ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サカツラガン」の意味・わかりやすい解説
サカツラガン
Anser cygnoides; swan goose
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
鳥綱カモ目カモ科の鳥。モンゴルからシベリア南東部、樺太(からふと)(サハリン)、カムチャツカ半島、コマンドルスキー諸島に繁殖し、朝鮮半島、中国北部、一部は日本にも越冬するアジア特産の大形ガンである。全長約87センチメートル。嘴(くちばし)は黒くて長く、頭から後頸(こうけい)に沿って濃い褐色なのが特徴で、顔部がやや茶褐色なので酒面の名がある。日本への渡来は元来少数であったが、1950年(昭和25)ごろまでは20羽内外は千葉県市川市新浜(しんはま)などにみられた。しかし近年は、まれに単独で出現するにすぎない。本種は、中国で家禽(かきん)化されたシナガチョウの原種であるが、繁殖地は奥地の山麓(さんろく)草地や沼地で、その生態に関する報告は少ない。
[黒田長久]
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新