デジタル大辞泉 「見え難い」の意味・読み・例文・類語 みえ‐にく・い【見え▽難い】 [形][文]みえにく・し[ク]1 見にくい。よく見えない。「濃い霧がかかって向こう岸が―・い」2 会うのが恥ずかしい。「この人の御様の…恥づかしげに―・き気色も」〈源・総角〉[類語](1)陰る・霞かすむ・曇る・おぼろ・かき曇る・ぼける・かすれる・ぼんやり・朦朧もうろう・どろん・不透明・ほのか・かすか・ほんのり・うっすら・おぼろげ・うすうす・淡い・杳よう・杳杳ようよう・杳ようとして・暗い・薄暗い・ほの暗い・小暗い・木暗い・小暗がり・真っ暗・暗然・冥冥・ぼうっと・ぼやっと・不鮮明・もやもや・ほの見える・しょぼつく・しょぼしょぼ・茫茫ぼうぼう・不可視 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「見え難い」の意味・読み・例文・類語 みえ‐にく・い【見難】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]みえにく・し 〘 形容詞ク活用 〙① 見られることがいやだ。お会いするのが気づまりでいやだ。[初出の実例]「此の君こそうたてみえにくけれ。こと人のやうに、歌うたひ興じなどもせず、けすさまじ」(出典:枕草子(10C終)四九)② 見にくい。よく見えない。見え難いの派生語みえにく‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙見え難いの派生語みえにく‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例