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カンラン(橄欖) カンランCanarium album; Java almond tree

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カンラン(橄欖)
カンラン
Canarium album; Java almond tree

カンラン科の常緑高木で,インドシナ原産。高さ 15~20m,幹の直径 1mにもなる。葉は互生し,奇数羽状複葉。5月頃,葉腋に集散花序を生じ,3弁の白色の小花をつける。核果は卵状楕円形で長さ 25~30mm,緑色または淡黄色に熟する。一種の香気と酸味があり,生で食べるほか,蜜漬,塩漬にする。熱帯各地に栽培される。同属の C. ovatumC. luzonicumはピリー piliと呼ばれ,フィリピン原産でいずれもカンラン同様食用になる。またカナリーノキ C. communeはマレーシア原産で街路樹にされる。なお,オリーブにこのカンランの名を与えたことがあるが誤用である。

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世界大百科事典 第2版の解説

カンラン【カンラン(橄欖) Chinese olive】

高さ数mから20m,時に30mになるカンラン科の常緑樹木で,インドシナから中国南部に分布する。果実が食べられるので中国や台湾で栽培され,鹿児島,沖縄地方にも植えられていることがある。葉は互生し,長さ40~50cmの奇数羽状複葉で,3~8対の小葉をもつ。小葉は長さ6~14cm,幅2~5cmの楕円形で全縁。雌雄異株。花は淡黄白色,直径数mmの小花で,葉腋(ようえき)から出る円錐花序または総状花序に咲く。

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