デジタル大辞泉
「幅広」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
はば‐びろ【幅広】
〘名〙 (「はばひろ」とも)
① (形動) 普通より幅が広いこと。また、そのさまやそのもの。〔
日葡辞書(1603‐04)〕
② (形動) わざと大げさにふるまうこと。また、そのさま。
※
評判記・
役者口三味線(1699)よし沢あやめ「きけばぬしからが
借屋かってゐる身じゃげなが。いかふはばびろに出やって」
※
浮世草子・
好色一代男(1682)一「わけしりだてなる茶じゅすの幅広
(ハバビロ)はさみ結びにして」
はば‐ひろ・い【幅広】
〘形口〙 はばひろ・し 〘形ク〙 (「はばびろい」とも)
① 物の幅が広い。太い。
※評判記・
難波物語(1655)「手くだのおとこをあらそひたりし事は、まことにはばひろき取さたな
りき」
※彼の歩んだ道(1965)〈
末川博〉四「幅ひろい活動をして」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報