「H」の検索結果

10,000件以上


フィセチン フィセチン fisetin

化学辞典 第2版
2-(3,4-dihydroxyphenyl)-3,7-dihydroxy-4H-1-benzopyran-4-one.C15H10O6(286.23).フラボノール類の一つ.西インド産のウルシ科Rhus cotinusやサイ…

メダゼパム メダゼパム medazepam

化学辞典 第2版
7-chloro-2,3-dihydro-1-methyl-5-phenyl-1H-1,4-benzodiazepine.C16H15ClN2(270.76).2-アミノ-5-クロロベンゾフェノンに塩化アルミニウムの存在下…

デヒドロ酢酸 デヒドロサクサン dehydroacetic acid

化学辞典 第2版
3-acetyl-2-hydroxy-6-methyl-4H-pyran-4-one.C8H8O4(168.15).デヒドロアセト酸ともいう.塩基性触媒の存在下に,アセト酢酸エチルの縮合やジケテ…

両性水酸化物 リョウセイスイサンカブツ amphoteric hydroxide

化学辞典 第2版
酸性および塩基性の両性質を示す水酸化物をいう.Al(OH)3,Cr(OH)3,Zn(OH)2,As(OH)3,Sn(OH)4などが代表的なものであり,これらは酸性水溶液中では…

錯イオン サクイオン complex ion

化学辞典 第2版
電解質錯体が解離したときに生じるイオンをいう.たとえば,[Fe(H2O)6]3+ は錯陽イオン,[Fe(CN)6]3- は錯陰イオンである.一般に,金属イオンが極…

オルトギ酸エチル オルトギサンエチル ethyl orthoformate

化学辞典 第2版
triethyl orthoformate.C7H16O3(148.20).CH(OC2H5)3.クロロホルムとナトリウムエトキシドとを反応させるか,またはホルムイミド酸エステル塩酸塩…

オリバシン オリバシン olivacine

化学辞典 第2版
1,5-dimethyl-6H-pyrido[4.3-b]carbazole.C17H14N2(246.31).キョウチクトウ科Aspidosperma olivaceum,A.longepetiolatum,A.australeなどに含まれ…

アトロパ酸 アトロパサン atropic acid

化学辞典 第2版
2-phenylacrylic acid.C9H8O2(148.16).トロパ酸を塩酸あるいは水酸化バリウムと加熱して脱水すると得られる.融点106~107 ℃,沸点202~204 ℃(10 k…

ピリドキサミン

栄養・生化学辞典
 C8H14Cl2N2O2 (mw241.12).  図はピリドキサミン二塩酸塩.ビタミンB6の活性をもつ化合物の一つ.

メチオナール

栄養・生化学辞典
 C4H8OS (mw104.17).  3-チオメチルプロパナール.メチオニンが酸化して生成する.牛乳の日光臭はこの化合物によるとされる.

イミダゾール imidazole

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1, 3-ジアゾールともいう。化学式 C3H4N2 。柱状晶,融点 90~91℃。イミダゾールの誘導体にはヒスチジン,ヒスタミンなどがある。

チドメグサ (血止草) Hydrocotyle sibthorpioides Lam.

改訂新版 世界大百科事典
庭に生える小型のセリ科の多年草。葉をもんで傷口にはれば止血の効果があるといわれ,血止草の名がある。茎はごく細くて地表をはい,節から根を出す…

モアレ像 モアレゾウ Moire' fringe

化学辞典 第2版
2枚の線格子を重ねたとき,もとの格子より幅の広い格子を形成する.これを一般にモアレ像という.波が格子を透過するときには回折が起こる.格子が2…

ヘリオトロープ へりおとろーぷ heliotrope [学] Heliotropium

日本大百科全書(ニッポニカ)
ムラサキ科(APG分類:ムラサキ科)ヘリオトロピューム属の数種の園芸上の呼び名。現在一般的にはニオイムラサキH. arborescens L.(H. corymbosum R…

ヘレニウム へれにうむ [学] Helenium

日本大百科全書(ニッポニカ)
キク科(APG分類:キク科)ヘレニウム属の総称。耐寒性の一年草または多年草で、アメリカ大陸に約40種分布する。そのなかで北アメリカ原産の3種が、…

パーフェクト殺人

デジタル大辞泉プラス
英国の作家H・R・F・キーティングのミステリー(1964)。原題《The Perfect Murder》。ボンベイ警察のゴーテ警部が探偵役。イギリス推理作家協会賞(…

イソプレン(データノート) いそぷれんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
イソプレン分子式C5H8分子量68.12融点-145.95℃沸点34.07℃比重0.6808(測定温度20℃)屈折率(n)1.42194[参照項目] | イソプレン

チオナフテン(データノート) ちおなふてんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
チオナフテン分子式C8H6S分子量134.2融点32℃沸点221~222℃比重1.165(測定温度20℃)屈折率(n) 1.6374[参照項目] | チオナフテン

トロポロン(データノート) とろぽろんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
トロポロン分子式C7H6O2分子量122.1融点51~52℃沸点70℃/2mmHg溶解度4g/100cc(水25℃)[参照項目] | トロポロン

ヘキシルレゾルシン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] hexylresorcinol から ) 回虫・十二指腸虫駆除薬。無色の針状結晶。副作用が強い。分子式 C12H18O2 正称1、3‐ジオキシ‐4‐ヘ…

ペルオキソホウ酸塩 ペルオキソホウサンエン peroxoborate

化学辞典 第2版
H2B2(O2)2(OH)4の塩.構造からするとペルオキソ酸塩であるが,IUPACの命名では過ホウ酸塩としている.

カイザー カイザー kayser

化学辞典 第2版
光の波数の単位.記号 K.1 K = 1 cm-1 = 100 m-1.ドイツの物理学者H.G.J. Kayser(1853~1940年)の名にちなんでつけられた.

ブロッホの方程式【Bloch equation】

法則の辞典
量子統計力学において,密度行列を ρ としたとき,その時間発展を記述する方程式. この式の右辺はハミルトニアン H と ρ との交換子である

アロキサン

栄養・生化学辞典
 C4H2N2O4 (mw142.07).  動物に注射すると膵臓のB細胞を損傷しインスリンの合成・分泌障害を起こし,糖尿病になる.

ジアセチル

栄養・生化学辞典
 C4H6O2 (mw86.09).CH3-CO-CO-CH3.独特のフレーバーをもつ香料.バター,コーヒーなどに使われる.ビールでは悪臭とされる.

テトラヒドロビオプテリン

栄養・生化学辞典
 C9H15N5O3 (mw241.25).  L-erythro-5,6,7,8-テトラヒドロビオプテリンは,チロシン,フェニルアラニン,トリプトファンのヒドロキシル化の反応…

水素酸【すいそさん】

百科事典マイペディア
酸素原子を含まない酸の総称で,酸素酸に対する語。塩酸HCl,臭化水素酸HBr,シアン化水素酸HCN,硫化水素酸H2Sなど。→関連項目オキソ酸

アンピシリン

栄養・生化学辞典
 C16H19N3O4S (mw349.41).  抗生物質の一つ.ペニシリングループの一種で,グラム陽性菌にも陰性菌にも広い抗菌効果を示す.

ヒドロキシシトロネラール

栄養・生化学辞典
 C10H23O2 (mw175.29).(CH3)2C(OH)(CH3)3CH (CH3)CH2CHO.  花の香気をもつ.香料として用いられる食品添加物.

ヒドロペルオキシ脂肪酸

栄養・生化学辞典
 脂肪酸ヒドロペルオキシドともいう.-O-O-H 構造をもつ脂肪酸.多価不飽和脂肪酸は過酸化を起こしやすい.この過酸化で,ヒドロペルオキシ脂肪酸や…

プレグネノロン

栄養・生化学辞典
 C21H32O2 (mw316.49).  コレステロールからできるステロイドホルモン生合成の代謝中間体.ステロイドホルモンの合成器官である副腎,卵巣,生殖…

ヒドロキノン(hydroquinone)

デジタル大辞泉
キノンを亜硫酸で還元して得られる無色の結晶。還元性が強く、写真現像剤や分析試薬などに用いられる。化学式C6H4(OH)2 ハイドロキノン。

緋色の記憶 美しき愛の秘密

デジタル大辞泉プラス
日本のテレビドラマ。放映はNHK(2003年1月)。全5回。原作:トマス・H・クック。脚本:野沢尚。音楽:岩代太郎。出演:鈴木京香、倍賞美津子、岸部…

カンファン camphane

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C10H18 。二環式モノテルペンの飽和炭化水素。ショウノウ類似のかすかな芳香を放つ六角板状晶で昇華性がある。融点 156℃。

カルボン‐さん【カルボン酸】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] carboxylic acid の訳語 ) 酢酸(CH3COOH)やギ酸(HCOOH)など、分子中にカルボキシル基をもつ有機化合物。一般式は RCOOH ま…

パントテン‐さん【パントテン酸】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( パントテンは[ドイツ語] Pantothen ) ビタミンB複合体の一因子。化学式は C9H17NO5 淡黄色液状で普通はカルシウム塩として医薬に用い…

ロウハ ロウハ green vitriol

化学辞典 第2版
硫酸鉄(Ⅱ)・七水和物FeSO4・7H2Oのこと.緑色の硫酸塩(礬)の意味.天然鉱物,緑バン(melanterite)としても産出する.[同義異語]硫酸鉄

シクロヘプタン シクロヘプタン cycloheptane

化学辞典 第2版
C7H14(98.19).シクロヘプテンやシクロヘプタノンを還元してつくられる.液体.沸点118 ℃.0.8118.塩化アルミニウムにより異性化してメチルシクロヘ…

シス‐ジャスモン(データノート) しすじゃすもんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
シス‐ジャスモン分子式C11H16O分子量164.25融点―沸点248℃比重0.9437(測定温度22℃)屈折率(n) 1.4979[参照項目] | シス‐ジャスモン

ブチンジオール(データノート) ぶちんじおーるでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ブチンジオールHOCH2C≡CCH2OH分子式C4H6O2分子量86.1融点58℃沸点238℃比重1.114(測定温度60℃)[参照項目] | ブチンジオール

ストレプトース streptose

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C6H10O5 。D およびL 体の2種がある。L 体は抗生物質ストレプトマイシンの糖成分をなすデオキシ糖の一種である。

クロラミン くろらみん chloramine

日本大百科全書(ニッポニカ)
アンモニアNH3のH(水素)をCl(塩素)で置換した一連の化合物をいう。上水道の消毒法の一つにアンモニア塩素法があり、アンモニアと塩素を1対3の割…

過酸化水素 カサンカスイソ hydrogen peroxide

化学辞典 第2版
H2O2(34.01).硫酸アンモニウム-硫酸水溶液を電解酸化して得られる.実験室では,ナトリウム,バリウムの過酸化物を少量ずつ冷希硫酸に加えてつくる…

光合成 こうごうせい photosynthesis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
光のエネルギーにより生物が二酸化炭素を同化して有機化合物を生成する過程。緑色植物の場合には,クロロフィルおよびカロテノイドの働きにより光の…

ヨウ(沃)化水素酸 (ようかすいそさん) hydroiodic acid

改訂新版 世界大百科事典
ヨウ化水素の水溶液。純粋な溶液は無色だが,しばしば溶存酸素のため光により分解し,ヨウ素を遊離するので,褐色に着色する。光を遮断し,あるいは…

メタタングステン酸塩 (メタタングステンさんえん) metatungstate

改訂新版 世界大百科事典
タングステン酸が縮合してできるポリタングステン酸の一つのメタタングステン酸の塩。一般式MI6[H2W12O40]・nH2O(MI2O・4WO3・nH2Oとも書ける)。…

j因子 ジェーインシ j-factor

化学辞典 第2版
無次元数の一つで,境膜における熱移動,物質移動および運動量移動に適用される.熱移動,物質移動,および流体摩擦との類似性の観点から,T.H. Chil…

磁化 じか magnetization

日本大百科全書(ニッポニカ)
物質を磁場の中に置いてそれを磁石にすること、つまり磁気モーメントを与えることをいうが、またそのようにして得られたその物質の単位体積当りの磁…

テトラメチルシラン tetramethylsilane

改訂新版 世界大百科事典
化学式(CH3)4Si。TMSと略称。無色揮発性の液体で沸点26~27℃。化学的にきわめて安定で,濃硫酸,濃アルカリにも分解されない。1Hおよび13C核の化学…

燃焼熱 (ねんしょうねつ) heat of combustion

改訂新版 世界大百科事典
反応熱の一種で,とくに燃焼反応に伴う熱量変化を指す。この場合,燃焼を定圧下で行う場合の定圧燃焼熱⊿Hと,定容下で行う定容燃焼熱⊿Uとが定義され…

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android