両税法 りょうぜいほう Liang-shui-fa
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,唐中期に創設された税法。名称は夏と秋に2回徴税したことに由来する。8世紀になると,正税の租・庸・調制は著しく破綻し,安史の乱によってそ…
楊炎 ようえん (727―781)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、唐中期の政治家。字(あざな)は公南。鳳翔(ほうしょう)(陝西(せんせい)省)の人。祖父、父、本人と三代にわたり孝をもって表彰された。地方藩…
応仁・文明の乱 おうにん・ぶんめいのらん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 15世紀後半の内乱。嘉吉の乱後,将軍の権威は失墜し,守護家におこった相続争いは家臣団の分裂・抗争を軸に激化,守護勢力相互の均衡関係も崩れ,室…
高元度
- 朝日日本歴史人物事典
- 生年:生没年不詳 奈良時代の官人。天平勝宝4(752)年遣唐使として唐に渡ったまま帰国できなくなっていた藤原清河を迎えに行くために,天平宝字3(759)…
大暦十才子 たいれきじっさいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、中唐初期の詩人たちに対する文学史上の呼称。『新唐書(しんとうじょ)』「文芸伝」によれば、盧綸(ろりん)、吉中孚(きっちゅうふ)、韓翃(かんこ…
玄宗[唐] げんそう[とう] Xuan-zong; Hsüan-tsung
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]垂拱1(685).8.5. 洛陽[没]宝応1(762).4.5. 長安中国,唐の第6代皇帝 (在位 712~756) 。姓は李,名は隆基。廟号は玄宗。諡は至道大聖大明孝皇帝…
ウイグル Uyghur
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中央アジアに住むチュルク系(→チュルク語系諸族)の民族。漢字では回鶻,廻紇,畏兀児,維吾爾などと記される。史上に初めて姿を現すのは 6世紀末で…
楊貴妃 (ようきひ) Yáng guì fēi 生没年:719-756
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,唐の玄宗の妃。名は玉環。永楽(山西省芮城県)出身の蜀州司戸楊玄琰(ようげんえん)の末子として蜀に生まれ,父に死別し叔父楊玄(ようげん…
しんぷうれん‐の‐らん【神風連乱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 明治九年(一八七六)一〇月二四日、熊本で起こった旧士族の反政府暴動。神風連が、明治九年三月の廃刀令公布を機として、約二〇〇人で熊本鎮台、同…
なかせんだい‐の‐らん【中先代の乱】
- デジタル大辞泉
- 建武2年(1335)北条時行が鎌倉幕府の再興を図って起こした反乱。鎌倉を征圧した20日後に足利尊氏に滅ぼされた。二十日先代の乱。
八王の乱 はちおうのらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、西晋(せいしん)の内乱。外戚(がいせき)間の抗争に宗室司馬(しば)氏が巻き込まれ、8人の藩王が政権を争った。[安田二郎]前期西晋開祖の武帝(…
方臘の乱 ほうろうのらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、北宋(ほくそう)末期、浙江(せっこう)省に起こった農民反乱。方臘は睦(ぼく)州青渓(浙江省建徳県)で漆園を営む中地主で、宗教的秘密結社「喫…
うちみだれ【打乱】 の 箱((はこ))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① =うちみだり(打乱)の箱①[初出の実例]「御櫛の箱、うちみたれのはこ、香壺の箱ども」(出典:源氏物語(1001‐14頃)絵合)② =うちみだり(打乱)…
花乱の滝
- 事典・日本の観光資源
- (福岡県福岡市早良区)「福岡県文化百選 水編」指定の観光名所。
天正伊賀の乱
- 事典・日本の観光資源
- (三重県)「伊賀のたからもの100選」指定の観光名所。
ブルース伊賀の乱
- 事典・日本の観光資源
- (三重県伊賀市)「伊賀のたからもの100選」指定の観光名所。
てんぶんほっけ‐の‐らん【天文法華の乱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 天文五年(一五三六)、延暦寺の衆徒が京都の日蓮宗徒を襲撃した事件。京都の町衆を中心とした法華一揆は天文の初めから盛んであったが、この年比叡…
じんしん【壬申】 の 乱((らん))
- 精選版 日本国語大辞典
- 壬申の年である六七二年、天智天皇の弟大海人皇子(おおあまのおうじ)と天皇の長子大友皇子が皇位継承をめぐって起こした、一か月に及ぶ内乱。大友皇…
六鎮の乱 りくちんのらん Liu-zhen zhi luan; Liuchên chih luan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,北魏末の6世紀前半に,北辺の鎮民が起した反乱。北魏は初め平城 (山西省大同) を都とし,北辺防備のため特別の軍政区として鎮を設け,中原の豪…
呂氏の乱 りょしのらん Lü-shi; Lü-shih
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,前漢初めの呂氏一族の乱。恵帝が死ぬと生母の呂太后は摂政となって,後宮の子の少帝恭,少帝弘を帝位につけ,高祖の遺訓にそむいて呂産,呂台…
いぶんあるあしゅあすのらん【イブン・アルアシュアスの乱】
- 改訂新版 世界大百科事典
ろじゅんのらん【盧循の乱】
- 改訂新版 世界大百科事典
千草の乱咲 (別題) ちぐさのみだれざき
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題千種の乱咲初演文政6.1(大坂・中村歌路之助座)
天理教徒の乱 てんりきょうとのらん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 清代の宗教的秘密結社である天理教徒が1813年に起こした反乱天理教は白蓮教の別派で八卦 (はつけ) 教ともいう。北京の紫禁 (しきん) 城に一味約200人…
八王の乱 はちおうのらん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 西晋末期の290年から306年まで続いた戦乱司馬炎(武帝)の死後,その子恵帝の暗愚に乗じて妃の賈氏 (かし) とその一族が勢力を独占しようとしたこと…
ぎわだん【義和団】 の 乱((らん))
- 精選版 日本国語大辞典
- =ぎわだんじけん(義和団事件)
上杉禅秀の乱 うえすぎぜんしゅうのらん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 応永 23 (1416) 年 10月,犬懸上杉家の氏憲 (禅秀) が鎌倉公方足利持氏にそむいた争乱。持氏と不和で,山内上杉家の憲基の関東管領就任などに不満を…
天狗党の乱 てんぐとうのらん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 幕末,水戸藩の尊攘派志士の挙兵事件徳川斉昭 (なりあき) の時代から水戸藩内の党争が激化し,尊攘派は天狗党と称して保守派の諸生党と対立していた…
中先代の乱 なかせんだいのらん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1335年,北条高時の子時行が建武政権に反抗した事件鎌倉幕府滅亡(1333)後,復活の機をねらっていた北条氏残党の諏訪頼重らは,中先代(時行)を擁…
寧王の乱 (ねいおうのらん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,明代中期の王族,寧王朱宸濠(しゆしんごう)の反乱。洪武帝の第17子権ははじめ北京東北の大寧に封ぜられて寧王と称したが,永楽帝のとき江西…
壬申の乱 じんしんのらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 672年(弘文天皇1)壬申の年6月、天智天皇(てんじてんのう)の弟の大海人皇子(おおあまのおうじ)(後の天武天皇)が、天智の子である大友皇子(弘文(…
天慶の乱 てんぎょうのらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →承平・天慶の乱
中先代の乱【なかせんだいのらん】
- 百科事典マイペディア
- 1335年北条高時の子時行が起こした反乱。時行は鎌倉幕府の復活をめざし諏訪氏に擁せられて信濃(しなの)で挙兵,足利直義を追って鎌倉を占領したが,…
承久の乱【じょうきゅうのらん】
- 百科事典マイペディア
- 1221年(承久3年)の朝廷と鎌倉幕府との戦い。公家勢力の回復を図るためにかねて鎌倉幕府打倒の機をうかがっていた後鳥羽上皇は,源実朝暗殺後の幕…
すみとものらん【純友の乱】
- 改訂新版 世界大百科事典
庚寅の乱 こういんのらん Kyǒng-inǔi nan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 朝鮮,高麗朝に発生した武人の反乱。高麗の毅宗 (在位 1146~70) 時代は文官に対する武人の不平が高まっていたときであるが,上将軍の鄭仲夫 (ていち…
大塩平八郎の乱 おおしおへいはちろうのらん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 天保8 (1837) 年,大塩平八郎が大坂で起した反乱。同7年の大飢饉で大坂にも餓死者が続出したが,東町奉行跡部山城守良弼はなんら救済策を講じること…
乱鴉(らんあ)の島
- デジタル大辞泉プラス
- 有栖川有栖の長編推理小説。2006年刊行。「作家アリス」シリーズ(火村英生シリーズ)。
ステンカ・ラージンの乱 ステンカ・ラージンのらん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
大塩平八郎の乱 おおしおへいはちろうのらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸後期、大坂で大塩平八郎らが救民のため挙兵した反乱。1828年(文政11)の九州大洪水より、断続的に天災による諸国異作が続き、36年(天保7)は未…
黄巾の乱 こうきんのらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、後漢(ごかん)末の農民反乱。後漢代後半、豪族の大土地所有の進展につれて、多数の農民が土地を失って没落した。また外戚(がいせき)、宦官(かん…
黄巣の乱 こうそうのらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、唐末約10年(875~884)にわたる農民大反乱。唐朝は9世紀以後、牛・李(り)両派の党争でその官僚支配を弱め、宦官(かんがん)層がこの党争を利し…
上杉禅秀の乱 うえすぎぜんしゅうのらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1416年(応永23)から翌年にかけて上杉氏憲(うじのり)(法名禅秀)が鎌倉公方(くぼう)足利持氏(あしかがもちうじ)に対して起こした乱。禅秀(犬懸(い…
乱鴉(らんあ)の饗宴
- デジタル大辞泉プラス
- 米国の作家ジョージ・R・R・マーティンの長編ファンタジー(2004)。原題《A Feast for Crows》。「氷と炎の歌」シリーズの第4部。
壬申の乱 じんしんのらん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 672年(壬申の年)におきた皇位継承をめぐる内乱。白村江(はくそんこう)敗戦後,近江遷都を断行して即位した天智天皇は,皇太弟大海人(おおあま)皇子・…
神風連の乱 じんぷうれんのらん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 敬神党(けいしんとう)の乱とも。1876年(明治9)10月に熊本の敬神党がおこした士族反乱。神風連の呼称は敬神党が元寇のときの神風の故事を強調したこと…
天狗党の乱 てんぐとうのらん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 筑波山事件とも。幕末期に水戸藩尊攘激派の天狗党がおこした争乱。天狗とは水戸藩主徳川斉昭(なりあき)の藩政改革に結集した改革派をさすが,安政期…
白蓮教徒の乱(びゃくれんきょうとのらん)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 清代中期に起こった白蓮教の宗教結社を中心とする民衆反乱。白蓮教は,南宋の阿弥陀仏(あみだぶつ)信仰に起源を持ち,元末以降に弥勒(みろく)下生(げ…
安藤氏の乱 あんどうしのらん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 鎌倉末期におこった奥州の豪族安藤氏の反乱。1325年(正中2)6月,蝦夷(えぞ)反乱鎮圧のため,幕府は蝦夷管領職を安藤又太郎から同五郎三郎にかえた。…
生田万の乱 いくたよろずのらん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1837年(天保8)6月,国学者生田万が桑名藩領越後国柏崎でおこした事件。前年から全国的に飢饉が広がり,大坂ではこの年2月に元幕府与力大塩平八郎が挙…