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カリグラフィー カリグラフィー calligraphy

翻訳|calligraphy

6件 の用語解説(カリグラフィーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カリグラフィー
カリグラフィー
calligraphy

一般に「正しい字形や配列に基づいて,美しく書き綴られた文字」あるいは「筆法」「筆跡」「能筆」をさす。ギリシア語の「よい」「書くこと」を意味する「カリグラフィア」に由来する。古くは西欧およびイスラムにおいて装飾写本,文書,書簡に用いられ,多くの書体を生み,活字書体の原形ともなった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

カリグラフィー(calligraphy)

欧文の文字を美しく書く技術。
主に抽象絵画で、文字を思わせる記号的形象。また、日本・中国の書に想を得た、筆勢による表現方法。
日本・中国における書道。

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百科事典マイペディアの解説

カリグラフィー

本来は,美筆の意で,イスラムや中世のミニアチュールで装飾に用いられた。現代では東洋の書のもつ象徴的表現や流動性に着目し,意味から離れて記号による造形という形でノン・フィギュラティフ絵画に適用したものをもさす。
→関連項目イスラム文化タイポグラフィー

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大辞林 第三版の解説

カリグラフィー【calligraphy】

文字を美しく書く術。能書法。書道。
絵画における書道的表現。現代抽象絵画で書道の筆勢や漢字の形体を応用した手法。

出典|三省堂
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知恵蔵miniの解説

カリグラフィー

西洋や中東などの、文字を美しく装飾する手法。1~2世紀の古代ローマを起源とし、西洋のアルファベットインドヒンディー語アラビア語などにおいて盛んに用いられてきた。現代のフォントに大きな影響を与え、広告などの商業デザインからプライベートにまで広く活用されている。現在ではデジタル技術の発達により、手書き文字をカリグラフィー風にするソフトも流通している。

(2013-1-15)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カリグラフィー
かりぐらふぃー
calligraphy

書、書法のこと。通常は、なんらかの美的様式をもった書法をさす。ヨーロッパでは、7、8世紀ころのアイルランドの写本、さらにカロリング朝写本、その後中世の写本において徐々に体系化され、16、17世紀に印刷術にとってかわられるまで展開をみせた。また、イスラムの写本にも優れたものがある。中国では、書そのものがすでに9世紀以来絵画と同等の美術品とされ、日本にも伝えられ独自の発展を遂げた。こうした書そのものをさす以外に、現代美術においては、第二次世界大戦後の抽象表現主義の画家たちが日本および中国の書(前衛書道まで含めて)に関心を抱いて影響を受けたことがあるため、抽象表現主義の絵画の描法についてこの語が用いられることが多い。[千葉成夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のカリグラフィーの言及

【書】より

…以上のほか,イランの〈ターリークta‘līq〉体,14世紀にタブリーズの書家ミール・アリーによって創始された繊細で流麗な〈ナスターリークnasta‘līq〉体,その変形で17世紀中期にヘラートのシャフィーアによって始められた複雑な〈シカスタshikasta〉体,古い〈タウキー〉体に代わりオスマン帝国のスルタンによって公文書に使用された〈ディーワーニーdīwānī〉体,〈ジャリーjalī〉体,西方イスラム世界のマグリブ地方で発達した〈マグリビーmaghribī〉体(12世紀以降)などの書体がある。アラビア文字【杉村 棟】
【西洋】
 ヨーロッパ諸語で〈書〉を意味する語にカリグラフィーcalligraphyがある。これは,ギリシア語の〈美しい〉と〈書くこと〉の合成語kalligraphiaに由来し,今日でもなんらかの美的配慮に基づく書法を意味する。…

【レタリング】より

…手書きの味を生かし量産する場合は手書き文字を原稿として,印刷やプラスチック成型をすることもある。(2)カリグラフィーcalligraphy 〈美しい書法〉の意味でもとは西洋のペンや筆による〈書〉とその技法をさした。印刷のない時代に写本をつくることから発展し,鑑賞を重んじ芸術にまで高められたものである。…

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