コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

オトラル オトラル Otrār

3件 の用語解説(オトラルの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オトラル
オトラル
Otrār

中央アジア,シルダリア中流域にあった都市。5~15世紀,東西交通の要地として栄えた。 1218年にチンギス・ハンの送った隊商がここで皆殺しにされたことが原因で,チンギス・ハンの中央アジア侵略が起った。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

オトラル(Otrar)

中央アジアのシルダリア川下流部、アリス川との合流点近くにある古代のオアシス都市の遺跡。現在のカザフスタン共和国南部の町カラタウの近郊に位置する。10世紀から15世紀頃に交易の要衝として栄えた。13世紀にチンギス=ハンの侵略を受け、15世紀にチムールが遠征の途上で没した地として知られる。オトゥラル

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オトラル
おとらる
Otrr

中央アジア、シルダリヤ下流右岸、アリス川との合流点の北東約10キロメートルにあった古代のオアシス都市。現在も廃墟(はいきょ)が残っている。ロシア草原とマーワラー・アンナフル(「両河の地」の意。アムダリヤとシルダリヤの間の地方)を結ぶ要地として10~15世紀ごろ栄えた。1218年チンギス・ハンがホラズム・シャー国に派遣した450人のムスリム(イスラム教徒)商人の隊商が、オトラル太守イナルチュクによってスパイとみなされて虐殺され、その結果モンゴルの西征が引き起こされた。1405年明(みん)朝征服に出発したティームール終焉(しゅうえん)の地としても知られる。[杉山正明]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

オトラルの関連キーワードアムダリア康居シルダリアチグリス川中央アジアシルダリア川花剌子模中央アジアの草原にてフジャンド《中央アジアの草原にて》

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone