デジタル大辞泉 「仄見える」の意味・読み・例文・類語 ほの‐み・える【×仄見える】 [動ア下一][文]ほのみ・ゆ[ヤ下二]かすかに見える。ほのかに見える。「杉林は焦げ茶色の暗さのうちに、もの明るさが―・えていた」〈康成・春景色〉[類語]見えにくい・陰る・霞かすむ・曇る・おぼろ・かき曇る・ぼやける・ぼける・かすれる・ぼんやり・朦朧もうろう・どろん・不透明・ほのか・かすか・ほんのり・うっすら・おぼろげ・うすうす・淡い・杳よう・杳杳ようよう・杳ようとして・暗い・薄暗い・ほの暗い・小暗い・木暗い・小暗がり・真っ暗・暗然・冥冥・ぼうっと・ぼやっと・不鮮明・もやもや・しょぼつく・しょぼしょぼ・茫茫ぼうぼう・不可視 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「仄見える」の意味・読み・例文・類語 ほの‐み・える【仄見】 〘 自動詞 ア行下一(ヤ下一) 〙 [ 文語形 ]ほのみ・ゆ 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 ほのかに見える。ちらっと見える。かすかにわかる。[初出の実例]「ほのみえし月を恋ひつつかへるさの雲ぢの浪にぬれし袖かも」(出典:馬内侍集(11C前)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例