デジタル大辞泉
「洋洋」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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よう‐ようヤウヤウ【洋洋】
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
- ① 水が満ちあふれるさま。また、広々としたさま。ゆったりしたさま。限りないさま。漾漾(ようよう)。洋洋乎。
- [初出の実例]「望二春江一兮騁レ目、観二清流一之洋洋」(出典:経国集(827)一・春江賦〈嵯峨天皇〉)
- 「諸(これ)を水中に納(いる)れば、圉々洋々(ヨウヨウ)(〈注〉ユラリ)として活溌たる魚と成り」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉一三)
- [その他の文献]〔詩経‐衛風・碩人〕
- ② 物事の盛んなさま。
- [初出の実例]「氷霜留犢、五袴洋々」(出典:性霊集‐五(835頃)請越州節度使内外文書啓)
- 「琴声美なる哉、洋々(ヤウヤウ)(〈注〉サカンナリ)たり」(出典:読本・英草紙(1749)二)
- [その他の文献]〔詩経‐魯頌・閟宮〕
- ③ 希望に満ちているさま。
- [初出の実例]「洋々たる前途の希望を暫し一外国船に載せて走りつつあるのだ」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉後)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「洋洋」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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