クロッキー(英語表記)croquis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クロッキー
croquis

美術用語。鉛筆,ペン,クレヨンなどによる建築,彫刻,絵画のための草案としてのデッサン。主として絵画技法として用いられるフランス語で,英語のスケッチに近い。対象の印象をとどめるための速写,あるいは最初の見取図などに用いられる。

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百科事典マイペディアの解説

クロッキー

物,人体の動きやボリュームなどの把握を短時間で試みる写生。鉛筆,コンテなどで紙に描く。クロッキーはフランス語で,英語ではスケッチsketchという。→素描

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大辞林 第三版の解説

クロッキー【croquis】

対象を短時間でおおまかに写しとること。また、その絵。特にコンテなどを用いてモデルを手早く描くものをいう。略画。速写。

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精選版 日本国語大辞典の解説

クロッキー

〘名〙 (croquis) 絵画で、全体の感じを大まかな線や陰影で短時間にえがく技法。また、その絵。鉛筆やコンテなどを用いる。英語のスケッチに相当するが、日本では小品写生をスケッチ、略画・速写画をクロッキーとわけて用いる。速写。
※風流京人形(1888‐89)〈尾崎紅葉〉七「あの時分は毎日クロッケーの御勉強でしたが此頃はどうです」

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世界大百科事典内のクロッキーの言及

【素描】より

…素描は大別して次のような種類に分けられる。(1)スケッチsketch フランス語でクロッキーcroquisという。実在の対象を簡略に写生したもの,あるいは対象なしに自由な発想をすばやく描きとどめたもの。…

※「クロッキー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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