あっ

精選版 日本国語大辞典 「あっ」の意味・読み・例文・類語

あっ

感動
① 驚いた時に発することば
太平記(14C後)二「本間三郎が一の太刀に胸を通されてあっと云(いふ)声に」
② 人に答える時に発することば。
※寛永版曾我物語(南北朝頃)一「親の申す事なれば力及ばで、『あっ』と答へて座敷を立ち」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「あっ」の意味・読み・例文・類語

あっ

[感]
驚いたり感動したりしたときなどに思わず発する語。「あっ、忘れた」「あっ、雪だ」
承諾したことを示す応答の語。はい。
少し存ずるむねあれば、急に―とも申されず」〈浄・国性爺
[類語]ぎっくりどきんどきどきどきっとはらはらはっとぎょっとぎくりとびくっとどきりとびくりわなわながたがたがくがくぶるぶるひくひくびくびくぴくぴくぴくりひやり総毛立つ背筋が寒くなるぞっとする肌に粟を生じる身の毛がよだつ鳥肌が立つひやっと冷や汗冷汗三斗寒心慄然

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android