しょぼつく

精選版 日本国語大辞典 「しょぼつく」の意味・読み・例文・類語

しょぼ‐つ・く

〘自カ五(四)〙 (「つく」は接尾語)
① しょぼしょぼ雨が降る。
② 涙でうるんだり、年齢的に衰えたりなどして、視力が落ち、さかんに目をしばたたかせる。目をしょぼしょぼさせる。
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「『寧(いっ)今夜(こよひ)此儘で』とおもふ頃に漸く眼がしょぼついて来て額(あたま)が乱れだして」

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デジタル大辞泉 「しょぼつく」の意味・読み・例文・類語

しょぼ‐つ・く

[動カ五(四)]
雨がしょぼしょぼと降る。「霧雨の―・く日」
目がしょぼしょぼする。「疲れた目を―・かせる」
[類語]見えにくい陰るかす曇るおぼろかき曇るぼやけるぼけるかすれるぼんやり朦朧もうろうどろん不透明ほのかかすかほんのりうっすらおぼろげうすうす淡いぼうっとぼやっと不鮮明もやもやほの見えるしょぼしょぼ茫茫ぼうぼう不可視

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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