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ウソ ウソ Pyrrhula pyrrhula; Eurasian bullfinch

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウソ
ウソ
Pyrrhula pyrrhula; Eurasian bullfinch

スズメ目アトリ科。全長 15cm。雌雄ともに頭上,,尾羽は濃紺色で,腰は白い。雄は,頬から喉が赤く,背と胸腹部は青みを帯びた灰色。雌は,頬,喉,背,胸腹部ともに灰褐色。繁殖分布は広く,ユーラシア大陸の中緯度地域で,イギリスサハリン島,日本にも及ぶ。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウソ
うそ / 鷽
bullfinch
[学]Pyrrhula pyrrhula

鳥綱スズメ目アトリ科の鳥。ヨーロッパからアジアの北部にかけて広く分布し、北方で繁殖するものは、南へ渡って越冬する。フィーフィーと口笛のような声で鳴くので、口笛の別称「おそ」から転じて和名がついたといわれる。全長約15センチメートル。太く短い嘴(くちばし)、丸く太った体つきが特徴である。雌雄とも、頭、翼、尾は黒い。雌はほかの部分が灰褐色でじみな姿であるが、雄は上面が青灰色、頬(ほお)から腹にかけては赤い(ただし日本で繁殖する亜種は、頬とのどだけが赤く、下面は淡灰色)。日本では、本州中部以北の針葉樹林や針広混交林で、5~7月に地上から3メートル以下の枝上に巣をかけて4~6個の卵を産む。冬は平地の林で過ごすが、この時期には、別の2亜種ベニバラウソ、アカウソも渡ってきて越冬する。食物は植物質のものが主で、草木の種子、木の芽のほか昆虫なども食べる。山中で木の実りが悪いと、群れで里に降りて、ヨーロッパではスモモ、ナシ、リンゴ、アンズなどの果樹の花芽やつぼみを、日本ではサクラのつぼみを食害することがある。嘴で一つずつもぎ取ったサクラのつぼみをそのまま飲み込むのではなく、鱗皮(りんぴ)や包(ほう)は吐き出し、小さな花の芯(しん)だけを食べる。姿も声も愛らしいので、かつてはヨーロッパでも日本でも飼い鳥として賞用された。[竹下信雄]

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