掻き込む(読み)カキコム

デジタル大辞泉 「掻き込む」の意味・読み・例文・類語

かき‐こ・む【×掻き込む】

[動マ五(四)]
大急ぎで食べる。飯をかき寄せて口の中に放り込むようにして食べる。かっこむ。「御飯を―・んで飛び出す」
かいこむ(掻い込む)1」に同じ。
[類語]ぱくつく食べる食うしょくする喫するしたためる食らう平らげる頰張ほおばつつく賞味する味わう口にするはしを付けるもりもり食欲がぶっとがぶりぱくっとぱくりもぐもぐもごもごがつがつぱくぱくばくばくむしゃむしゃがっつくむさぼるむさぼり食う詰め込む大食い食い道楽ぺろっと食い気食い意地舌なめずりのどが鳴る空腹ぺこぺこ腹ぺこ

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精選版 日本国語大辞典 「掻き込む」の意味・読み・例文・類語

かき‐こ・む【掻込】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. かいこむ(掻込)[ 一 ]
  3. かいこむ(掻込)[ 一 ]
  4. 飯をかき寄せて口の中へ入れ、食べる。飯を急いで食べる。かっこむ。
    1. [初出の実例]「道中の十文盛り、かきこんだばかりで、宿へ着いても、薬師如来ぞ、茶もたべずに駆け附た」(出典:浄瑠璃・源氏冷泉節(1710頃)上)

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