デジタル大辞泉 「さ迷う」の意味・読み・例文・類語 さ‐まよ・う〔‐まよふ〕【さ迷う/彷=徨う】 [動ワ五(ハ四)]1 あてもなく歩きまわる。また、迷って歩きまわる。「盛り場を―・う」「奥深い山中を―・う」2 1か所にとどまらず、あちこち動く。「生死の境を―・う」「雲が空を―・う」3 心が安定しないでいる。判断に迷う。「色めかしう―・ふ心さへ添ひて」〈源・真木柱〉[補説]「さ」は接頭語というが、方向を表す「さま」に、「いさよう」「ただよう」などの「よう」のついたものとも。[類語]さすらう・うろつく・出歩く・ほっつく・ぶらつく・徘徊・彷徨・ほっつき歩く・ほっつき回る・低回・流浪・放浪・漂泊・流離・漂流・浮浪・右往左往 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例