「アッシリア」の検索結果

10,000件以上


スフィンクス

百科事典マイペディア
人間の頭,獅子(しし)の体に翼をもつ怪物。エジプトからシリア,メソポタミア,ギリシアに広まる。ギリシア伝説でのスフィンクスは,テーバイ市外で…

パサルガダエ Pasargadae

改訂新版 世界大百科事典
イランのペルセポリスの北東約70kmにあるアケメネス朝ペルシア帝国の王都の遺跡。ギリシア名パサルガダイPasargadai。同帝国の創立者キュロス2世(在…

イスラエル王国 イスラエルおうこく Kingdom of Israel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ソロモンの死後,ヘブライ人の統一王国が2つに分裂してできた王国の一つ (前 937/22~722/1) 。北部にあったので北王国ともいう。すでに統一時代から…

ケルビム cherubim

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ヘブライ語 cherubの複数形。人面または獣面で翼をもった旧約聖書の超人的存在。神の玉座や聖なる場所を守衛すると信じられ,契約の櫃には黄金のケル…

ヴァシーリー ストルーベ Vaasilii Vasil’evich Struve

20世紀西洋人名事典
1889.2.2 - 1965.9.15 ソ連の古代オリエント学者。 ソ連の代表的な古代オリエント学者で、エジプト学、アッシリア学、ペルシャ学など広範な分野を…

ティルス Tyrus

旺文社世界史事典 三訂版
レバノン南西部,地中海沿岸にあった古代フェニキアの都市国家前13世紀末からフェニキア諸市はこの市を指導者として地中海制覇にのり出し,前9世紀…

ティルス Tyrus[ラテン],Tyros[ギリシア]

山川 世界史小辞典 改訂新版
古代フェニキアの有名な都市。テュロスともいう。レバノン海岸に位置する。エジプト第18王朝の保護のもとに貿易港として栄え,ソロモン王とも交易を…

ゼパニヤ書 (ゼパニヤしょ) Book of Zephaniah

改訂新版 世界大百科事典
旧約聖書の〈12小預言者〉に属する預言書。ゼパニヤはヒゼキヤの4代目の子孫であり,ヨシヤ王の時代に活動したとされている。彼の預言の中で有名なの…

メディア王国【メディアおうこく】

百科事典マイペディア
イラン高原のエクバタナ(現ハマダーン)を首都にした古代国家。イラン系のメディアMedia人が居住し,前8世紀末,デイオケスが建国。第3代の王キュ…

フェニキア Phoenicia

旺文社世界史事典 三訂版
シリアの地中海沿岸の中部の土地と住民の総称語源は,ギリシア語の「棕櫚 (しゆろ) の国」を意味するフォイニキア(phoinikia)またはフェニキア人の…

ファイサル[1世] Fayṣal b.Ḥusayn 生没年:1885-1933

改訂新版 世界大百科事典
イラク国王。在位1921-33年。ハーシム家のフサインの子。ヒジャーズに生まれ,イスタンブールで育ち,1908年メッカに戻る。16年に開始されたアラブ反…

ナブ Nabu

改訂新版 世界大百科事典
バビロニアの神。マルドゥクとその配偶神ツァルパニートゥムの子。祭儀の中心地はバビロン近郊のボルシッパであったが,前15世紀にはアッシリアにも…

クシュ王国(クシュおうこく) Kush

山川 世界史小辞典 改訂新版
ナイル川中流域に,かつてはハム語族に分類されたクシュ人が建てた古代王国。前10世紀後半にナパタを首都として建国,前8世紀にはエジプトに進出し,…

アメンホテプ3世 アメンホテプさんせい Amenhotep III

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代エジプト第 18王朝の王 (在位前 1417~1379) 。トゥトモス3世以来続いたエジプト最盛期の最後の時代を治めた王。治世5年目にヌビアの反乱を2度の…

ティグラト・ピレセル(3世) てぃぐらとぴれせる Tukulti-apil-ešarra Ⅲ (?―前727)

日本大百科全書(ニッポニカ)
沈滞傾向にあった帝国を一躍一大勢力に再興させた新アッシリアの王(在位前745~前727)。元来、将軍の地位にあった彼は、王位につけられたのち、ま…

エプスタイン Jacob Epstein 生没年:1880-1959

改訂新版 世界大百科事典
イギリスの彫刻家。ロシア系とポーランド系の両親の間にニューヨークで生まれ,1902年渡仏,エコール・デ・ボザール(国立美術学校)で学ぶ。05年以…

フェニキア

百科事典マイペディア
古代オリエントの商業・航海民族,またシリアの地中海東岸部の古称。ヘブライ人と同じセム族に属し,シリア沿岸に都市連合国家を作った。前15世紀ご…

生命の木 せいめいのき Tree of Life

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
美術の主題。古代メソポタミア地方に起った樹木崇拝を示すもので,木は常にしゅろである。砂漠に生えるこの樹木の強い生命力が古代人の崇拝の対象と…

センナケリブ Sennacherib

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]前681.1.アッシリア帝国の王 (在位前 705~681) 。サルゴン2世の子。バビロニア,パレスチナ南部,小アジアにまたがる広大な帝国を受継いだ…

ナフサ

岩石学辞典
石油の古い名称[Hamilton & Falconer : 1857].アッカド語(Akkadian)のnaptuおよびペルシャ語のnefataは,浸み出る,発散するの意味.アッカ…

ティルス てぃるす Tyrus

日本大百科全書(ニッポニカ)
地中海東岸のフェニキア人の古代都市。遺跡は1984年に世界遺産の文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。レバノン共和国の首都ベイルートの…

イシュタル いしゅたる Ištar

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代メソポタミアのアッシリア・バビロニア地方で崇拝された女神。南セム人の男神アスタルと関係があると思われ、後代には西セム人のフェニキアで、…

アヌ Anu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッシリアおよびバビロニアのパンテオンの最高神。天空の世界アンシャルと地上の世界キシャルから生れた。「アヌの空」と呼ばれる最高のところに住…

サルゴン朝 さるごんちょう

日本大百科全書(ニッポニカ)
セム系民族のサルゴン1世が紀元前2350年ごろ南部メソポタミアに樹立したセム系王朝名。アッカド王朝ともよばれる。キシュ第4王朝の酒杯官であったサ…

アマルナ文書 あまるなもんじょ

日本大百科全書(ニッポニカ)
エジプト、カイロの南約312キロメートルにある、第18王朝のアメンヘテプ4世(イクナートン)の都アケト・アテン(アテンの地平線。今日のテル・エル…

メソポタミア神話 めそぽたみあしんわ

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代メソポタミア文明は、先住民であるシュメール人が生み出した文字、宗教、制度などを、バビロニア・アッシリア人、カナーン人、ヒッタイト人らが…

メソポタミア

百科事典マイペディア
西アジアのティグリス,ユーフラテス両河の流域地方の総称。ほぼ現在のイラクの中心部にあたる。名は元来〈両河の間の土地〉を意味するギリシア語で…

クシュ王国 クシュおうこく Kush

旺文社世界史事典 三訂版
紀元前10世紀から紀元後4世紀にかけてナイル川上流に繁栄した黒人王国当初はナイル川中流域のナパタを都として栄えたが,ピアンキ王の時代にエジプ…

アッカド Akkad[アッカド],Agade[シュメール]

山川 世界史小辞典 改訂新版
アッカドには,都市,王朝,言語・民族,地方の意味がある。すべては,サルゴンがアッカド市(所在地は不明)を首都として,前24世紀後半にメソポタミ…

フルリ人 (フルリじん) Hurrians

改訂新版 世界大百科事典
古代オリエントの膠着語を話す非セム系民族。前3千年紀半ばころから約1000年またはそれ以上の長きにわたってメソポタミアに居住した。ただし言語につ…

アモリ人 (アモリびと) Amorites

改訂新版 世界大百科事典
古代オリエントのセム系住民。アムル人ともいう。前3千年紀後半のアッカド語の文献にすでに,メソポタミアの西に広がるシリア砂漠の未開の半遊牧民の…

中東[古代] ちゅうとう[こだい] Middle East, ancient

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
東方 Orient (ラテン語の日の出 oriensに由来) の領域は普通イタリア半島より東方をさし,中東とはそのうちバルカン半島および小アジア,そしてとき…

ヨナ よな yônāh ヘブライ語

日本大百科全書(ニッポニカ)
北王国イスラエルの王ヤラベアム2世の治世(前787~前747)に活動した預言者。『旧約聖書』の「ヨナ書」によれば、アミッタイの子ヨナは、アッシリア…

トレボニウス Trebonius, Gaius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]前43. イズミル古代ローマの軍人,政治家。パトリキ (貴族) 出身。前 55年に護民官 (トリブヌス・プレビス ) となった。ガリア戦争では,ユ…

ミタンニ Mitanni

山川 世界史小辞典 改訂新版
前2千年紀後半に北メソポタミアに勢力を持った国。支配層の中核はインド・アーリヤ系の民族であったと推定されているが,住民の大半はフルリ人であっ…

デイオケス Dēiokēs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ヘロドトスの『歴史』によれば,アッシリアから独立し,前8~7世紀頃在世した初代のメディア王。全メディア部族を統合し,首都エクバタナ (→ハマダー…

マダイン‐サーレ(Mada'in Saleh)

デジタル大辞泉
サウジアラビア北西部にある古代都市の遺跡。遊牧民のナバテア人によって建設され、紀元前1世紀から紀元後1世紀にかけて栄えた。古代ローマに征服さ…

スフィンクス(Sphinx)

デジタル大辞泉
ギリシャ神話で、胸から上は女、下はライオンで、翼をもった怪物。テーベの近くに現れ、通行人に「朝は四本足、昼は二本足、夕は三本足で歩く生き物…

せっけい‐もじ【楔形文字】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 紀元前三〇〇〇年のころシュメール人が発明し、バビロニア・アッシリア地方や小アジアで紀元前数世紀まで用いられた文字。最初は一字一語…

アダド Adad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
バビロニアおよびアッシリアのパンテオンの偉大なる気象神。風の主エンリルが地上界の神になったとき,そのかわりに雷雨の支配権を握った。アダドは2…

シャマシュ しゃましゅ Shamash

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代メソポタミアの神話で、戦いおよび正義の神。粘土板上に楔形(くさびがた)文字で書かれたセム系アッカド語によると「太陽、太陽神」を意味する。…

バビロン捕囚 (バビロンほしゅう) Babylonian Exile(Captivity)

改訂新版 世界大百科事典
バビロニア人が,ユダとエルサレムの住民の大多数を捕らえバビロニアに移した事件のこと。〈バビロニア捕囚〉ともいい,第1次捕囚(前597)または第2…

イラク博物館 イラクはくぶつかん al-Muthafal-`Irāqī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
バグダードのサルヒーヤ地区にある博物館。 1923年創立。 24年の古代遺物保護法の公布以来,諸外国調査団によるイラク国内出土の遺物の半分が自動的…

カッパドキア

百科事典マイペディア
小アジア東部地方(現トルコ領)の古名。時代により地域は不定。前19世紀ころアッシリア時代に建設された植民市キュルテペは奴隷・鉱産物の大交易地…

ハムラビ はむらび Hammurabi

日本大百科全書(ニッポニカ)
生没年不詳。西セム系アムル人(アモリ人)のバビロン第1王朝第6代の王(在位前1792~前1750または前1728~前1686)。法典の制定者として知られる。…

ギルガメシュ叙事詩【ギルガメシュじょじし】

百科事典マイペディア
古代オリエントで広く流布した英雄叙事詩。実在の王とみられるギルガメシュGilgameshはシュメールの断片的神話物語に早くから登場しているが,これを…

原田 慶吉 ハラダ ケイキチ

20世紀日本人名事典
昭和期のローマ法学者 東京帝大教授。 生年明治36(1903)年7月30日 没年昭和25(1950)年9月1日 出生地兵庫県神戸市 学歴〔年〕東京帝大法学部〔大正1…

もなりざ【《モナ・リザ》(アッシリア美術)】

改訂新版 世界大百科事典

シアッシリ山しあつしりやま

日本歴史地名大系
北海道:上川支庁美深町シアッシリ山上川支庁中川(なかがわ)郡美深町・宗谷支庁枝幸(えさし)郡枝幸町、網走支庁紋別郡雄武(おうむ)町の境にあ…

ことアレッポ【古都アレッポ】

世界遺産詳解
1986年に登録されたシリアの世界遺産(文化遺産)。アレッポは、首都ダマスカスの北約300km、トルコ国境に近い内陸高原にあるシリア第2の都市。ユー…

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