コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

しょっつる しょっつる

4件 の用語解説(しょっつるの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

しょっつる
しょっつる

魚醤汁とも書く。塩汁のなまったもので,魚の塩漬から浸出した液 (→魚醤 ) 。秋田県特産。また,この汁を煮汁として魚介類 (特にはたはた) や野菜を煮立てた鍋料理,しょっつる鍋のことをいう。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

しょっつる

秋田地方特産の魚醤油の一種。塩汁からの転化。ハタハタマイワシを生のままかめに入れ塩漬し,長期間貯蔵して浸出液をこしとったもの。古くは数年以上おき醤油の代用ともした。
→関連項目きりたんぽハタハタ

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

しょっつる

 秋田県地方で生産される魚醤油で,ハタハタ,マイワシなどが原料に使われる.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

しょっつる
しょっつる

秋田県の郷土料理。しょっつるは塩汁がなまったことばだが、小魚を1年余り塩を加えて漬け込み、それから絞り出した汁である。独特の臭みがあり、これを調味液にして、しょっつる鍋(なべ)をつくるのである。1950年(昭和25)以前のものは独特の臭みが強くて、味はよいが慣れないと食べにくかった。それ以後は、臭気を除き、味が加わる方法が開発され、いまは瓶詰にしたものが市販されている。秋田ではしょっつる鍋というよりは、貝焼(かや)きといっている。それは鍋に大きなホタテガイの貝殻を用いるからである。しょっつる鍋は、銘々用の鍋で、小さいこんろを熱源に用いる。これを貝風呂(ふろ)といっているが、最近は貝殻でないしょっつる用の鍋もある。貝鍋のホタテガイは青森方面からきている。初冬のころにはハタハタという特産の小魚を用い、その卵(ぶり子)も加えることがある。長方形厚切りの豆腐、ネギ、セリ、マイタケなどときりたんぽを加える。[多田鉄之助]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のしょっつるの言及

【郷土料理】より

…サケやタラを三枚におろし,皮をとって凍らせ,刺身にして食べる。
【東北地方】
しょっつるなべしょっつるはハタハタを塩漬にしたものの浸出液,つまり魚醬(ぎよしよう)で,塩汁のなまった語。これを煮汁にして,ハタハタ,タラ,イカなどを野菜といっしょに煮て食べる。…

【魚醬】より

…もともとは塩蔵した魚介類そのものを食べるのが目的で行われたが,やがてそこに浸出したうまみのある液汁をも利用するようになり,現在ではその液汁のみを目的とする製造も行われている。魚(うお)しょうゆと呼ばれるのがそれで,日本には秋田のしょっつる,香川のいかなごしょうゆなどがあり,外国のものではアンチョビーソースやニョクマムが知られる。しょっつるは塩汁の意で,ハタハタ,イワシなどを材料とし,いかなごしょうゆはコウナゴ,カマスゴなどとも呼ばれるイカナゴでつくり,いずれも鍋料理に用いられる。…

【ハタハタ(鰰∥鱩)】より

…卵はブリコと呼ばれ珍重されている。また,魚類などを長期間塩づけにしたものから出る汁を魚しょうゆというが,ハタハタでつくったものを秋田でしょっつるといい,なべ料理などに用いる。【望月 賢二】。…

※「しょっつる」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

しょっつるの関連キーワード塩汁当り物生麩塩汁鍋堪ったものではない縫物ゆうごうふたりのナマケモノなます(膾)

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

しょっつるの関連情報