ウィドロール ウィドロール widdrol
- 化学辞典 第2版
- C15H26O(222.36).二環性セスキテルペンアルコール.最初,ヒノキ科Widdringtonia dracomontana,その他から単離されたが,アスナロ(ヒバ,Thujopsis…
シュレーゲル‐あおがえる(‥あをがへる)【シュレーゲル青蛙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( オランダの学者 H. Schlegel より ) アオガエル科の一種。ごくふつうに見られる緑色のカエルで、肢(あし)の吸盤が発達している。一般に…
ピルビン酸(データノート) ぴるびんさんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ピルビン酸CH3COCOOH分子式C3H4O3分子量88.1融点13.62℃沸点165℃(分解)、54℃/10mmHg比重1.267(測定温度20℃)屈折率(n) 1.4259解離定数3.2×10-3(25…
湯河原沸石(データノート) ゆがわらふっせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 湯河原沸石英名yugawaralite化学式CaAl2Si6O16・4H2O少量成分Na,Sr結晶系単斜硬度4.5~5比重2.2色無光沢ガラス条痕白劈開ほとんどなし(「劈開」の項…
V中心 ブイチュウシン V center
- 化学辞典 第2版
- 色中心のうちの正孔捕獲中心の総称.主として紫外域(U.V.)に吸収帯をもつので,V中心と名づけられた.ESR(電子スピン共鳴)の研究から,その構造が確…
チオ炭酸(塩) チオタンサンエン thiocarbonic acid(thiocarbonate)
- 化学辞典 第2版
- H2CO3のOをSで置き換えたものをチオ炭酸,その塩をチオ炭酸塩(化合物命名法補訂7版(2000年)の名称)という.部分置換のものも得られているが,H2CS3お…
種子島宇宙センター たねがしまうちゅうせんたー Tanegashima Space Center
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 実用分野の人工衛星やロケットの打上げ、観測を行う施設。鹿児島県種子島の南種子(みなみたね)町にある。1966年(昭和41)に当時の科学技術庁宇宙開…
ベルヌーイの定理 べるぬーいのていり Bernoulli's theorem
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 粘性が無視できる完全流体で、その密度が流れに沿って変化せず(水はこの典型である)、かつ定常的に流れている場合、流線に沿って関係式 H=p+(…
シアノ金酸塩 シアノキンサンエン cyanoaurate
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】ジシアノ金(Ⅰ)酸塩(dicyanoaurate(Ⅰ)):MⅠ[AuⅠ (CN)2].シアン化金(Ⅰ)とシアン化アルカリ水溶液とを反応させると得られる.また,金を空気など…
皓礬 こうはん goslarite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 硫酸亜鉛七水化物。舎利塩(しゃりえん)epsomite(化学式Mg[SO4]・7H2O)系。天然ではZn[SO4]・6H2Oがビアンキ石、(Zn,Mg)[SO4]・4H2Oがボイル石boyle…
パラジクロロベンゼン(paradichlorobenzene)
- デジタル大辞泉
- ジクロロベンゼンの異性体の一つ。無色の板状結晶。衣類の防虫剤や殺虫剤として広く用いられる。化学式C6H4Cl2 1,3-ジクロロベンゼン。p-DCB。
テトロドトキシン
- 栄養・生化学辞典
- C11H17N3O8 (mw319.27). フグの毒素の本体.強い毒性をもち有機溶媒に溶けず薄い酸に可溶(構造式は次ページ).
シクロペンタジエン(データノート) しくろぺんたじえんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- シクロペンタジエン分子式C5H6分子量66.1融点-85℃沸点38~39℃/737mmHg比重1.80475(測定温度19℃)屈折率(n)1.444[参照項目] | シクロペンタジエン
ナフトール(データノート) なふとーるでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1-ナフトール分子式C10H8O分子量144.2融点96℃沸点288℃比重1.09539(測定温度98.7℃)屈折率(n)1.62064[参照項目] | ナフトール
サフロール
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] safrole ) サッサフラス油の主成分。無色または淡黄色の液体。ピペロナールやバニリンの合成原料、せっけん、飲料などの香料と…
リン酸鉄 リンサンテツ iron phosphate
- 化学辞典 第2版
- 二価および三価鉄のオルトリン酸塩および二リン酸塩が知られている.【Ⅰ】(オルト)リン酸鉄(Ⅱ)および(オルト)リン酸鉄(Ⅲ):(1)(オルト)リン酸鉄(Ⅱ)(i…
水素イオン濃度 すいそいおんのうど hydrogen-ion concentration
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 溶液中の水素イオンの濃度をいう。濃度の表し方はもっとも普通には、溶液1立方デシメートル中に存在する水素イオンのモル数またはグラム当量数を用い…
亜リン(燐)酸【ありんさん】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はH3PO3。比重1.65,融点73.6℃。無色潮解性の結晶。三塩化リンPCl3の加水分解で得られ,水に易溶。二塩基酸で,強い還元剤。
スパルテイン
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC15H26N2。マメ科植物エニシダなどに含まれるアルカロイド。硫酸塩は白色結晶または結晶性粉末,無臭苦味で強心薬,子宮収縮薬として用いる…
アルキル(alkyl)
- デジタル大辞泉
- メタン系炭化水素(アルカン)から水素原子一つを除いた残りの原子団の総称。一般式CnH2n+1-で表される基。メチル基CH3-、エチル基 C2H5-など。アル…
ピクリン‐さん【ピクリン酸】
- デジタル大辞泉
- 《〈ドイツ〉Pikrinsäure》黄色の結晶。劇薬。急熱や衝撃により爆発する。分析用試薬などに利用。かつては炸薬さくやく・黄色染料に使用。化学式C6H3…
こせいぎょ‐プロトコル【呼制御プロトコル】
- デジタル大辞泉
- 《call control protocol》インターネットなどのIPネットワークを電話網として利用する場合、電話の接続や解放など、機器間の呼制御に使われるプロト…
テイラー数【Taylor number】
- 法則の辞典
- 回転粘性流体の問題を扱うときに出現する無次元数.通常 T で表し と表される.f はコリオリ因子,h は流体の代表的な深さ,ν は動粘性係数である.
セロビオース(cellobiose)
- デジタル大辞泉
- グルコース2分子が結合した二糖類。セルロースにセルラーゼなどの酵素をはたらかせるか、酸加水分解によって得られる。非水溶性のオリゴ糖の一種。化…
ブランティング(Karl Hjalmar Branting)
- デジタル大辞泉
- [1860~1925]スウェーデンの政治家。社会民主労働党の結成に参加、のち党首。その後、蔵相・首相を歴任して労働者の地位向上に尽力。1921年、C=H…
テレフタル‐さん【テレフタル酸】
- デジタル大辞泉
- 《terephthalic acid》芳香族カルボン酸の一。フタル酸の異性体で、カルボキシル基がパラ位についたもの。白色の結晶。ポリエステル繊維の主要原料。…
アセトアセチルCoA
- 栄養・生化学辞典
- C25H40N7O18P3S (mw851.61). 脂肪酸の酸化により生成するほか,ある種のアミノ酸の代謝によっても生成する.最終的にアセチルCoAとなり代謝さ…
カンタキサンチン
- 栄養・生化学辞典
- C40H52O2 (mw564.85). アンズタケ[Cantharellus cibarius]に含まれるカロテノイド系の色素.合成品があり,着色料として使われる食品添加物…
スタキオース
- 栄養・生化学辞典
- C24H42O21(mw666.59).還元性をもたない四糖.D-Galα1→6D-Galα1→6D-Glcα1→2β-D-Fru.マメ類の種子に存在する.
アセトニトリル(データノート) あせとにとりるでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アセトニトリルCH3CN分子式C2H3N分子量41.05融点-45.72℃沸点81.77℃/765mmHg比重0.783(測定温度20℃)屈折率(n)1.34411[参照項目] | アセトニトリル
イソプロピルアルコール(データノート) いそぷろぴるあるこーるでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イソプロピルアルコールCH3CH(OH)CH3分子式C3H8O分子量60.10融点-89.5℃沸点82.4℃比重0.7864(測定温度20℃)屈折率(n)1.3771[参照項目] | イソプロピ…
シクロスポリンA シクロスポリンエー cyclosporine A
- 化学辞典 第2版
- C62H111N11O12(1202.6).かび由来の環状ペプチドで,免疫抑制剤として用いられている.ヘルパーT細胞からのインターロイキン2の分泌を阻害する.[CAS…
エクアトリアル結合 エクアトリアルケツゴウ equatorial bond
- 化学辞典 第2版
- 赤道結合ともいう.シクロヘキサン環の2種類のC-H結合のうちで,環の横方向に出ているものをいう.上下方向に出ているものはアキシアル結合とよばれ…
プランク の 定数((ていすう))
- 精選版 日本国語大辞典
- 量子論における基本的な普遍定数。一九〇〇年、プランクが熱放射の法則を説明するために導入したもの。6.626×10-34 J・sec(ジュール秒)記号hで表…
フルクトース(fructose)
- デジタル大辞泉
- 《「フラクトース」とも》炭素を6個もつ単糖類。ケトン基をもつヘキソース(六炭糖)。天然のものはDフルクトースで、果実などに多く含まれるので果…
エンダーズ
- 百科事典マイペディア
- 米国の医学者。ハーバード大学医学部細菌学免疫学教授。T.H.ウェラー,F.C.ロビンズとともにポリオウイルスの試験管内組織培養法を完成。ワクチン製…
ギャラップ世論調査所【ギャラップせろんちょうさじょ】
- 百科事典マイペディア
- 米国における代表的な商業的世論調査機関。1935年ギャラップG.H.Gallup〔1901-1984〕が創立。世界中に多数の提携会社をもち,各国の新聞や雑誌で利用…
炭酸【たんさん】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はH2CO3。炭酸ガスの水溶液中に存在し,水溶液としてのみ知られているきわめて弱い二塩基酸。清涼飲料用に炭酸ガスを水に溶解させたものも俗に…
岡本啓 (おかもと-けい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1983- 平成時代の詩人。昭和58年生まれ。平成23年より「現代詩手帖」に投稿をはじめ,26年現代詩手帖賞。27年初めての詩集「グラフィティ」で中原中…
異化
- 栄養・生化学辞典
- 異化作用ともいう.同化(anabolism)の対語.摂取した食物の成分をCO2やH2O,尿素などの最終産物に分解していく作用,高分子物質を低分子物質へ分…
コーヒー酸
- 栄養・生化学辞典
- C9H8O4 (mw180.16). 黄色の結晶.コーヒー中にはキナ酸と縮合したクロロゲン酸として存在する.天然には遊離型でも存在するとされるが,多くは…
繊維素 せんいそ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 硬タンパク質の一種であるフィブリンのことをいうが、グルコースがβ(ベータ)-1・4-グルコシド結合した多糖類で(C6H10O5)nで示されるセルロースのこと…
ニトロベンゼン(データノート) にとろべんぜんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ニトロベンゼン分子式C6H5NO2分子量123.1融点5.85℃沸点211.03℃比重1.2037(測定温度20℃)屈折率(n)1.5525溶解度1.9g/L水(20℃)[参照項目] | ニトロ…
酸化的リン酸化 さんかてきリンさんか oxidative phosphorylation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 呼吸基質の酸化に伴って,その際の放出エネルギーによってアデノシン三リン酸 ATPが形成される反応をいう。より明確にいえば,呼吸基質から引出され…
永年方程式 エイネンホウテイシキ secular equation
- 化学辞典 第2版
- 量子力学では,離散的なエネルギー準位と固有関数は,シュレーディンガーの波動方程式,Hφ = Eφを解くことによって得られる.ここで,Hはハミルトニ…
過塩素酸 かえんそさん perchloric acid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 塩素のオキソ酸の一つ。過塩素酸塩に濃硫酸を加え減圧蒸留して水溶液が得られる。濃水溶液を多量の濃硫酸と加熱蒸留して100%のものが得られる。純粋…
最小作用の原理 (さいしょうさようのげんり) principle of least action
- 改訂新版 世界大百科事典
- 質点はその作用積分が各時刻において最小となるような軌道を描くという力学原理。解析力学の枠組みにおけるもっとも一般的な形に述べられる運動法則…
おんいん‐へんか〔オンヰンヘンクワ〕【音韻変化】
- デジタル大辞泉
- ある言語のある音が、歴史上の一時期に他の音へ変化すること。例えば、日本語のハ行の頭子音が[Φ]から[h]になった類。
アクチニジン(actinidine)
- デジタル大辞泉
- マタタビ科マタタビ属のキウイフルーツやサルナシなどに含まれるモノテルペンに由来するアルカロイド。ネコ属の哺乳類に興奮作用をもたらす。化学式C…
ジアゾニウム‐えん【ジアゾニウム塩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ジアゾニウムは[英語] diazonium ) ジアゾニウムイオン〔ArN2〕+ (Ar はアリル基。C6H5-)と酸の陰イオンで構成されている塩。有機合…