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カテーテル catheter

翻訳|catheter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カテーテル
catheter

医療器具。プラスチック,ゴム,金属などでつくられた細い管で,体腔 (胸腔腹腔) や体内の器官 (胃,腸,尿道膀胱尿管,心臓,血管) などに挿入し,内容の排出採取薬液造影剤注入,圧力測定などのために用いられる。用途によって太さや長さは種々ある。カテーテルを用いた検査・治療法として,心臓カテーテル法肝臓カテーテル法などがある。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

カテーテル

血管や尿管などに挿入し、検査や治療を行うための医療用の管の総称。中は空洞で柔らかく、薬の点滴や体液の排出などに使われる。IABP(大動脈内バルーンポンピング)バルーンカテーテルは、チューブの先にバルーンがついている。足の付け根から血管に挿入。心臓付近で収縮し、心筋梗塞狭心症で弱った心臓の働きを一時的に助ける。

(2009-07-12 朝日新聞 朝刊 東海経済)

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デジタル大辞泉の解説

カテーテル(〈ドイツ〉Katheter)

体腔(たいこう)や尿道・膀胱(ぼうこう)などに挿入し、体や尿を排出させたり薬液を注入したりする細い管状の医療器具。

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百科事典マイペディアの解説

カテーテル

体腔の体液や消化器などの内容物の排出,薬物などの注入の目的に使用される管。ゴム製のものが多いが,金属・プラスチック製等もある。導尿,胃腸液採取,流動食注入,胃洗浄,酸素吸入時などに用いられる。
→関連項目カテーテルアブレーションクールナン血管造影検査消息子腎移植生体小腸移植尿閉バルーン療法腹膜透析膀胱鏡訪問看護ステーション

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栄養・生化学辞典の解説

カテーテル

 組織や血管などに挿入して,液を送ったり液を採取したりする目的で用いる管.

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世界大百科事典 第2版の解説

カテーテル【Katheter[ドイツ]】

主として外科領域で用いられる医療器具の一つ。胸腔や腹腔などの体腔内,または気管,食道,胃,腸,胆道,腎臓,尿管,膀胱,血管などの内臓内に挿入し,その内容物を排除したり,あるいは薬剤を注入したりするための管の総称。用途により,太さ,長さ,材質(ゴム,金属,合成樹脂等)はさまざまである。【小野 美貴子】

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大辞林 第三版の解説

カテーテル【katheter】

体腔または胃・腸・膀胱などにたまった液体の排出や、薬品などの注入に用いる管。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カテーテル
かてーてる
Katheterドイツ語

体腔(たいくう)または器官の内容液を排出するために用いる管で、金属性のものや、ゴム、シリコン樹脂などでつくられた柔軟性のものがある。なお、液体ばかりでなく気体の排出にも使われるし、体内に薬物などを注入するためにも用いられる。
 カテーテルは使用目的によって形や太さが異なる。ガス(おなら)を排出する目的で肛門(こうもん)から入れるものは太く、胃液の採取や排出に用いるものは、うどんくらいの太さである。胆管カテーテルも、ほぼ同じくらいの太さである。また、血管内に造影剤や薬剤を注入する目的で用いるものは、目的に応じて先端が曲がっており、太さもいろいろある。
 導尿の目的で尿道に入れるものにも、いろいろくふうされたものがある。もっとも一般的なのは、ゴムやシリコン樹脂などでつくられた先端が鋭くないネラトン・カテーテルである。バルーンまたはフォーレイ・カテーテルは、長時間の留置を目的としているため、先端近くに風船状に膨らませる部分がつくられている。チーマン・カテーテルは、尿道前立腺(せん)部を容易に通過させるため、先端はやや硬質で上を向いている。このほか、止血用、女子用、小児用、洗浄用など各種のカテーテルがある。[河村信夫]

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世界大百科事典内のカテーテルの言及

【心臓カテーテル法】より

…心機能や血行動態を知るための検査法の一つ。直径約1~3mmのダクロンで覆われた細い管(カテーテル)を心臓の各心腔内や大静脈,肺動脈,大動脈,冠動脈などに挿入し,心臓および血管系の形態や機能を直接的に観察しようとする方法。静脈あるいは動脈を切開し,そこからカテーテルを挿入するため,X線写真,心電図検査などを非観血的検査法と呼ぶのに対して,心臓カテーテル法を観血的検査法と呼ぶ。…

※「カテーテル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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