きちく‐もの【鬼畜物】
- デジタル大辞泉
- 能の分類の一。鬼神・畜類・天狗てんぐなどをシテとする曲。五番目物の一種。→五番目物
鬘物 (かつらもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 能の種別の名称。〈かづらもの〉ともいう。主人公(シテ)の人体からみた分類で,鬘をかぶる役,すなわち女性を主人公にする能をさすが,一般に〈鬘…
伊勢崎織物 (いせさきおりもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 群馬県伊勢崎地方産の絹織物。1720年(享保5)ころから堅牢な太織(ふとおり),縞物の産地として名が売れ,19世紀に入って生産,取引量を増大させた…
長船物 (おさふねもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 備前国長船(現,岡山県瀬戸内市)で製作された刀剣。鎌倉中期から室町末期まで,長船は日本一の流派として多くの名工を生んだ。文献では近忠を祖と…
三番叟物 (さんばそうもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 歌舞伎舞踊の一系統。江戸歌舞伎では,顔見世興行の初日から3日間の早朝および正月元日の午前中,また柿(こけら)落しに,能楽の《式三番》を移した…
男色物 (なんしょくもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 狭義には,江戸初期の仮名草子やそれを受けた浮世草子好色物(好色本)の一型を指す。広義には,時間と空間を問わず,また文学上のジャンルにとらわ…
艶物 (つやもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本音楽用語。おもに義太夫節の曲の分類上(曲種)の用語。艶っぽい内容の曲,すなわち恋愛場面を指す。したがって美音の太夫が優艶に感情をこめて…
でんじゅもの【伝授物】
- 改訂新版 世界大百科事典
はさみもの【挟物】
- 改訂新版 世界大百科事典
しずめもの【鎮物】
- 改訂新版 世界大百科事典
たさくもつ【田作物】
- 改訂新版 世界大百科事典
たっしもの【達物】
- 改訂新版 世界大百科事典
たんぜんもの【丹前物】
- 改訂新版 世界大百科事典
塩化物 (えんかぶつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →ハロゲン化物
てごともの【手事物】
- 改訂新版 世界大百科事典
ひためんもの【直面物】
- 改訂新版 世界大百科事典
ひょうりゅうぶつ【漂流物】
- 改訂新版 世界大百科事典
こまもの【高麗物】
- 改訂新版 世界大百科事典
しゅぶつ【主物】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぶつもつ【仏物】
- 改訂新版 世界大百科事典
ほとけもの【仏物】
- 改訂新版 世界大百科事典
ろくぶつ【六物】
- 改訂新版 世界大百科事典
くらもの【蔵物】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぐんきもの【軍記物】
- 改訂新版 世界大百科事典
しらべもの【調べ物】
- 改訂新版 世界大百科事典
けんしょうぶつ【検証物】
- 改訂新版 世界大百科事典
けんぞうぶつ【建造物】
- 改訂新版 世界大百科事典
営造物 えいぞうぶつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 法律では行政主体によって特定の公の目的に供用される建設物,物的設備 (国家賠償法2) ,行政主体により特定の行政目的に継続的に供用される人的,物…
雑物 ぞうもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 能の曲目の分類の一つ。雑能,四番目物ともいう。五番立の能の神,男,女,狂,鬼の狂にあたるが,狂物のほか,他の分類に属さない種々の曲が割当て…
三番叟物 さんばそうもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 歌舞伎舞踊,三味線音楽の一系列。能の『翁』の「三番叟」の部分を原拠とする曲の総称。 (1) 『乱曲三番叟』 1世中村勘三郎所演。志賀山流に預けら…
仕掛物 しかけもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 演劇用語で,大道具,小道具,かつら,衣装などに特殊な工夫やトリックを加えて,演出上の効果をあげるものをいう。
実録物 じつろくもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 江戸幕府は享保7 (1722) 年出版取締令によって,幕府に関することをはじめ,事実や噂に基づく作品の公刊を禁止した。そのためそれらは写本で伝えられ…
心中物 しんじゅうもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 歌舞伎劇,人形劇,浄瑠璃,その他三味線音楽の曲の分類用語。現実に起った情死事件を題材として脚色された作品の総称。天和3 (1683) 年に大坂で起き…
翌日物 よくじつもの overnight money
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- コール資金の一種。取引の翌日に決済されるもの。 1979年4月からコール市場の自由化に即して廃止され,新無条件物となった。
寄せ物 よせもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 寒天やゼラチン,デンプンなどを水と加熱し,材料を混ぜて冷やし固めた料理。日本料理では焼き物の前盛りや口取り,西洋料理ではサラダやデザート,…
六物 ろくもつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 部派仏教の修行僧が必ず持つべき6つの物。すなわち3種類の衣料,鉢,坐具,および水をこすための布袋の6種をさす。
渡物 わたしもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 日本の雅楽における一種の移調曲。雅楽の移調曲の旋律は原曲の旋律と異なってくるので,そのような旋律の変化を楽しむものとして,特に平安時代に貴…
公物 こうぶつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 行政主体によって直接公の目的に供用される個々の有体物。私物に対応する。目的を中心とした講学上の概念である。公の目的に供用されるため,種々の…
公用物 こうようぶつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 直接に国または公共団体の使用に供される有体物。官公庁の建物,国公立学校の建物など。公用物は,別段公用開始のような意思的行為を必要とせず,行…
贖物 あがもの
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 罪穢(つみけがれ)を祓(はら)い清めるために、その代償として差し出した物品をいう。法制が確立しなかった古代には、罪も穢も祓(はらえ)で解消すると…
【綵物】さいぶつ
- 普及版 字通
- 財物。字通「綵」の項目を見る。
【侈物】しぶつ
- 普及版 字通
- 贅沢品。字通「侈」の項目を見る。
【稍物】しようぶつ
- 普及版 字通
- ける物。字通「稍」の項目を見る。
【燭物】しよくぶつ
- 普及版 字通
- 物を照らす。字通「燭」の項目を見る。
【寄物】きぶつ
- 普及版 字通
- 預ける、よせる。字通「寄」の項目を見る。
【睹物】とぶつ
- 普及版 字通
- 思い出の物を見る。物を見て人を思う。〔剪灯余話、秋夕、琵琶亭を訪ふの記〕を表はしを寓す。物を睹て人を思へ。再會は無きも、願はくは、珍重せよ…
【蠹物】とぶつ
- 普及版 字通
- ものを害する虫。〔周礼、秋官、翦氏〕翦氏(せんし)は蠹物を除くことを掌る。攻(こうえい)を以て之れを攻(をさ)め、(まうさう)(薬物)を以て之れを…
【盗物】とうぶつ
- 普及版 字通
- 盗品。字通「盗」の項目を見る。
【忤物】ごぶつ
- 普及版 字通
- 人と争う。唐・李〔皇甫に答ふる書〕言、する無く、衆も亦た未だ信ぜず。(た)だ以て謗(そし)りを招き物に忤らふに足るのみ。に於てらかにする無し。…
【海物】かいぶつ
- 普及版 字通
- 海産物。字通「海」の項目を見る。