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カリエス caries

翻訳|caries

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カリエス
caries

主として慢性の炎症が原因となって,骨や歯牙などが壊疽に陥った状態をいう。以前は結核が原因になって脊椎骨盤肋骨などに病変の起ることが多かったが,最近はほとんどみられない。歯のう蝕 (俗にいう虫歯) の場合も,これは歯牙硬組織に生じたカリエスであり,欧米ではデンタル・カリエス dental cariesといわれている。

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百科事典マイペディアの解説

カリエス

〈骨が腐る〉という意味で,乾酪性壊死(えし)による骨質の崩壊現象をいう。原因は結核における二次感染によるものが大部分なので,今日ではカリエスは骨結核と同義に解されている。
→関連項目鳩胸深田久弥

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大辞林 第三版の解説

カリエス【Karies】

〔腐朽の意〕
肺結核に起因する二次的な結核の症状。脊椎・骨盤・肋骨などの骨が壊死、融解する病気。骨結核。骨瘍こつよう。骨潰瘍こつかいよう。骨疽こつそ
歯学で、虫歯をいう語。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カリエス
かりえす
caries

骨結核などの慢性疾患のため骨が栄養障害をおこして壊疽(えそ)に陥ったものをいい、骨瘍(こつよう)ともいう。俗には脊椎(せきつい)カリエスをさす。[編集部]

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世界大百科事典内のカリエスの言及

【脊椎カリエス】より

…脊椎における結核性病変をいう。カリエスとは〈骨が腐る〉という意味で,結核性という意味は含まれていないが,〈骨を腐らせる〉のは結核が最も多いところから,骨関節結核を一般にカリエスという。脊椎カリエスは,骨関節結核の一つで,その半数以上を占め頻度は最大である。…

※「カリエス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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