デジタル大辞泉
「がぶり」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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がぶり
- 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
- ① 大口をあいて、一気に食いついたり飲み込んだりするさま、また、その音を表わす語。かぶり。
- [初出の実例]「出された茶をばがぶりと飲むで」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)
- ② 液体が大きくゆれ動く音、また、そのさまを表わす語。
- [初出の実例]「兼博労はがぶりと風呂の音をさせて立ちながらいった」(出典:土(1910)〈長塚節〉一三)
- ③ 相撲で差し手を調子よく入れるさまを表わす語。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内のがぶりの言及
【イスラム美術】より
…鳥などのモティーフを刻線で表現し,黄・褐・緑彩を呈色とする鉛釉をかけた〈アーモル〉陶器,〈アグカンド〉陶器があり,後者の場合,刻線は,単なるモティーフの形象を示す輪郭線ではなく,釉下の顔料が流れるのを防止する役割をも果たしている。搔落しの技法は,一般に〈ガブリ(ペルシア語でゾロアスター教徒を意味する)〉手陶器と俗称で呼ばれているガッルース地方発見の陶器にみられる。厚い白化粧を人物や動物などの主文だけ残して搔き落とし,これに透明釉や緑釉をかけたタイプである。…
※「がぶり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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