成分を含み、…
多変量解析
- 岩石学辞典
- 対象を特徴づけるには,一般に複数個の数値が用いられる.たとえば人の大きさを言い表すには身長,体重,胸囲,胴回り,座高など複数個の数値が必要で…
たんさんすいそえん‐せん【炭酸水素塩泉】
- デジタル大辞泉
- 泉質の一。ナトリウムイオン・炭酸水素イオンを主成分とする温泉。皮膚疾患・やけど・糖尿病などに効くほか、肌をなめらかにする効果があるとされる…
かこう‐せんりょくがん(クヮカウ‥)【花崗閃緑岩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 火成岩の一つ。花崗岩よりやや暗い灰白色で、細粒ないし粗粒の深成岩。花崗岩と石英閃緑岩の中間にあり、斜長石、カリ長石、石英、黒雲母…
土壌学
- 岩石学辞典
- 土壌の科学(pedology).土壌学(soil science)をさらに土壌生成分類学(pedology)など細かく分ける考え方がある.pedology[Fallou : 1862, Birk…
ペリドタイド
- 岩石学辞典
- 完晶質で中粒から粗粒の橄欖(かんらん)石が主成分の火成岩で,輝石および角閃石は含まれることもある.長石は含まれない.橄欖岩はこの岩石類の中に…
バーミキュライト ばーみきゅらいと vermiculite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 雲母(うんも)を主成分とする蛭石(ひるいし)を700℃以上の高温で焼いたもの。製品は多孔質でしかも重量の約6倍もの吸水能力をもつことから、園芸材料と…
きり油 きりゆ tung oil
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「とうゆ」ともいう。油ぎりの種子から得られる代表的乾性油。塗料,リノリウム,油紙,唐傘などの製造に利用される。主成分はトリエン構造をもつα-…
シネオール cineole
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C10H18O 。ユーカリ油の主成分でユーカリプトールとも呼ばれる。クスノキの精油中に存在するモノテルペンアルコールで,ショウノウの香りをも…
ラッカセイ(落花生)油【ラッカセイゆ】
- 百科事典マイペディア
- ラッカセイの種子から得られる不乾性油。主として圧搾法で採油。淡黄色で無臭またはわずかに特有のにおいを有する。主成分はオレイン酸のグリセリド…
パウリのスピン行列【Pauli spin matrix】
- 法則の辞典
- 反可換関係(たとえば σxσy+σyσx=0のような)を満たす2行2列の行列.電子のスピン演算子を表現している.つまり大きさ1/2のスピン角運動量を(1/2…
ツバキ(椿)油【つばきあぶら】
- 百科事典マイペディア
- ツバキの種子から得られる淡黄色の不乾性油。主成分オレイン酸。凝固点−15〜−21℃。古来髪油として賞用され,伊豆七島や九州南部に産する。食用油,潤…
硝子体【しょうしたい】
- 百科事典マイペディア
- ガラス体とも。眼球内で水晶体と網膜との間を満たしている物質で,透明で光の通過を妨げない。99%は水で,わずかな繊維成分を含んでゲル状を呈する…
クロムグリーン
- 百科事典マイペディア
- (1)酸化クロム(III)Cr2O3を主成分とする緑色顔料。陶磁器,ガラスなどの着色に使用。(2)クロムイエローと紺青(こんじょう)の混合物からなる…
ぶんし‐うん【分子雲】
- デジタル大辞泉
- 星間空間に存在する低温・高密度のガス雲。主成分の水素分子のほか、一酸化炭素、一硫化炭素、アンモニア、シアン化水素、エチルアルコールなどを含…
カルナウバろう カルナウバロウ carnauba wax
- 化学辞典 第2版
- カルナウバヤシの葉から得られる淡黄色~暗緑色の無臭のろう.融点は非常に高く80~86 ℃.主成分はヘキサコサン酸テトラデシルで,テトラコサン酸,…
不乾性油 フカンセイユ nondrying oil
- 化学辞典 第2版
- 乾性油と異なり,乾燥しにくい脂肪油.一般にヨウ素価100以下で,オレイン酸,リシノール酸などのグリセリドを主成分とする.つばき油,落花生油,オ…
なぐら‐ど【名倉砥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 砥石の一種。凝灰岩を主成分とするもの。石質が緻密で硬いため、合砥(あわせど)の最高級品として珍重される。愛知県設楽(したら)町名倉付…
はちみつ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 はちみつは蜜蜂(みつばち)が花の蜜を体内の酵素で分解した、天然の甘味料です。古代から人類は、はちみつを神聖な…
ソリューション・マイニング そりゅーしょんまいにんぐ solution mining
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鉱床中に含まれる有価成分を鉱床原位置において適当な溶媒により溶出し、有価成分に富む溶液(貴液という)として地上に回収し、これらの貴液から有…
火山ガス (かざんガス) volcanic gas
- 改訂新版 世界大百科事典
- 火山の噴気孔,あるいは溶岩湖から放出されるガスの総称。地熱地帯,温泉,海底火山から放出されるガスも含めることがある。同一火山でも個々の噴気…
毒ヘビ(蛇) (どくへび) poisonous snake
- 改訂新版 世界大百科事典
- 毒腺と毒牙(どくが)を備えたヘビ類の総称で,大半がコブラ科とクサリヘビ科に含まれる。世界の危険な毒ヘビは約450種で,全世界に広く分布するが,…
カゼイン かぜいん casein
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 乳汁の主成分で、リンタンパク質に属し、乾酪素ともいう。牛乳のカゼインについてもっともよく研究されており、ヒトやヒツジの乳のカゼインも似た性…
セントジョーンズウォート
- 食の医学館
- セントジョーンズウォートは和名で西洋弟切草(せいようおとぎりそう)といいます。近年、ドイツで本格的に研究され、医療現場でも広く用いられるよう…
金属間化合物 きんぞくかんかごうぶつ intermetallic compound
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2種以上の金属が簡単な整数比で結合した化合物。通常固体結晶としてのみ存在し,融解または高温で解離し,中間の温度域にしか存在しないものもある。…