ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「アサ(麻)」の解説
アサ(麻)
アサ
Cannabis sativa; hemp
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…〈着るもの〉という意味から,衣服と同義語として用いられることもあるが,洋服に対して在来の日本の着物,すなわち和服を総称することもある。しかし現在一般に着物という場合は,和服のなかでも羽織,襦袢(じゆばん),コートなどをのぞく,いわゆる長着(ながぎ)をさすことが多い。これは布地,紋様,染色に関係なく,前でかき合わせて1本の帯で留める一部式(ワンピース)のスタイルのもので,表着(うわぎ)として用いる。以下〈着物〉の語はおもに長着をさして使う。…
…古代以来,青苧(あおそ)等の麻苧を原料としてつくられた衣料。すでに律令制時代に貢納・自給のため全国的に生産されていた。平安末期から鎌倉時代には,残存史料によると青苧生産地の甲斐(小井河荘),常陸(村田荘),上野(土井荘),備前(長田荘),豊前(糸田荘),薩摩(入来院)等の諸荘園から公事物として白布が貢納されている。鎌倉末期以降になると青苧等麻布原料の商品化によって,それらが京都,奈良,天王寺等の都市麻織業者に供給されて,製品白布はこれらの都市の白布座・布座で売られるようになる。…
…繊維とは細い糸状のものをいい,生糸のように600~700mの長さのフィラメント(ほぼ無限の長繊維)と,綿花のように10~50mmの長さの短繊維とがある。太さ2~3デニール(d)の細い生糸は数本~数十本撚(よ)り合わせて糸にし,また,短繊維は紡糸によって長い糸にして紡織する。 人類は大昔から繊維を紡いで糸にし,それを織って布を作る技術を考え出し,それまでの獣皮などに替えて衣類として使ってきた。麻は人類が最も古くから利用してきた紡織用の繊維であり,古代エジプトではナイル川流域の肥沃な土地でアマ(亜麻)が栽培されていた。…
…中央アジア原産のアサ科の一年草(イラスト)。古い時代から繊維を採るために栽培されてきた。…
…天然繊維や化学繊維で作られたステープルファイバー(短繊維)など比較的短い繊維の集合体を解きほぐし,連続したひも状のスライバー(撚り(より)をかけない繊維束で,日本では篠(しの)と呼ばれる)を作った後,これを引き伸ばして細くし,撚りをかけて糸を作る一連の作業。昔は真綿その他の繊維塊から指先で繊維を引き出し,これに撚りをかけて糸を作ることを〈紡ぐ〉といい,麻,カラムシ(チョマ)などを細く裂いてつなぎ,撚り合わせることを〈績む(うむ)〉といった。…
※「アサ(麻)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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