デジタル大辞泉 「寸胴」の意味・読み・例文・類語 ずん‐どう【▽寸胴】 [名・形動]1 上から下まで同じように太いこと。特に、ウエストのくびれがなく、胸から腰にかけての太さが同じであること。また、そのさま。「寸胴なからだ」2 「寸ずん切り2」に同じ。3 「寸胴鍋」の略。[類語]太い・太やか・太め・肉太・幅広はばびろ・極太ごくぶと・骨太・肥満・でぶ・でぶっちょ・小太り・太り肉じし・太っちょ・横太り・中年太り・水太り・酒太り・脂肪太り・固太り・着太り・鮟鱇あんこ形・でっぷり・ぶくぶく・ぶよぶよ・丸丸・ころころ・ぽっちゃり・ぽちゃぽちゃ・ふっくら・ふくよか・豊満・グラマー・恰幅かっぷく・むっちり・むちむち・肥える・太る・福福しい・ふくらか・もちもち・丸ぽちゃ・ぼってり・ぽってり・でぶでぶ・ずんぐり・ずんぐりむっくり・布袋ほてい腹・太鼓腹・三段腹・段腹・ビヤ樽 ずん‐ど【▽寸▽胴】 [名・形動]1 「ずんどう(寸胴)1」に同じ。「淡紅とき色の腰巻の下から、―の足が」〈水上・大阪の宿〉2 「寸ずん切り2」に同じ。「寸胴の花入れ」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「寸胴」の意味・読み・例文・類語 ずん‐ど【寸胴】 〘 名詞 〙 ( 「髄胴(ずいどう)」の変化したものか。「髄」は胴中・まん中の意。「寸胴」はあて字か )① ( 形動 ) =ずんどう(寸胴)①[初出の実例]「お種は直截(ヅンド)の茶壺を取挙げる」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)② 「ずんどぎり(寸胴切)」の略。[初出の実例]「ずんどにきりし庭の青柳」(出典:雑俳・狐の茶袋‐一(1816))③ 人力車夫などが、夏に着た白いはっぴ。 ずん‐どう【寸胴】 〘 名詞 〙① ( 形動 ) 腹から腰にかけての太さが同じで、ウエストがくびれていないこと。また、上から下までが同じ太さであること。また、そのさま。ずんど。[初出の実例]「お庭の容子は銀杏のズン胴が有って青桐と松の古木が並んで」(出典:落語・王子の幇間(1889)〈三代目三遊亭円遊〉)② =ずんどぎり(寸胴切)③ 頭部を一文字に断ち切った形の花器。ずんぎり。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
食器・調理器具がわかる辞典 「寸胴」の解説 ずんどう【寸胴】 上から下で口径が変わらない、円筒形の厚手の両手深鍋。長時間の加熱に適し、だし汁をとるときや煮込み料理などに用いる。◇「寸胴鍋」ともいう。 出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報 Sponserd by