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あんま(按摩) あんま

百科事典マイペディアの解説

あんま(按摩)【あんま】

手で身体や手足をもんだり,なでたりして,筋肉のしこりをほぐし,血液の循環をよくする治療法,またはそれを行う人。この法は古く中国から伝わったが,江戸時代には盲人の専業として広く行われた。
→関連項目国立光明療刺激療法体操

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世界大百科事典 第2版の解説

あんま【あんま(按摩) àn mó】

あんまは中国で発達した療法である。《史記》の扁鵲(へんじやく)伝に書かれている案杌(あんごつ)がこれに相当するというから,この療法は戦国時代(前403‐前221)からあったと考えられる。推拿とか矯摩,按矯などとも呼ばれ,内容は時代によって少しずつ変化したと思われるが,からだの一部を圧したり動かしたりすることによって,血行をよくしたりして,からだの機能を回復させようという,一種の物理療法である。あんまは漢代の医学理論を伝えているといわれる《素問》では経絡の不調によって起こった麻痺をなおす療法として扱われているが,《漢書》では前漢末に《黄帝岐伯按摩》という書があったとされ,神僊(仙)書の部類に入れられている。

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世界大百科事典内のあんま(按摩)の言及

【盲人】より

…ことに身体的社会的理由から自宅での養育が困難とされる18歳未満の盲児には,児童福祉法に基づく盲児施設がある。また地域における自立のための生活基礎訓練を必要とする18歳以上の盲人に,リハビリテーションを行う施設として失明者更生施設があり,またあんま師,はり師,きゅう師の免許を持ちながらも自営したり,雇用されたりすることの困難な盲人に生活の場を与え,技術の指導を行い,自立更生を援助する施設として盲人ホームがともに身体障害者福祉法に基づいて設置されている。在宅盲人の通所施設としては,通所授産施設ならびに点字図書館と点字出版施設がある。…

※「あんま(按摩)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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