さん‐こう(‥カウ)【三行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 子が親になすべき、孝養と葬礼と祭事の三つのつとめ。また、人の重んずべき、父母に孝、賢良に友、師長に順の三つの行ない。三道。〔書言…
さん‐こう(‥カウ)【三校】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 印刷で、三度目の校正。また、その校正紙。[初出の実例]「印刷所通ひ、〈略〉三校を幹部の方に見ていただいて校了」(出典:途上(1932)…
さん‐ごう(‥ガフ)【三合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 陰陽道でいう厄年の一つ。暦の上で一年に大歳・太陰・客気の三神が合すること。これを大凶とし、この年は天災、兵乱などが多いとする。…
さん‐こくし【三国司】
- 精選版 日本国語大辞典
- 室町時代、国司として存続していた三家をいう。飛騨国司(姉小路家)、伊勢国司(北畠家)、土佐国司(一条家)。〔運歩色葉(1548)〕
さん‐こん【三魂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 道教で、人にある三つの霊魂をいう。台光と爽霊と幽精との称。三精。[初出の実例]「十王経に曰、閻魔卒三魂(サンコン)を縛して関樹下に至…
さん‐さい【三才】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 天と地と人とをいう。三極。三儀。三元。[初出の実例]「三才並泰昌、万国表二臣義一」(出典:懐風藻(751)侍宴〈大友皇子〉)「一幕の物…
さん‐さい【三災】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① 世界が壊滅する劫末(ごうまつ)のときに起こるという三つの災害。減劫の終わりに起こる刀兵災・疾疫災・飢饉災を小三災といい、壊…
さん‐しょ【三所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんじょ」とも )① 三つの場所。② 神社にまつられている三柱の神。とくに、八幡宮の応神天皇・神功皇后・比売神(ひめがみ)の三神をい…
さん‐しょ【三杵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。三種類の金剛杵(こんごうしょ)。独鈷(どっこ)・三鈷・五鈷をいう。[初出の実例]「とこは三杵のその一。独鈷とかけり」(出典:名語…
三白 (ミツジロ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。ドクダミ科の多年草,園芸植物,薬用植物。ハンゲショウの別称
三角柱 (サンカクチュウ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。サボテン科の園芸植物
三槲 (ミツガシワ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Menyanthes trifoliata植物。ミツガシワ科の抽水性多年草,高山植物
だい‐さん【第三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 第一・第二の次。三番目。三回目。[初出の実例]「所へ下女が又第三の端書を持ってくる」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉…
たん‐さん【単三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「単三型乾電池」の略。「単」はユニット‐セルすなわち結晶の意から ) 円筒形乾電池のサイズを示す通称で、「単二」より一回り小さいも…
あい‐さん(あひ‥)【間三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 間三〈木村宗右衛門・角倉与一云々書付ほかより〉〘 名詞 〙 近世、淀川筋で使われた伝道船(てんとうぶね)の一種。本来は四十石船と三十石船の中間の…
三徳山
- 事典・日本の観光資源
- (鳥取県東伯郡三朝町)「美しい日本の歴史的風土100選」指定の観光名所。
三石山
- 事典・日本の観光資源
- (山梨県南巨摩郡身延町・南部町)「山梨百名山」指定の観光名所。
寸三 (キミ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。キビの古名
三尾 みお
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 和歌山県西部,美浜町西部の漁業集落。旧村名。 1954年近隣2村と合体して美浜町となる。海外移住者を多く出し,その帰国者により洋風の家が多く建築…
三日月 みかづき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 佐賀県中部,小城市北東部の旧町域。佐賀平野のほぼ中央にあり,佐賀市の西に接する。 1969年町制。 2005年芦刈町,牛津町,小城町と合体し小城市と…
三日月 みかづき crescent
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 朔から3日目頃の細い上弦の月をいう。日没後の西空に見え,まもなく地平線下に沈む。
三物 みつもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 鎌倉時代以来行われた3つの射芸。馬上で行う流鏑馬 (やぶさめ) ,笠懸 (かさがけ) ,犬追物 (いぬおうもの) と,徒歩で行う大的 (おおまと) ,草…
三輪 みわ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 奈良県奈良盆地南東部,桜井市北部の集落。三輪山の西麓に位置する。旧町名。大和一ノ宮の大神 (おおみわ) 神社 (境内は史跡) の鳥居前町,伊勢参詣…
三才 (さんさい) sān cái
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国の古代において世界を説明しようとして考えた,天・地・人の三つの働きをいう。三材ともいう。《易》説卦(せつか)伝に,天道には陰陽,地道に…
三婆 (さんばばあ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 歌舞伎の老女の大役を三つ選んで〈三婆〉と呼ぶ。《盛綱陣屋》の微妙(みみよう),《菅原伝授手習鑑》の〈道明寺〉の覚寿(かくじゆ),《廿四孝》…
三姫 (さんひめ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 歌舞伎のお姫様の役を赤地の衣装をつけることから〈赤姫(あかひめ)〉と呼び,その赤姫の中でも三つの代表的な大役を〈三姫〉という。《廿四孝》の…
三曲 (さんきょく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本音楽の種目名。楽曲分類名称としても用いられる。近世邦楽において3種の楽器による合奏形式を〈三曲〉という。箏,三弦(三味線),胡弓,または…
三単一 (さんたんいつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →三統一
三司 さんし
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中国,五代・宋の中央財政機関塩鉄(専売)・度支(支出)・戸部(収入)の総称で,長官は泀使。
みます‐がた【三枡形】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大中小の枡を三つ重ね入れて上から見た形。[初出の実例]「一室の天井は竹で三升形(みマスガタ)に組み」(出典:江戸から東京へ(1923)〈…
み‐みょうと(‥めうと)【三夫婦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 親・子・孫の三夫婦が完全にそろっていること。きわめてめでたいこととされている。[初出の実例]「爰に京の北山の里、かくれもなき三夫婦…
み‐めぐり【三廻・三囲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三回めぐること。三回まわること。[初出の実例]「庭火を三めくりばかり、はしりめぐらん」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)五)② 七日間の…
三蹟 さんせき
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 平安中期を代表する3人の能書家,小野道風 (とうふう) ・藤原佐理 (さり) ・藤原行成 (こうぜい) をいう10世紀から11世紀初めの人。平安初期の雄渾…
三都 さんと
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代の三大都市,江戸・大坂・京都をいう。いずれも幕府の直轄都市だった。
三奉行 さんぶぎょう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代,寺社奉行・町奉行・勘定奉行の総称宗教行政・江戸市政・幕府財政のそれぞれの担当者として重んじられた。評定所(江戸幕府最高裁判機関)…
三人形 〔常磐津〕 みつにんぎょう
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演嘉永5.6(江戸・中村座)
みつ‐あみ【三編】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三本のひもや、三つの束に分けた髪を互いちがいに組んで編むこと。また、その編み方。三つ打ち。[初出の実例]「髪の毛を〈略〉三つ編みに…
みつ‐うろこがた【三鱗形】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紋所の名。二つの三角形を並べ、さらにその上に同形の三角形を一つのせて、全体としてもまた三角形となるようにした図柄のもの。みつうろ…
みつ‐が‐ひとつ【三一】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三つのうちの一つ。また、三分の一。さんがいち。[初出の実例]「みつかひとつかにても、あらむかし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)葵)三…
みつ‐きっこう(‥キッカフ)【三亀甲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「みつぎっこう」とも ) 紋所の名。亀甲を三つ配して図案化したもの。[初出の実例]「袖の継合せに三つ亀甲(ギッカフ)の紋附きし黒羽二…
みつ‐づれ【三連】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鳥などが三羽連れ立っていること。[初出の実例]「あの三(ミツ)つれでまゐる中にもすすむだ鳥を射させられ」(出典:雲形本狂言・八幡の前…
みつ‐ば【三葉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 葉が三枚あること。また、そのもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕② セリ科の多年草。各地の山野に生え、また、野菜として畑で栽培され、葉・…
みつ‐びょうし(‥ビャウシ)【三拍子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 能楽の足拍子の一つ。左右の足で三つ踏むもの。さんびょうし。[初出の実例]「一拍子〈略〉━二拍子(ふたつひゃうしタンタ) 三拍子(みつひ…
みつ‐もん【三紋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 背と両袖の後ろとに一つずつつけてある紋。また、その紋のついた着物。[初出の実例]「通人、みつもんの羽おりを着て」(出典:咄本・鼠の…
みとせ‐ご【三歳児】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 年齢が三歳(さんさい)の子。みつご。[初出の実例]「今様のみとせご、ちごの祈りし」(出典:枕草子(10C終)二五九)
さんしんとう 三親等
- 小学館 和伊中辞典 2版
- parentela(女) di terzo grado ¶私たちは三親等の間柄だ.|Siamo parenti di terzo grado.
みかづき 三日月
- 小学館 和伊中辞典 2版
- luna(女) falcata [spi̱cchio(男) di luna] crescente ◇三日月形の 三日月形の みかつきがたの a forma di falce, falcato⇒月【図版】
三方 (さんぼう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 神仏への供物台,あるいは宴席などでの食膳として用いられる衝重(ついがさね)の一形式。衝重は方形角切(すみきり)の筒形台脚を備えた折敷(おし…
三日月(兵庫) (みかづき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →佐用[町]
つう‐さん【通三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「漢書‐五行志下之下」に「故政不レ可レ不レ慎也、務レ三而已、一曰、択レ人、二曰、因レ民、三曰、従レ時」とあるのによる ) 君主の行…